おつかれさまです。
第二話の物語は
今回のお話では第三の主人公、異世界の研究者である小桜(こざくら)さんが登場します。
怪異「くねくね」から回収した謎の鏡面体を買い取る人物でもある小桜。見た目は小学生のように見えるが空魚や鳥子より年上のようだ。鳥子が探す閏間冴月(鳥子の家庭教師だった)の大学時代の友人でもあるらしい。空魚の右目と鳥子の左手の異常について尋ねたものの、わからないという。
小桜から報酬を得た後、再び裏世界の探索を開始した空魚と鳥子は、そこで肋戸という、神隠しにあった妻を探す男性と出会う。
三人は謎の足跡を追い、廃墟に向かうがそこで身長2メートルはある女性の姿をした怪異「八尺様」と対峙する。八尺様はその人の大切に思う人間の幻覚を見せ自らに取り込もうとする。
妻の幻覚を見せられ「八尺様」に取り込まれる肋戸。ついで閏間冴月の幻覚を追い求め取り込まれそうになる鳥子、そして彼女を引き留めようとする空魚。だが実際に幻覚を見せられていたのは空魚であった。
鳥子のおかげで意識を取り戻した空魚は右手で「八尺様」を認識し、鳥子の左手でそれを捕らえ、撃退することに成功した。
「八尺様」消滅の瞬間、肋戸が異世界の入口として使用していた秩父の神社へ飛ばされた二人。気がついた二人の手元には「八尺様」の帽子と肋戸が所持していた銃器が残されていた。
また埼玉?!
前回、第一話で脱出した異界から脱出した場所は、空魚が裏世界への入口として使用していた埼玉県の大宮だったわけですが、今回は埼玉県の秩父。鳥子が異世界の入口として使用しているのは東京の神保町と思しき場所。
異世界というのは神保町から埼玉につながる一帯に存在しているエリアなのかしらね。。。
昨今、何かとつながりのある一都三県のなかで異世界が千葉でも神奈川でもなく埼玉なのは何か意味があるんでしょうね。空魚の通う大学も埼玉にあるし。
今回のポイント
空魚が怪異を認識して鳥子がそれを捕らえるという役割。第一話に引き続き二人で一つ、共犯者≒相棒、というコンセプトのおさらい。そして鳥子の幻覚を見た空魚、つまり空魚にとっての鳥子の存在。
二人の危険な関係?をして「相棒」ではなく「共犯者」、秘密を共有する存在として、そういった言葉が選ばれているのかもしれない。そしてそれは異世界のことだけではないのかもしれないけれどね。
鳥子と空魚
自分と全く異なる華やかな美人タイプの鳥子に対して、地味で目立たない平凡な空魚が抱く憧れ、そして鳥子が慕う閏間冴月に対する嫉妬心。
それが「八尺様」に付け入られる隙を与えたわけだけど、空魚自身が自分の気持ちに戸惑っている感じがね、いいんですよ。観ている方にも、その心の揺れが伝わってくるというのかな。
主要な登場人物が女子ばかりで、肋戸=おっさんが一瞬で消滅するところとか、異世界というのはもしかしてもしかして、そっち系(どっち系?)の世界だったりするのかしらん。
空魚と鳥子の関係、今後が楽しみになってきたわね。
ところで
前回の「くねくね」に引き続き今回の「八尺様」。ほとんど何の説明もないままにあっさり倒されてしまうんですけども怪異とはいったい。。。
まとめ
空魚と鳥子、ただの相棒じゃないってことなのね(そうか?)。
今回はAmazonさんのプライムビデオで鑑賞しました!