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『映画プリキュアオールスターズF』を観てきたので感想とか(ネタバレなし)


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おつかれさまです。

いつの間にか復活祭とかおめでとうございます!

引用元https://2023allstars-f.precure-movie.com/news/?p=765

2023allstars-f.precure-movie.com

 

「F」って? 

ダメ人間のあたくしとしては制服姿の女子高生もしくは女子中学生が不思議な力で世界を救う話は好きなんですけども、じゃあプリキュアがそうなのかって言われるとあたくしの中ではそうではなくて、この映画も観る前から

 

「ちょっと違うにゃ~(何が?!)」

 

って感じだったのよね。プリキュアを応援するにはあまりに心が汚れてしまったことはさておきwまぁそもそもTVシリーズ自体を観ていないので

 

「違う」

 

も何もないんだけどwそんなわけで「オールスターズ」はともかく「F」ってなんだよ「F」って。

 

劇中でもとくに説明もなかったような気がする。もちろん

 

「F●ck」

 

じゃないのはわかるけど

 

「F●nky」

 

でもないでしょ?!とりあえず今宵は「Formula」の「F」ってことにしておこうかしらん。20周年のプリキュアでいうとPRECURE Formula 23 的な。フォーミュラといえば、こちらですよ、こちら。

 


www.youtube.com

 

あぁちょい30年前か。「今観てもカッコいい!」です。良識あるガンダムヲタのみなさまからすると失敗作らしいけどね。

 

プリキュアでも20年執念いや周年って、主な客層である幼女がパイセンのプリキュアたちを観て

 

「今観てもカッコいい!」

 

って思えるなら、今作、このお祭り映画は大成功。

 

プリキュアは、もうガンダムと同じで親子で楽しむコンテンツになっているんだろうね。まぁオールスターズ言うほど先輩プリキュアたちの出番があるわけでもないんだけどw

 

当代のプリキュアであるキュアスカイのファンである幼女軍団からすると先代はともかく平成プリキュアとか正直

 

「誰だよ?!」

 

みたいなところあると思うのね。まぁ言うたら仮面ライダー1号、2号とかのポジションで助っ人として登場されてもソラ・ハレワタールちゃん的には気を遣って疲れちゃう感じじゃないんかねぇ。先輩後輩はあっても上下が無いのが美しい関係ってか。この世界は先輩たちがわらわら登場しても、そこにはリスペクトしかない優しい世界なんだよ。

 

このご時世誰がいちばんとかは余計なお世話かしらん。

 

プリキュア世界のルールというか前提がわからないからにんともかんともなんですが、そもそも各プリキュアのいる世界は同一世界なのかパラレルワールドなのかで全然違うわよね。

 

閉口、いや平行世界であるならば先輩プリキュアの往年と変わらぬ若々しい姿も納得しますけども、まぁなんだ、同一線上の時間軸に存在している役職としてのプリキュアを代替わりで襲名しているとするとオトナプリキュアつーか

 

「アンタら、いい歳して何やってんのよ」

 

ってのはね、あると思います。それこそ

 

「早く現実に帰れ」

 

みたいな。そんな世知辛い現実の厳しさを突きつけるような映画ではなかったですよ、もちろん。

 

まぁほんとダメだね。歳とると理屈から入っちゃうからね。タイトルとか細けえことはいいんだよ。

 

あのね、大事なところはそこじゃなくて中身なんだよ中身。え?!中身ある?!う~ん、どうだろう(わりと失礼)。惰性でシリーズ続けてるだけでしょ?!いやいやあるある、めっちゃ中身あるって。今にも溢れ出しそうなほどの夢や希望が今作には詰まっているんだって。でも、それは心の汚れたあたくしみたいな大人にはわからねぇんだよ。てぃひ。

 

バランス 

こういう作品ってバランスが難しいとは思うのね。今、ソラちゃんの活躍を楽しみにしている幼女軍団にもすぐわかるメッセージと、何年か後

 

「あの時のソラちゃんの言っていたことが今ならわかる」

 

イコール

 

「今は何言ってんだかよくわかんね」

 

っていう、劇中での伝えたいことのバランスね。歴代プリキュアが出演する意味ってのはそこにあって、当時各々がリアルタイムで追いかけていたプリキュアが自分たちに伝えようとしていたメッセージ、あの頃は聞き流してしまっていたけれど、それなりに人の道を歩んできた今の自分なら痛いほどわかるって話ですよ。

 

何だそれ?!

 

いったい誰向けの映画なんだよ、これ。。。まぁそんなわけで20周年。お祭り、フェスティバルであります。ずっとプリキュアを追いかけてきたROLLING BOYS ROLLING GIRLSの為のお祭りというか、そうさ、あの日のプリキュアの言葉、

 

「今なら確かにわかる」

 

ROLLING BOYS ROLLING GIRLS

街中の屋上で階段で

さびついた観覧車で

ROLLING BOYS ROLLING GIRLS

出逢えない毎日にこれ以上

流されたくないから

 

そういうことよね、きっとって何が?!(大江千里先生どうもすいません)。

 

ROLLING BOYS ROLLING GIRLSってのはあいつとあたくしたち、彼女たちであり、美墨なぎさ雪城ほのかであり、ソラ・ハレワタールと虹ヶ丘ましろであり。

 

繰り返される出逢いとはいつか始まる別れの為の物語。二度と会うこと叶わずと思ったあたくしたちがこの『映画プリキュアオールスターズF』にて邂逅する時、スクリーンの向こう側とこちら側、クロスオーバーした涙の向こう側に見えてくる景色。それこそが今作の意味なんだよね。

 

いや、それ平たく言えばただの同窓会だろ。。。

引用元https://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/character/

インスパイア? 

世が世なら、こういうコスチュームの初音ミクちゃんが居てもおかしくないっていうか、あたくしとしてはそっち系統から入った感じ。あんまり大きい声じゃ言っちゃいけないのかもしれないけれど結構寄せてきてるよね。

 

そんなわけである意味、冒険しているような、していないようなデザインのソラちゃんことキュアスカイ。逆に圧倒的なまでに保険かけている感じのましろちゃんことキュアプリズム。どっちも正ヒロインとしての安定感はすごいです。

引用元https://www.toei-anim.co.jp/tv/hirogaru-sky_precure/character/chara2.php#charaarea

 

TVシリーズをちゃんと追っかけておらず、この映画をチョロっと観ただけのあたくしが、ソラちゃんとましろちゃん、このふたりのヒロインとしての在り様を語るのもおかしな感じもいたしますが、なんだろうなぁふたりともちゃんとしている、女子中学生ながら人として健全だなぁと。

 

昨今メンヘラ(失礼)入っている方がカッコイイみたいなところありますけど、そんなの絶対に嘘。清く正しく美しく、なんてったってアイドルいやヒロイン。ですよね?!

 

で、そんでまぁ映画を鑑賞した後に、TVシリーズも一応(失礼)観てみたんすよ。そうしたら貴女、敵というか悪サイドを倒すのに衛星軌道上からコロニーレーザーよろしくプリキュア・レーザー照射みたいな必殺兵器あるわけよ。

 

ちょっとやりすぎ(何が?!)というかカッコイイはカッコイイけど、これ街ごと吹っ飛んでんだろ!みたいなw

 

え~総評 

過去メンこと古のプリキュア、この面子ってのが現役なのかOGなのかポジション的にはよくわかりませんがキュアスカイを強く見せるために良識ある先輩諸兄いや諸姉?であるプリキュア姉さんたちが弱体化、ひろがるスカイチームによる強さのインフレってのはなくて、かつての幼女軍団にとって思い出は汚されることなく、そういう意味では誰も傷つくことなくきれいにまとまっているのね、この映画。

 

別の言い方すると初代の神格化みたいなこともない。OGヲタも現役ヲタも安心して悪サイドと闘えるっていうね。良いと思います。

 

で、そこは良いんだけれでもちょっとアレなところとしては今回の悪サイド。敵役。ネタバレになるからあんまり書けないんですけども、歴代のプリキュアが集結しなければ倒せないほどの強大な力を持った悪だったわけです。

 

しかしながらスクリーンのこちら側からすると正直

 

「誰?!」

 

みたいなね、ところはあります。ピンで考えたら今までのどの代のプリキュアよりも強い。つまりプリキュア20年の歴史のなかで最強の存在で、

 

「うちら、どうすんだ、これ?!」

 

ってのはね、映画を観てのお楽しみといいますか、作劇の着地点としては綺麗なところに落ち着いているんだけど、納得できるか納得できないか。

 

いつか今回の事はケリをつけなければいいかんと思う次第であります。プリキュアワールドにおいて今作の敵役、その存在、立ち位置は許されない。この優しい世界に

 

「誰が最強」

 

とかないんですよ!!

 

清く正しく美しく生きているソラ・ハレワタールと虹ヶ丘ましろ。ふたりがいや歴代のプリキュアたちが下した決断、その是非がいつか問われることになる、はず(そうか?!)。

 

まぁ時に間違った選択も人生にはアリっちゃアリでそこんとこヨロシク!!

 

何が間違いだったかなんて死ぬ時までわからんでしょ。それはあたくしたちもプリキュア姉さんたちも同じ。ただスクリーンのこちら側は自分たちの選択にケリをつけなきゃいけない時がくるというだけで。

引用元https://amzn.to/42qrZxz

 


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