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映画「水は海に向かって流れる」を観てきたので感想とか(ネタバレなし)


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音楽映画「キリエのうた」公開記念(何が?!)。

これもかなり前に観た映画で恐縮です。

 

「綺麗なお姉さんは好きですか?」

 

とか今だったら怒られそうなフレーズ、ありましたけれど今作はまぁそんな映画なんですよ。昔だったら許されるけど今だったら怒(ry

 

おつかれさまです。

happinet-phantom.com

土曜日の夜に 

といってもあたくしの場合仕事帰りですから、土日休みの方々のような金曜日の夜から続く終末いや週末感ってのは全然なくて、ヨタヨタした足取りでなんとか辿り着いた場末の映画館での鑑賞。

 

平日感覚 

何が平日感覚って、お客さんが四人しかいないこと。平時の昼間じゃないんだよ、土曜の夜なんだよ。

 

まぁなんですか

 

「映画の良し悪しってのは客の数じゃねえんすよ」

 

ってのは確かにそうなんだけど、原作付き、広瀬すずさん主演でもこんなものなのかしらん。公式サイトの

 

「大ヒット公開中」

 

の文字が目に沁みるというか、まぶしくて直視できないですよ。思わず画面の明るさを落としてしまいました(嘘)™。

 

今作は6月9日㈮公開。あたくしが鑑賞したのは6月24日㈯なんで、公開三週目。来場者特典とかはやっていないみたいだけれどちょっと寂しいわね。客席のカップルが

 

「人、居ねぇ!!」

 

とか思わず口走ってしまうほど。そういうこと思ってもいいけど口に出すなよ。それで傷つく人もいるんだよ!!YOUたちにはもっと相応しい映画あるでしょ、「T◯KY◯ MER」とかさ(全然伏せ字になっていない)。

 

まぁ週末の夜、デートにこんな映画(失礼)を選んでしまう二人のチョイスに幸あれといいますか、もっというと作り手のみなさんは客層としてどんな感じの方々をイメージしていたのかって話だよね。

 

「つまらなくしよう!、客が入らないようにしよう!」

 

と思って映画を作っている方はいないと思うんだけれども結果的に

 

「わかる人だけわかってくれればOKです」

 

みたな形でGOサインが出ちゃうのは商業とはいえ映画という総合芸術の性なのかしらね(何が?!)。

 

そんなこんなで 

泡沫サタデーナイト。場末の映画館に集まったあたくし含めて四人の客は映画「水は海に向かって流れる」に何を期待していたのか。

 

まぁ他人様のことは別にいいんだけどいいんだけどいいんだけどw

 

あたくしはの目当てはね、やっぱり?広瀬すずさん、そして當真あみさん、ね。なんだそれ?!いい加減にしろよ。おまえ映画をなんだと思ってるんだよ!おまえこそ内容なんかどうでもいいんじゃねえか。おまえみたいな客がいるからダメなんだろ。すいませんすいませんすいません。

 

気を取り直して 

で、今作、原作は漫画でアニメではなく実写で映画化。あたくしは原作未読で鑑賞した次第でありますのでキャラクター、舞台設定等原作改変なのかまんまなのかは分かりかねるところがありますが、あたくしの目当てはね(ry 

 

ここを乗り越えられるか 

若い人には新鮮に感じるのかもしれないけれど、映画のなかの舞台設定、キャラクター、スピッツの主題歌のせいもあって

 

「そもそもこんな状況ねえだろ。。。」

 

的な90年代感満載。まぁ世間的には90年代からほぼほぼ進歩してない(何が?!)から別にいいいんだけども、まずはここを乗り越えられるかが、この映画を楽しめるかどうかになってくるような気がいたします。

 

正直「ラブストーリーは突然に」が流れてきても

 

「まぁそうだろうな」

 

くらいのね、ものはあります。

 

で、これはパロディとしてじゃなくて直球で、なのね。ウケ狙いじゃなくて真面目にやってるの。原作のことは置いておくとして、そもそもこの映画の企画、2020年代の空気感を詰め込んだとかそんなんじゃないと思うのよ。だから「今」とか「リアル」とか「なう」を期待している層には壮絶に肩透かし。2023年6月に90年代の空気を吸う試みに耐えられるかどうかって話。

 

当然、あたくしのような棺桶に片足突っ込んだくたばり損ないには

 

「今更これかよ」

 

感ってのはあるのね。それは確かにあるんだけども悪い気がしないのはなんだろう、劇中の広瀬すずさんのセリフにあるんだけれども、若い頃、自分もそう思っていた、いや今も心のどこかでは、そう思っていること。

 

観ている側(今宵客席は四人でありますが)にとっての

 

「今も」

 

ってのをきちんと言葉にできているからってのはあったわね。

 

ネタバレなしなのでそのセリフが何なのか、どんな言葉だったのかってのは書けませんけどもw器用な自分を夢見て生きていく。でもそれが本当にあるべき姿なのかってのはわからない。それがわからない自分自身に向けて、ラストシーンのあの言葉だと思うのよね。

 

なんだそれ何言ってんだかさっぱりわかんねぇ。そもそも今2023年の10月14日(土)なんで6月24日(土)に観た映画のセリフなんてネタバレ以前に憶えているわけねぇだろがよ(てぃひ)。

 

え〜とね 

広瀬すずさんは感情の機微がすごくわかりにくい役柄だったんですけどもダブルヒロイン?である當真あみさんの方は本当に真っ直ぐ、どストレートで真逆の存在。いわゆるひとつの

 

「あの頃、こんな子が居てくれたならあたくしも道を踏み外さなかった(何が?!)」

 

という意味で正ヒロイン。當真あみさんの容姿と相まってなんて素敵に都合のいいエンジェルポジション。だがそれがいいんです。わからないままわかったフリをし続ける

 

広瀬すずさん=大人

 

とわかりすぎるくらいわかっている

 

當真あみさん=子供

 

のヒロイン対比も客席のダメ人間にはとってもジェラシー・ジェラシーで良し。

 

え〜総評 

原作未読なので鑑賞中に原作(完結済み)の内容を意識することってのはなかったんですけどもダイジェスト感もまったく感じないのでちゃんと作っているというか劇場作品として原作と距離を置いたところで、エンターテインメントとして自立している作品なのだなぁと(何が?!)。

 

あとね、猫ちゃん。めっちゃ猫ちゃん推ししている?けど劇中では実際そうでもないのねwそんなだから猫ちゃん好きは過剰な期待は禁物。劇場物販で猫ちゃんグッズまであるんだけど言うほど出番ないし、みたいな。

 

原作だとキーパーソンならぬキー猫なのかしらね、よくわからないわ。映画を観終わったあと、この猫ちゃんに対しては人間以上に気を使っていることがビンビン伝わってくるんですけどもやっぱり感想としては

 

「言うほどか」

 

っていうね。いや90年代と違って昨今色々と煩いんだろうね。

 

この映画を観た人が最終的に感じることはそこじゃねぇんじゃねぇかなってのはありますけど作り手側としたら130分ちょいかけて客席のみなさん(今宵は客席は四人でありますが)お伝えしたかったことはそれなのか、と。

 

う〜ん、どうだろう(何が?!)。実際は

 

「當真あみちゃんハァハァ・・・」

 

で猫ちゃんのことは、あんまり記憶に残らないんじゃないかな(そうか?!)。

 


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