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「冴えない彼女の育てかたfine」観てきたわよ!その3週目(ネタバレありでございます)


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おつかれさまです。

そんな冴えカノから始まるサタデーナイト

さてそろそろ劇場の客層は来場者特典目当てのマジメな冴えカノヲタのみなさまで空席以外は満席状態になってまいりました。いやねぇ来場者特典7週連続配布予定っていきなりかましていましたけど、あたくしの最寄りの映画館さんではちょっと7週ももたなそうw3週目の土曜日で2回まわしって冷や汗ジリリキテルって感じですわよね。書き下ろし小説にランダムとはいえ色紙つきなんて豪華な特典で真っ向勝負のリピーター頼み(失礼!)。ランダム色紙も書き下ろしでみんな可愛いと思うのだけれどメルカリなんか見てみるとicy tailってあんまり人気ないのね。まぁ今回の劇中ではモブ的扱いだしねぇ。最近、原作者による書き下ろし小説ってヴァイオレット・エバーガーデン外伝でもそうだけど原作ファンの方にはたまらないわよね。それしかも7週つまり7冊だからねぇ。

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引用元https://saenai-movie.com/novelty/?novel

彼女=ヒロインの立ち位置とか

今日はね、あたくしも三週目、まぁギャルゲー的には三周目というのかしら。別のルートはないけれど見方は変わってくるわよね。誰もが憧れる存在だけれど、めんどくさい性格のヒロイン、加藤恵さん。最近観たアニメ映画だと「天気の子」も「空の青さを知る人よ」も主人公が使っているのiphoneなんですよ。でも冴えカノの加藤さんが使っているスマホXPERIA(劇中ではXRAIPE?)。もうこれだけでアニメ映画界のどこにでもいる普通の女の子でなくてちょっと変わってる。だけど劇中では霞ヶ丘先輩や澤村・スペンサー・英梨々さんといったさらなるストレンジ・ガールズがいるもんだから相対的に普通ポジションの「冴えない彼女」的位置に立つことになっている加藤恵さん。まぁもちろんアニプレックスさん的な事情もあったりするのだろうけど、こういう小道具にもね、ヒロインとしての在り方というか立ち位置が見えてきますわよね。

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引用元https://www.sonymobile.co.jp/campaign/xea10_saenai/

その他大勢に染まることなく「だから私は、Xperia」的な自意識過剰、でも自称過剰でない「普通」なスタンス。それが今作のメインルート、加藤恵さんの魅力なのよね。で、実際「だから私は云々」いう子いたらめんどくさいでしょ?w霞ヶ丘先輩や澤村ちゃんみたいに特別な才能がある子がそんなこと言わないのに倫也君曰く「敷居の低い、なんとかなりそうな女の子」である加藤さんのこだわり。先輩ルートでもなく幼馴染ルートでもない、これといって属性のない冴えないメインヒロイン。みんなにとって特別な存在であった倫也君が彼女にとってはふつうの存在で、才能のある人たちに「追いつかないもの同士ちょうどよかったんだよ」と言えてしまう加藤さん。澤村ちゃんじゃなくても「何よ、それ。。。」って思っちゃうわよね。

冴えない彼女の冴えない彼女たる所以

あたくし的にはメインヒロインとして加藤恵さんっていまひとつ(失礼!)と思ってしまうのだけれどねぇ。彼女自身もエンディングで「ヒロインになれたかな?!」って疑問形で終わっているしねw

 

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