ハァハァ。。。ハァハァ。。。
ハァ。。。ハァ。。。恥ずかしながら帰って参りました。
(別にジャングルに潜伏していたわけじゃないわよ)
ネタバレなしですが
いやもうほんとうにこれですよ、これ。これが答えだって。
「free!後編どうだった?」
って不意に誰かに訊かれたら、
「これだけ読んでおけば十分ですよ」
って感じ。内容的にはこの10行で済んじゃうわね(何が?!)。前回までのfree!とか今回のfree!とかすべてがこの10行に凝縮されてる。はじめてのフォーリンラブだったあの日からラブイズオーバーまで。というか全然オーバーしていないのが今作の最大の問題だったりするわよね。
納得した方いらっしゃる?!
しつこく言う様でなんですけどもネタバレじゃなくてもね、ここに書いてある通りなんですよ。だから今回の映画というかfree!ね、このページ見ちゃダメだよね。まぁ公式サイトを見ちゃダメってのもちょっとおかしな話だけどねw
物語としてはこの10行が全てだから(かなり失礼!)。あとはねぇ肩幅の広いお兄様たちがくんずほぐれつしているシーンを楽しんだらいいよってね。割と真面目に。最終章なんて大上段にかまえたわりに
「俺たちの闘いはこれからも続く」
的な。いやこれずっと追いかけてきたfree!ヲタの方は納得できるのかしらね。本当にこれで満足しているのかしらね。通りすがりであるニワカのあたくしからするとちょっとねぇ
「ほんとうにこれでいいのかしらん」
ってところなんですけども。。。全然、物足りない。クライマックスはいったい何処へ?っていう。
さぁ気を取り直してまいりましょう
で、ストーリーとしては上に貼ってある画像の10行で十分なんですけども(しつこい!)これ誰視点で誰に感情移入して誰を追いかけるのが正解なのかしらね。どうもスッキリしないままなんですよ、鑑賞後も。
自分語りもほどほどに
いや、それ劇中の肩幅の広いお兄様たちのことじゃなくてあたくしのことなんです、はい。というかお兄様たちは寧ろ語らなすぎでしょっていう。
「もう最終章なんやで?!言い残しておくことはないの?!」
っていうのはあります。
今は身も心もダルダルのあたくしですが
こう見えてあたくし実は若い頃、水泳、そうスイミングスクールに通っていたものですからリレーの経験なんかもあるんですけども、こういったね、チームとしての信頼関係とか全くなかったもんだからw正直羨ましいわよね。
肩幅の広いお兄様たちの絆が、劇中での、というか水中での、というか彼らのくんずほぐれつの繋がりが、あの頃のあたくしにもあったならば決してそう決して道を踏み外すことなどなかったことでしょう!
やっぱり現実世界だと
「アイツが悪い、コイツが悪い」
みたいになっちゃうじゃない?!絆とかいっても澱んだ水の中じゃ結局上っ面だけだからさ(あたくしの周辺世界だけだったらごめんなさいね)。いやほんと同じ水泳話でも全然爽やかじゃなくて大変恐縮です、はい。
綺麗な水じゃないと生きていけない
水のなかにいる時ってのは自分しかいない。自分との闘い、
「一人でやるしかねえ」
って世界なんだけども、水から顔をあげるとひとりじゃないって、ほんとうに素敵なことね。手を掴んでさ、プールから引き上げてほしいわ。
なんて語るほどfree!を追いかけてきた訳じゃない、ニワカオブニワカ、人生という名の澱んだ流れに溺れかけている、そんなあたくしが観たfinal strokeって話でございますよ、今夜は。
いやー忘れた
完全に忘れた。何が忘れたかって前編ね。前編の物語はすっかり忘れてしまいました。だから正直、話としてはよくわからなかったんだけどねw
だけどスクリーンのなかは前編のことはまるでついさっき今しがたのような勢いで進んでいくもんだから最初から置いてきぼり(あたくしだけ?)。
前回までのあらすじはあった方がスッと入っていけたんじゃないかしらね、あたくしみたいなfree!素人も。まぁ物語としては上に貼ってあります10行十分なんだけどね(しつこすぎ)。
最終章だけあってわらわらお兄様たちが出てきちゃうけど誰が誰やら状態で個々のキャラクターのヲタの方は物足りないんじゃないかしらん。
この子たちの因縁いやしがらみwいやまぁもっと良い言い方あるとは思うんですが決着ついたかなぁ。う~ん、なんかちょっと雑な感じがしたわねぇ。
で、みんなが納得できる終わり方ってのは難しいんだろうけど、これ皆さま納得できたのかしら完結編として。満足できているのかしらん、ずっと追いかけてきた方たちは。う~ん。
ヒロインが清々しいまで蔑ろ?
ドキッ‼男だらけの水泳大会ってか。いや実際そうなんだけどw昔は「女だらけの水泳大会」的なテレビ番組があったらしいんですけども今やったら完全に怒られちゃうわよね、きっと。
で、この「男だらけの大会」。水の中でも外でももみくちゃですよ。でもね、ウェットな感じは全くない。水泳の話なんだけどそういう意味ではドライ。乾燥注意報なくらい。
そのあたりはいわゆるヒロイン不在の作品だからなのかな。どうなんだろう、女子のつけ入る隙はなさそう、いやないわ。まったくなかったわ。
まあ女性主人公って意味でのヒロインのことで、性差を越えた意味でのヒロイン(なんのこっちゃ)はずっといるんだけれども、なんと言うか中途半端なのよね。
性差を越えるというのが男と女を超越したって意味じゃなくて悪い意味でのどっちつかずというか。乳首見せないようにして限界ギリギリローライズしてる意味ないじゃんなんてね、思ったりするわけですよ。フィジカルな部分で少女にメタモルフォースしたところで人としての在り様をさ、問うてるわけですよ(何が?!)。
男同士でもなく女同士でもなく言ってしまえばその存在は男と女でもなく、あらゆる意味でフリー(何が?!)。もみくちゃになったローライズの向こう側は結局どうなってんだっていうね。そういうことだと思うんです、はい。
答え合わせ
最終章だから色々なことの答え合わせ的に今までの登場人物が絡んでくるのも誰視点というかね、俯瞰と言えばそうなんだけどブレブレで体温を感じない。もっとこうエモーショナルでもいいと思うのよね。若いんだし。
競技シーンとの緩急だったとしてもね、妙に肩幅の広いお兄様たちが距離の探り愛2022みたいな、スクリーンのこちら側からすると
「真っ直ぐこいよ!」
って感じ。いや水泳のコースとしては真っ直ぐなんだけど何だろうなあ、何だか全てのことに無理矢理意味を見出だそうとして、口だけになっちゃっているような印象なのよね。
「本当にそんなこと思っている?!」
って問い質したくなるような。だから恋愛映画としてはあえて言いますけども物足りない結末だったんじゃないのかしらねえ。
恋愛映画?かどうかって、その前提から違うわと言われそうで大変恐縮でございます。でもスポーツ根性ものでもないわよねwだって出てくる子が全員、身も心も小奇麗過ぎるわよ。
そうなの?!
はるちゃんをね、女の子として、観ている方が自分を投影してみるとね(なんのこっちゃ)、MMK(モテてモテて困っちゃう)ファイナル・デスティネーションってことなのよ。つまるところ。
何がつまっているのか何処がつまっているのか。求められて求められて。ただひたすらに求められて。でも結局誰か一人を選んだりはしないの。ズルいわね。はるちゃんはほんとうにズルい子。
ズルいって言えば
まったく完結させる気がないわよね、これ。これじゃいつでもいつまでも
「またまたfree!」
「もっともfree!」
「free!リターンズ」
「まだまだfree!」
「さらばfree!」
ってな勢いで戻ってこれちゃう。はるちゃんは誰かのものになるでもなくまさにまさしく永遠にfree!ってか。こういう終わり方は嬉しいかなぁどうだろう、ちゃんと完結してほしい気がするけども。まぁ映画の内容としてはね上に貼ってある10行で十分なんですよね(ほんとうにしつこい)。
松岡江ちゃん出番なさすぎ問題
コ〇ンだったかホ〇ックだったか。あれは何を観た時か忘れちゃいましたけど上映前の予告編で〇〇監督の新作のやつ流れているんですよ、今。
「また女子高生が不思議な力で云々かよ」
とか思うんだけどさ(ナマ言ってすいません)。free!に関してはまったくそういうのなくてw
時代が必ずしも正しいとは限らないから(h jungleさんすいません)ってスタンスはともかく松岡江ちゃん出番なさすぎだろうと。これはちょっとありえない。制服姿の女子高生が世界を救うわけでもなく、ここまで蔑ろにされていいのかってね、ことなんですよ。
もったいない。ここにも一筋の青春の光があるんやでと。free!最終章とは松岡江最終章でもあるわけだからさ、そこは京アニさんにもしっかりしてほしかった(何が?!)
だから、そういう呪縛からさっさと解き放たれろや
で、七瀬遥クンに男らしさを求めるなら前編、女らしさを求めるなら後編って感じかな、あたくしは。
まぁそいういうありもしない共同原理の嘘である「らしさ」から解き放たれようぜ!ってのがfree!シリーズの裏テーマじゃねぇかなとは思うんだけどスクリーンのこちら側、作品を観ているこっちはまだまだそこまで大人になれねぇわなw(誰だよ)
え~総評
まったく何も完結していない。これに尽きます。こんなことなら前編だけで良かったわ。
なんてね、てぃひw
まぁつまりこういうことなんですよ。