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TVアニメ「裏世界ピクニック」第四話の感想とか


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おつかれさまです。

進まない物語 

というわけで、そろそろ裏世界について何か進展があるのかと思いきやほとんどなしといいますか。もう第四話なのに大丈夫なんだろうか。

 

原作ものだから先を急ぐ人はそっちを見て頂戴って感じなのかしらね。いやアニメはアニメでちゃんと一つの作品として進めていかないとダメだろうと思うんだけどねぇ。。。

で、物語は 

「怖いから裏世界に行くのはもう辞めようよ」というつもりが「見ず知らずの閏間冴月のために命をかけられない」という話になってしまい鳥子とそれっきりになってしまった空魚。

 

その後、どうやら鳥子はひとりで裏世界に行ってしまったらしい。助けを求め小桜邸を訪れる空魚であったが頼みの小桜からは同行を断られてしまう。そんな時、突然、怪異が小桜邸を急襲。空魚と小桜は怪異を撃退するものの、そのまま裏世界に入り込んでしまい、鳥子を捜索することとなった。

 

ひょんなことから空魚の身の上話になり、実は鳥子と空魚がともに両親がなく似た境遇であることがわかる。

 

裏世界のなかで鳥子のマンションを見つけた空魚は、閏間冴月に導かれ、そちら側へ連れていかれそうな鳥子を発見する。怪異が見せる閏間冴月の姿を完全に信じ込んでいる鳥子には空魚の声が届かない。空魚の攻撃に寄って退散した怪異。正気を取り戻した鳥子。ふたりは無事に帰還する。

 

物足りなさ 

何が物足りないって毎回色々な怪異の存在があるわけだけど、ほとんど軽いタッチというか。あんまり必死に逃げ回ってる感じがしないのよね。いや作中では、空魚なんかは命の危険まで感じて裏世界探索を躊躇しているわけだけど、怪異に対する畏怖の念っていうのかな。画面のこちらまで伝わってこないんだよね。

 

まぁそれは先住者のテリトリーに無断で侵入してくる空魚や鳥子に対しての怒りなのか、誰でもいいから見かけたら襲ってくる通り魔的な存在なのか、なんの説明もないせいもあるわよね。

 

空魚たちが怪異に対してどういうスタンスなのかわからない。そして裏世界の危険度やヤバさっていうのがまったく見えてこない。なんで襲われるのかっていうのは重要でしょ。

 

怪異から見た時に空魚たちが加害者なのか被害者なのか。銃器を持ってウロウロしている人間が正当なのか。そもそも君らがいちばん危険なんじゃないのかい?!っていうのはね、ありますよ。

 

怪異と人間のどちらが邪魔者なのかっていった時に裏世界においては人間の方が異端なわけで、じゃあ元々の住人である彼らに対してのリスペクトがあるのかっていうとそうでもなくて只管に被害者ぶっているだけ。

 

毎回の騒動の先に何があるのか、ちょっと筋の通ったところをそろそろ見せないと飽きてきちゃうよね。

 

時空のおっさん 

今回の怪異のひとつに時空のおっさんという裏世界に迷い込んだものを追い返す存在があるのだけれど、まったく追い返せてないという、無力な存在。

 

怪異がこちらの世界に干渉している様を描かないからいつでもぽっと出の新人みたいな軽い感じになっちゃうし、まったく悪意とか邪な気を出してないから怖くないんだよね。これから先もずっとこんな感じなんだろうか。。。

 

まぁそれはそうと 

毎回のお約束で鳥子が空魚に感謝して、空魚が赤面する。このふたりの関係もじれったいというかまぁ人付き合いの下手な空魚次第なんだけども、ほんとうに一ミリずつしか進んでいないというか、お楽しみはこれからなのか、この微妙な距離感のまま走り続けるのか。

 

ふたりで共に過ちを犯す=共犯者に本当の意味でなることできる日は訪れるのか、っていうね。

 

原作もこんなまったり進行なのかな。。。


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