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TVアニメ「裏世界ピクニック」第十話の感想とか


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おつかれさまです。

お肉好き好き 

今回はなにかありそうで結局なにもないパターンといいますか、ほとんど毎回そうじゃね?といわれればそんな気もするし。まぁ簡単に言ってしまうと焼肉屋さんに行くのに道に迷った後輩を探しにいく話。

物語は 

焼肉を食べに行くことになった紙越空魚と仁科鳥子と小桜だが、そもそもは瀬戸茜理の思いつきらしい。待ち合わせ場所のビルの前にいた仁科鳥子の話だと瀬戸茜理は席を確保しに先にエレベーターで行っているという。

 

唐突に瀬戸茜理からの電話があり、どうやら焼肉屋が見つからない。というより話を聞いていると、このビルが裏世界への入口になっていたのか瀬戸茜理は途中の中間領域に迷い込んでしまったようだ。

 

紙越空魚と仁科鳥子、そして合流した小桜は瀬戸茜理がいると思われる5階へ急行する。

 

5階で瀬戸茜理を見つけた紙越空魚たち。瀬戸茜理の話によると先を歩く紙越空魚の姿を追いかけていたという。瀬戸茜理が正気にかえりホッとしたのも束の間、通路の奥から何者かが迫ってくる。

 

全力疾走でエレベーターに戻り、脱出をする四人。扉の向こうに閏間冴月が現れるが紙越空魚は仁科鳥子の左手を借りて撃退したところで気を失ってしまう。気がつくと四人は10階の焼肉屋に向かうエレベーターのなかで倒れていたのだった。

え?!これだけ?! 

う~ん、物語っていうかこれだけでしたね、今回は。正味20分弱のTVアニメとはいえ、この内容のなさはちょっとどうなんだろうと。

 

仁科鳥子が瀬戸茜理に連絡先をあっさり教えてしまったことにちょっぴりジェラシーな紙越空魚とか、いちばん怖がりなのにいざとなったら自分をおいて逃げろという小桜の心意気とかそういう、ちょっとオーバーな言い方すると人情の機微とでも申しましょうか。そいういうのをニヤニヤしながら楽しむ回だったのかな。

 

エピソードそのものは、ちょっとホラー系としては酷すぎない?(失礼!)。原作の焼肉屋エピソードは読んでいないのですけれど、原作のエッセンスを見事なまでに映像化できていないであろうことは想像に難くない。

 

いくらなんでも後輩を追いかけて行って捕まえたら、今度は何だかわからない煙に追われてエレベーターに飛び込んで

 

「はい、脱出成功!焼肉屋到着!」

 

これはないんじゃないの(失礼!)。

何がしたかったの? 

今回は瀬戸茜理救出という大義がすべて。そんなわけでミッションコンプリートなわけだから細けえことはいいんだよ!ってことなのかもしれないけど、シリーズ全体を通して見た時に、今回の物語は必要なの?って話よね。

 

正直、これあってもなくてもどうでもいいエピソードでしょ(失礼!)。結局のところ「閏間冴月」で匂わせ、ずっと引っ張っているけど核心に近づくわけでもないし第一話からブラブラしているだけで何やってんだっていうね。

 

もう第十話なんだから、そろそろ伏線回収に入れよ。これじゃドリフのコントばりに毎回

 

「空魚!うしろ!うしろ!」

 

ってパターンやってるだけやんけ。いや寧ろそれがやりたいのかもしれないけどね。。。

 

まったく進んでいるように見えない紙越空魚と仁科鳥子の関係。匂わせばかりの閏間冴月、そして謎というにはあまりにもほったらかしの怪異と裏世界。毎週毎週何やってんだ、なんてね。

もうちょっと 

まぁあとね、もうちょっと何とかならんのかなぁというのは怪異のキャラクターデザインね。難しいのはわかります。得体のしれない存在を画にしないといけないわけだからね。

 

ただ今回の煙とかさ、見るからに銃でどうにかなる相手じゃないのに、結局エレベーターに逃げ込んだ時には銃を連射して撃退しているわけですよ。煙が実体化したならエレベーターの扉に挟まれた時にそのまま閉まらないだろうと。逆に実体化してないなら銃は意味ないし。

 

そのあたり原作ではどういう描写なんだろう。いやこれはTVアニメという映像作品として、きちんと説得力を持たせなきゃいけないんだから原作頼みしちゃダメでしょう。

 

元が漫画、コミック版なら「画を動かしました」でいいけど原作が小説なら多かれ少なかれ

 

「これじゃねぇ!」

 

っていう批判はあるわけで、そりゃ予算とか縛りはあるだろうけど原作の知名度に頼らない説得力ってのを作っていかないといけないんじゃないかと思うのよね。

 

それがアニメ化の意義というかさ、わざわざアニメ化したんだからそこまでやった方がいいんじゃないのかしらん。もったいないよね。

 

個人的には左の方(上巻)の方が好みです。

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引用元https://amzn.to/3m054En

ちょっとあざといわよね(失礼!)。


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