いや試聴かよ!ってのはありますが、今更な話ですいませんです。「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」を観てきたついで、いやせっかくなんで感想とか書かせてください。
おつかれさまです。
まずはyoutubeにて
これは
正直な話、ずっと活動を追いかけてきた良識ある先輩諸兄からするとある意味言葉にできない、言葉にならないと申しましょうか。
「今更、既発曲のremixとかいる?!」
一粒で二度というか何度も美味しいとかそんな話じゃないだろうと。いやそんな話なのかもしれないけれどwライブで昔の楽曲をやるのは良いと思うのね。実際、近年はほとんどまともな活動をしていなかったわけだから、むしろ昔の楽曲しかやるもんねぇだろうと。それはわかる。わかります。あたくしのようなボンクラでもわかります。
でも新譜が半分remixとかは「ちょっと」というか「かなり」わからんですよ。もっと言っちゃうと「まったく」わからない。
相変わらずファンが求めることってのは素直にやりたくないのかもしれないwちょっと言葉が過ぎますけど収録曲を見たときに
「なにそれ?!ギャグ?!(失礼)」
っていうのがね、最初の感想ですよ。多くのTMヲタの方にとってもそうだったんじゃないかしらん、と。
あくまで
YouTubeの試聴だからね、もちろんちゃんと全編通して聴いたわけじゃないけれど感想としてはやっぱり
「なにそれ?!ギャグ?!失礼)」
ってなもんでした。小室哲哉さんプロデュースのSKE48 Team Sのアルバムが最高!!だったかと言われれば全然そんなことはないんだけれども(失礼)
「それっぽい」ものを作ろうとはしていたのは感じたんですよ。どこかで聴いたことがあるようなフレーズだったり音だったりでも「それっぽい」。
「それっぽい」ってなんだよって言われたらそりゃ貴女、少なくとも
を作ろうとしていたってことですよ。それらしいものを届けようとはしていたと思うんですよ。
でもね
今回のTMnetworkのアルバムを試聴した限りでは小室哲哉手掛ける新作を
「誰かに届けたい」
っていう感じじゃないわよね。もちろん構想云年とかそんなんじゃなくて、ひらめきで良いんだけれど、どうにもこうにもお茶を濁す(失礼)と申しましょうか締切までに間に合わなかった(失礼)と申しましょうか。
試聴しただけだからやっつけ(かなり失礼)とまで言いませんけど、どう考えても
「兄貴!!兄貴!!」
「待たせたな」
って雰囲気ではないわよね、これ。
結局のところ
いろいろな考えの人がいて
「若い頃みたいなペースではもう作れないんだよ」
っていうのもごもっとも。だけどもう枯(ryとは全然思わなくて、結局のところ60過ぎのおじさんが三人集まって
「どうする?!」
ってのがね、ないんだと思うんですよ。で、もっと言ってしまえば誰に向けて、おそらく中心のリスナー層である40代、50代の、もしかしらたメンバーと同世代のオッサンオバサンいや紳士淑女に向けて、提示できるものがとくに思い浮かばない。まぁ
「ない」
というか期待を込めて
「まだ見えない」
という言葉の方が良いのかしらね。でもあんまり残り時間ってないじゃない?!お互いにwもう流石にいい加減、良くも悪くも地に足のつかない浮足立った暮らしをしなくなってしまったであろう世代に
「金色の夢」
とか響かないわけで
「TMnetworkはこれで行きます」
って宣言できるようなものはね、もう難しいのかな。
「これから」ではなくて「これまで」
が日々のテーマになってしまうのは送り手も受け手も只管歳を重ねてきた今、仕方のないことなのかしらん。リリースの時期的に
「今年の夏に聴きたい1枚」
なんだろうけど、人生の季節で言えばすでにもう秋であろうTM世代には
「懐古」であり「回顧」
そして「これから」があまり見えない、そんな匙加減がある意味ちょうどいい仕上がり、なんてね(何が?!)。
で、現物が届く
近年は新作も音楽配信サービスで聴くことができますが、そこは古い人間なんでやっぱり現物、CDを購入しました(先行予約とか特典目当てじゃないよ、念の為)。やっぱりファンとしたら一聴して良い悪いじゃなくて新作リリースされたら買っちゃうんですよ。ゆうても、この先、何枚もリリースないでしょ(失礼)。
「よーし、Amazonさんから届いたからさっそく新アルバム聴いちゃうぞ!」
って思うんだけどパッケージを開封するのも面倒くさいのでwいやなんていうのかしらね。試聴した印象だと
「あ〜」とか「う〜」
くらいしか言葉が出てこないので、認知(ryいや歳はとりたくないというか、このご時勢、CDを再生するのも熱量が必要と申しましょうか。
「アレクサ、TMnetworkのDEVOTIONをかけて!」
「◯✕の△△を再生します」
「誰???」
知らない方の知らない音楽がひたすら流れる。う〜ん、CDを再生した方が早いかも。
で、なんだかんだでアレクサも理解してくれて最終的にはサブスクで聴くことができました、はい。まぁ新作くらいちゃんと現物聴けよってことかしらん。そんな今宵、如何お過ごしでしょうか(何が?!)
で、聴きましたわよ
あのね、やっぱり試聴動画じゃなくて全編ちゃんと聴くとね、全然違います。好みってのはあると思いますけど案外ね、新曲と旧曲の質感、バランスともに悪くないのね。
旧曲のことを知らない方が聴いたらまったくの新作としても通用してしまうような。いやそういう世代の人がこのアルバムを手にとってくれるかはわからないけれど、あたくしのようなくたばり損ないがグタグタ言うようなレベルではなくて旧曲が多い日も安心。
とはいうものの古くからのファンからするとボーナス・トラックではなく今作の中心になりがちな旧曲に違和感がある方もいらっしゃるかと。
前回のツアーをパッケージ化したもの的な受け取り方をすればいいのかもしれないけれど、純粋な新作を期待していた層からすれば、せっかくのリリースの機会にこの中途半端なスタンス(失礼)には
「これ、どうなの?!」
的疑問もありありで。
え〜総評
「tk remix 最高!」
いやそれ新作としてどうなのってのは確かにあり、旧曲は別盤の方がいいんじゃねぇかな、と。良いんだけとダメなんすよ(何が?!)。
痛快!ロックンロール通りとかカメリアダイアモンドとか思い出しちゃうでしょ?!流石に走馬灯のようにってわけじゃないけどアレンジが変わってても記憶の奥奥底にあるのはメロディなもんでエニタイム中身のない薄っぺらな人生ではありますが、様々なトラウマいや雑念によって2023年のナウい新作に没入することができないところがね、正直あります、はい。
あ〜あとはですね、どうせ前回のツアーからの流れだったら
「あの夏を忘れない」
これも収録してほしかったわね。ぶっちゃけ何がいちばん足りてないって、この楽曲のような徹底したコマーシャリズムいやど直球のポップス感だと思うんですよ。
賢明なるTMヲタのみなさんは90年代初頭のそういう流れはもういいよって方もいらっしゃるでしょうけれど、今の畏まった?TMnetworkが忘れてしまったものってハイレグクィーンロマンスでしょ?!(何が?!)。
じゃあコマーシャリズム溢れる「劇場版シティハンター 天使の涙」のオープニングの「Whatever Comes」がどうだったかっていいますとね、
「ピンとこねぇなぁ!(わりと失礼)」
ってのがね、最初の感想。映画を観た方もそうだと思うんだけども、これはぶっちゃけ劇場で流れていない部分がカッコ良いんですよ。いやカッコ良いところを劇中で使ってくれよってのはあるけどねw
おススメは「tk remix」っていやそれだけじゃないけどw