おつかれさまです。
2022年の話ばかりですいませんです。
たまには大都会へ
大都会の映画館。拙宅の近所じゃ上映しておりませんでしたので仕方なくイルミネーション輝く果てしない大都会に遠征してまいりました。
まぁ果てしない大都会って言ってもさいたま新都心駅にありますM〇VIXさいたま(全然伏字になっていない)さんにお邪魔した次第です、はい。あたくしの住んでおります埼玉県内だとここしか上映していないんですよね。
まぁ居る場所もないもんだからコクーンシティで暖を取りながらw開場まで時間を潰しておりました。というかコクーンシティを徘徊しておりましたら、いつの間にか開場時間になっておりました。徘徊癖のある方ってこんな感じなんだろうね(何が?!)。
さいたま新都心の駅から映画館のあるコクーンシティまで改札口右に曲がって徒歩三分くらい。途中に椅子があるのですけれど、この季節に、イルミネーションの下、棺桶に片足突っ込んだような、くたばり損ないが震えながら一人で座っていたら色々と見てくれが悪いわよね。そんなわけで用もなくウロウロ徘徊していたわけです(それはそれで見てくれ悪い)。
まぁ今時4700円+手数料330円、合計5030円払って年の瀬にわざわざ映画館でglobeの映像を観ようなんて思う奇特な人?がいるのかしらんと思いきや貴女!最前列以外は満席。さすが果てしない大都会。もぎりのお姉さんもシュッっとしているわけだわ。あからさまに垢抜けているわけだわ(何が?!)。
あたくしの行きつけの場末の映画館だと、もぎりの方は基本ダルそう(失礼)いや眠そう(暇過ぎ?)だからねw
そんなこんなでリマスター?!
これはもう仕方のないことなんだろうけどwリマスターとか聞くと映像がめっちゃ綺麗になっているような気になるじゃないですか。でも現実ってのはいつの時代もキビシイもんだから成るようにしかならんっていうのかしらね。仕上がり、出来としては
「う~ん、2022年末にこれ?!」
だよね。いやもとが90年代だから、そんなもんなんだろうけどね。。。
モザイク処理?!
いやねぇリマスターって色々期待してしまいますけど正直な話
「モザイク処理?!」
とか
「ドット絵?!」
みたいなシーンがね、あるわけですよ。もちろん全部が全部そうではないんだけれども、まぁオープニングからしてそんな感じだったので結構厳し目の鑑賞体験とでも申しましょうか。ダメだろ、これ(失礼)。
↑これだけ観るとそんなことなさそうでしょ?でもねぇ映画館のスクリーンサイズだとなかなかね。正直スマホで観る程度でちょうどいいですよ(かなり失礼!)。
で、セットリスト
今回はまるっきりただの既発作品の上映会というわけでもなくて、未発表の映像もございます。追加の編集もございます。セットリストについてはネタバレなしということで触れませんが公式サイトに未発表曲含めてまんま公開されていたりするので、それはちょっとどうなのと。
まぁいいんだけどいいんだけどいいんだけどwまぁリマスターよりもこの上映の為の特別編集に意味があるってことで。実際セットリストの最後の楽曲は、小室哲哉さんのヲタは感涙ものじゃないかしらね。ぶっちゃけこの一曲の為に年の瀬に5030円(手数料込)を支払ったといっても過言ではない。きっとそうっすそんな気がするっす。
画質の話はさておき
まぁTMN終了時の東京ドーム公演の映像も映画館で観たらこんなもんだったから、そういうもんなんだろう、90年代。音はね、さすがに映画館だから、それなりに聞こえますよ。それだけに画質の件は残念だったなぁと。
でも巨大なドームのステージをギターを抱えて走り回る若き日の小室さんとか、何をやってもシルエットが絵になるマークとか、ライブパフォーマーとしてはまだまだ駆け出しでも全力でぶつかってくるKEIKOとか。
時代というか小室ブームの頂点、globeってのは小室哲哉さんの新ユニットってことでデビューからある程度完成された状態のものを見せていかなければならなかったと思うんだけれども、まぁそれはこのライブでも爆発していて、最初のツアーって感じじゃあないよね。
ただ、このツアーは2ndアルバムのリリースに合わせた内容でglobeのお客さんが求めていたのは1stアルバムの姿だったりしたもんだから2ndアルバムからの新曲をやる度に会場のオーディエンスwとステージ上との現場での温度差が時空を超えてスクリーンのこちら側にも犇々と伝わってくる感じ。あったよね。
今聴いても2ndアルバムは圧が強いというかハイレベル。しかしながら大衆の望むglobeの姿とはわりと乖離していて。それでもきちんとエンターテインメントとして仕上げてくるってのは流石。今聴いてもイカしてる。寧ろ今も聴きたい。
賢明なる小室ヲタの先輩諸兄からすると小室ブームの頃の作品は大衆に媚びた受け狙いの音楽でつまらないらしいけども、
「でもこうやって生きてて みんな許してくれるの?」
なんて歌詞があの絶頂期に出てくるってのはね、ある意味2ndアルバム、作品のテーマだったりするこの言葉がね、歌詞になるってのが、いつかすべてを失くしてしまいそうな、破滅に向かう予感を抱えながらこの道を駆けていくことを止めることもできない。そんな生き様がカッコいいよ。2022年のglobeの姿を思うとこの言葉、本当に刺さりますよ。素晴らしい。
1stシングルの
「煙に巻かれたようなおいしい話も 今じゃそんなに騒いでいられない」
ってのもすごかったけど、不安を抱えたまま時代の先端を走り続けなければならない立ち位置の苦悩ってのは、そこに確実にあったよね(何が?!)。
で、なんの話でしたっけ?!
今回の上映作品は、特定のある日のライブをはじめから終わりまで通しで収録したものではなくて、ツアーの編集版だからドキュメンタリー映像としては好き嫌いはあるよね、きっと。
編集版ってのは一曲の中で映像の切り替えが多くなりがちで、観ている方としてはわりと疲れる仕様(失礼)。尺が短ければそういうのもカッコいいと思うんだけれども120分オーバーだとかなり目が疲れます(歳のせいじゃないよ、念の為)。
このご時世にglobeな客層
これは全然わからないwもうまともに活動していないグループだからね、年末の平日に映画館に集まるってのはどんな客層っていうか、上映中にスマホ弄ったり、心にうつりゆくよしなしごとを都度音声に変換しないといけない
「言葉の放屁」「屁のマシンガン」
を堪えきれない色々なところがガバガバな熟女とか。まぁglobeだけに客もFREEDOMな感じでwここは女子トイレじゃなんだから鏡に向かって貴女とふたり自意識の垂れ流しみたいな行為は勘弁してくれよな、と。
あたくしは映画ヲタではないですけども、劇場で映画を観れば観るほどマナーに関しては先鋭化してくるって話はよくわかります。今回は映画ではなかったけれど話声やスマホの光は気になるわよね。
まぁ今時globeの映像をマジメに鑑賞するような人間は最果ての地、さいたま新都心には居なかったということで(何が?!)wいや多くの方は静かに鑑賞していましたよ。こんなの観にくるの、さすがにもうみんないい歳だろって話です、はい。
え~総評
スクリーンからなるべく遠い席にての鑑賞をおススメ。それでも映像的にはなかなか厳しい。スマホサイズは言い過ぎだけどw映画館のスクリーンではお世辞にも当日の興奮云々なんてレベルじゃない。
あの頃の出来事が走馬灯のように思い出されることもとくになく、今も昔も昔も今も空っぽの人生に乾杯なんて思う次第であります。
正直90年代のこととか、今となってはもはやそれが現実だったかどうか怪しいってもんでしょ。感覚としては、いやもうすべてが夢だったのかもしれないくらいで。
まぁこうして映像として残っているわけだから、あの頃の小室ブームもglobeというグループも確かにあったのだろうけどもw今やその残り香すらも感じられない、伝説になり損ねた感はあります。
やっていることは今でも全然ナイスな内容だから、それだけにこのレベルの映像しか残っていないってのがね、本当に残念。音源はいいんだけど映像がね。。。
おまけ音源
音源といえば当時ライブ中に録音した1曲をCDにして会場にいらっしゃる1名様にプレゼントってのがあったのね。
で、今回の上映会でもそれを模しての来場者特典として1曲、作中?ライブでレコーディングした楽曲をストリーミングで鑑賞できるってのをやったんだけど、これがまた全然ダメ(失礼)。
大人の事情はあるんだろうけど、アプリをダウンロードして期間限定の配信とか年末にわざわざ映画館まで来てglobeを観ているようなハードコアなヲタには届かないわよね。
どうせたいした人数じゃないんだから(失礼)当時を模して円盤で渡してくれよって思うわよね。今日日再生環境のない人もいるかもしれないけれどさ、無地のCD-ROMでもパッケージの方が嬉しいでしょ。90年代小室ブーム、globeはCDバブルの申し子なんだからwもうね、そういうとこが全然ダメ(失礼!)。
90年代の特典音源をアプリで配信とかマジでセンスねぇわw配信とパッケージじゃ有難味が違うよ有難味がw
BOX買いました。やっぱり記念なら円盤、パッケージだよね。あたくしも聴くだけならAmazonmusicで済ませてしまいますけどもw