おつかれさまです。
まぁなんですか
今回も実写映画なので感想というか雑談です。ネタバレなしというか映画の内容は予告編を観ていただいたらね、まぁだいたいわかるくらいの感じです、はい。
いや全然わからねぇ。。。
だからといって
しかしだからといって予告編で十分ってことはなくて。いや物語としたらわりと十分なんですけどもwこの映画の肝はやはり実車のドリフトシーンだからね。こればっかりは予告編だけじゃ物足りない。全然物足りない。やっぱり劇場のスクリーンで楽しんでほしいです。迫力が違います。
予告編じゃなくて本編を観たらきっとドリフトしたくなると思います。あ、実車じゃなくてeスポーツの方ね。実車だと非常に危ないからね。くれぐれも実車じゃなくてeスポーツの方でお願いしますね。
物語は
まぁそんなわけで、ネタバレしませんけども、そんな危険な実車の世界に主人公が飛び込んでいくことになるんですが、話自体はトンデモながらとんとん拍子にテンポよく進んでいくので鑑賞中も鑑賞後も「おいおい!」っていうツッコミを入れる気にはならないんです。
ドリフトシーンとドラマシーンのバランスも良くて
「俺もドリフトできるんじゃね(eスポーツで)」
って気になる、気がしてくる。これ大事。やっぱりね 映画を観ている時に
「これは映画だからな!」
って思わせてしまうような作品はダメ。ダメって言ったら言葉が過ぎますけども作品世界に全然引き込んでいないってことだからね。その点、この『ALIVE HOON(アライブフーン)』は安心しておススメできますよ。観ている人に
「設定が~」
とか
「ルールが~」
とか考える隙を与えちゃダメなんです。ズバリ
「細けぇことはいいんだよ!」
まぁ100歩譲って映画館からの帰り道にそんな風に思わせることができたなら映画としては大成功。作り話にリアリティを求めるのはいいんだけどいちばん大事なところはそこじゃなくて
「俺もドリフトできるんじゃね(eスポーツで)」
と思わせることでしょ(何が?!)。
リアリティの話
ドリフトシーンはすごく説得力があってとってもカッコいいんです。ただストーリーのリアリティっていう意味では物語がサクサク進んでいくせいもあって気にならないけど実際は
「???」
な部分もあるんだよね。映画館から拙宅に辿り着いてトップバリュベストプライスヌードル「しょうゆ」にお湯を入れる。待つこと3分。その3分の間に思い返してみると
「???」
って程度の話なんだけどね。作り手側の仕事のひとつは
「如何にお客さんを騙すか」
であるわけで客は客でお金を払って騙されに映画館に行くわけです。絵空事と承知の上で観ている人を作品の力でどこまで騙せるか。嘘だってわかっているんだからせめて鑑賞中はそのことを思い出させないでくれよって話ね。
鑑賞後に
「そういえば。。。」
って思い返すレベルならうまいこと騙してくれたなっていうところです、はい。良い映画ってだいたいそうでしょ。
「よくよく考えたら。。。」
って後で思うもの。鑑賞中に
「そんなわっきゃない(Z)」
と考えさせないのが良い作品で、そういう点ではやっぱりこの『ALIVE HOON(アライブフーン)』は良くできていると思います。
音楽について
別に今作の音楽、劇中曲等が悪いって話じゃないのよ。ただね、あたくしの好みもありますけどこの映像だったら音楽は m.o.v.e じゃねーかな、と。ほんとうに個人的な趣味ですけどもw
え?!それ同じドリフトでも「頭文字D」だろって話もありますけどw良いものは良いからね。せっかくなんで m.o.v.e の楽曲を使ってほしかったなというのはあります。今聴いてもカッコいいわよ、ほんと。公道最速を目指したくなるしね。
いやこの映画は公道じゃなくてサーキット、レース場でのバトルだしプロのチームなんで安心してください(何が?!)。
え~総評
難癖つけようにもつける場面がないというか本当にね、サクッと観る分には良い映画ですよ。汗と涙と感動っていうにはクドさも熱量も足りないんだけどw別に
「感動巨編でなくてもいいじゃない!!」
と思わせるくらいに画力があるし、うまいこと観客をスクリーンの向こう側に連れて行ってくれる、そんな作品だったわね。まぁ押しつけがましさは全然ないんでそこが物足りないって人はいるかもしれないわね。