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劇場版「からかい上手の高木さん」を観てきたので感想とか(ネタバレなし)2回目


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おつかれさまです。

前回から一か月 

何をしていたか全く記憶にないんです、はい。ただただ暑かった。なんでしょう、何もない日常を淡々と繰り返していたんではないかなあと。ダメだろ、それ。

 

で、また同じ映画観に行ったの?!って言われちゃいそうですけども、まぁ内容とか基本的に憶えていないからね。正確にはすぐ忘れちゃうといいますか。歳はとりたくないね。でも2回くらいはふつうに鑑賞できますよ(来場者特典目当てじゃないよ、念の為)。

 

ランダム特典目当ての方とか一日に5回回しくらいするじゃない?!そういう熱量はすごいなって思います、はい。よっぽど好きじゃないと連続鑑賞とかできないわよね。

 

今作は何かギミックがあるとかとんでもない映像体験とかそいういうのとも無縁の世界だからリピートってわりと苦行な部類(失礼!)で、だから作り手側としたら4週連続で週替わりのEDを用意したりと苦労いや工夫をなさっているご様子。

 

で、そういうのに釣られて仕方なく?リピートしてみると1回目を観た時とはまた違う感想が出てきたりするもんで、ブログとしては書かないですけども2回以上観ている映画もあります。

 

最近だと「犬王」もブログ書いたあとにもう一回観に行きましたね。で、やっぱり初回とは全然違う印象になりました。映画館とか座席の位置によっても見えるものが違ってきたりしますしね。

 

というか高木さんの話しろよって?!まぁそうなんだけどwあまりにも平和ボケした世界だから(失礼)そんなに語ることも無かったりです、はい。

 

白状すると俺は嫉妬していた 

そう。白状すると俺は西片に、そして高木さんに嫉妬していた。ニヤキュン(公式)™なんて話じゃなくて、映画館の床で完全にのたうち回っていた。ふたりの

 

「終わらない日常」

 

が心底羨ましかったんだ。だからふたりの姿を見る時は悔しさに負けないようにいつも歯を食いしばっていた。ポップコーンを口いっぱいに詰め込んで叫び出しそうになるのを必死に堪えていた。もちろんドリンクなんて注文しないから、それはまさに乾いた砂を噛むような感触だ。だが悔しさに圧し潰されそうな自分を鼓舞するにはそれくらいでちょうどいい。俺にはあり得ない

 

「終わらない日常」

 

が妬ましくて妬ましくて気が狂いそうだったんだ。

 

劇場版では 

西片と高木さんのふたりが、いや、あの世界の住人がみな

 

「一回きりの、そして中学生最後の夏休み」

 

を意識し始める。そしてそこに何か特別な意味を見つけ出そうとする。やめてくれ。あぁ本当にやめてくれ。俺が何も見つけられず途方にくれることすらできなかった、何もない、あの夏。おまえらだけかけがえのないものを手に入れようとするんじゃねぇ。

 

俺がこの作品に憧れていたのは通りすぎてしまった過去へのノスタルジーなんかではなく、永遠に終わることのない、神の領域。常世の住人に対しての想いなんだ。そこは何も変わらない、何も足さない何も引かない時の止まった世界のはずなんだ。

 

なんでおまえらまで現実の世界に戻ろうとするんだ。勝手に目を覚まそうとしているんじゃねぇ。時計の針を動かそうとするな。いやスクリーンのこちら側を現実世界に戻そうとするなよ。竜宮城の住人に未来とか関係ないんだよ。おまえたちは今、この現在、この瞬間を繰り返していればいいんだよ。

 

って「からかい上手の高木さん」を観ながら 

まぁそんな風に考えながら、この作品を観ている人はあんまりいないというかまぁいないだろうけどもw俺がこの劇場版にあった違和感ってのはここのところなんだよね。

 

「終わらない日常」

 

そこには過去も未来もなくて、只管、ただひたすらに現在の関係しかないと思っていたのに、「時の流れ」に決着をつけようとする意思。これがね、前にも後ろにも行かなくていい、思い出すら過去の記憶という「今の出来事」である西片と高木さんが、流されてきただけだった「時の流れ」になにかしらのケリを付けようとするのが大変に居心地悪いというかw

 

ふたりに大人になんてなってほしいなんてこれっぽっちも思っていなかったりするのです、はい。そして大人になりきれない俺をここに置いていくんじゃないっていうね、そんな寂しさも正直あります。

え、そんな映画なの?! 

あ、そんなヘビーな話なのって言われたら全然違うんですけどもwまぁ原作未読の俺が西片と高木さんの世界線にそんなに強烈な思い入れがあったのかよ?!と言われれば答えは

 

「ノー」

 

だし、ポップコーンを口に無理矢理詰め込んで嗚咽をこらえるような映画かよ?!と言われればやはり答えは

 

「ノー」

 

なんだよね。ほとんどのオーディエンスにとってはむせび泣くような話ではなくて、幸せになる西片と高木さんに拍手を送る

 

「いい最終回だったな~」

 

的な感じだと思うんだけどね。まぁ言ってみたら「ロマンスの神様、どうもありがとう」的なw

え~総評 

まぁたまにはこんな感想もあっていいと思うんだけどね。なんだろうな。動き出した時計の針というか西片と高木さんが遠くにいってしまったような気がして寂しくはあるね。しかしながら

 

「ふたりとも戻って来いよ!!」

 

とは全然思わないんだけどw置いて行かれた感は正直あります。

 

映画「五等分の花嫁」のラストを観た時は、心の底から風太郎と四葉に拍手を送りたいっていう気持ちでいっぱいだったんだけど、なんで西片と高木さんのことになると素直に喜べないwというか。

 

俺は本気で高木さんのことが好きだったのかもしれない。え?!そっち?!

まぁそのあたりのことは次回鑑賞時の感想の時にでも。

 

ってまだ観るのかよw

 

 

over driveって言ったらm.o.v.e一択だろ高木さん!!


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