2019/05/05
どうも。
新宿ピカデリーで「バースデーワンダーランド」を観てきました。
劇場内は良い感じで冷房が効いていて、午前中仕事を片付けてきた後
だったのでついつい何度か意識を失ってしまいましたw
キャラクターデザインに惹かれて内容もよくわからず観に行った
のですがなんとも不思議な映画でした。
主人公アカネが異世界を冒険して日常に戻ってくる話なのですが
ほとんど苦労らしい苦労もなく
「めでたしめでたし」
となってしまいます。
異世界での本当の意味での「悪人」が存在しないために
そもそもの異世界を救うという目的があまり緊張感なく
達成されてしまう。
いったいこれ誰向きの映画なんだという思いがしました。
冒険やファンタジーを期待した人には肩透かしだし
友情や家族、周囲の人たちとの絆に比重があるわけでもないし
作画、音楽、演技がずば抜けているということもなく
そして問題なのは特別悪いところがない点なのです。
良い意味でも悪い意味でも
箸にも棒にも掛からぬ存在に仕上がってしまったといいますか。
何とも言えない不思議な作品でした。