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TVアニメ「裏世界ピクニック」第三話の感想とか


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おつかれさまです。

揺れる想い 

今回はストーリー的には取り立てて目新しい展開もなく、新たなる登場人物もいない回でした。ちょっと尺稼ぎっぽい印象もあるんだけど流石に第三話でそれもないだろうと。。。

物語は 

例の神保町にあるビルから裏世界探索に訪れた空魚と鳥子。弾薬や備品を置いていた、補給ポイント代わりの小屋を目指し北東に進む。

 

しかしながら辿り着いたのは限界集落の廃村、巨頭の村。誰もいない村のなかで、怪異「巨頭」の群れに襲われる二人。多勢に無勢、辛うじて表の世界とつながる扉である祠を見つけてなんとか帰還に成功する。

収穫ナシ?!

補給ポイントである小屋にも辿り着けず、怪異である「巨頭」を倒すこともできず手ぶらで命からがら裏世界より逃げ帰ってきた空魚と鳥子。裏世界の恐ろしさってことなんだろうけど、ダンジョン系のRPGなんかだとこの

 

「手ぶらで命からがら」

 

って感覚はすごくわかりますよね。しかも収穫ナシっていう。

 

自分がプレーヤーだったらまぁそれもいいんだけど、これTVアニメだからね。ただそこだけ見てしまうとストーリー的にはまったく面白味がないというかwとくにこれといった進展も謎解きも今回はないしね。

今回のポイント 

今回は冒頭での

 

「このまま鳥子に乗せられて裏世界探索を続けていていいのだろうか」

 

という空魚の迷いがポイント。

 

空魚は鳥子の女性的な魅力、容姿に惹かれてズルズルと付き合っているわけだけれど本音の部分では

 

「このままでいいのかな」

 

っていう迷いがある。それは鳥子の気持ちが自分にはないと思っているから。

 

前回で明らかになったように空魚のなかにはいつの間にか鳥子を想う気持ちと鳥子が探し求める閏間冴月に対する嫉妬が生まれていて、自分でもその反応に戸惑っているのよね。

 

もちろん身の危険というのもあるのだけれど、このままだと鳥子の虜になってしまいそうな自分にブレーキをかけようとしている。しかし本音の部分では鳥子の魅力に抗えない自分がいたりする。

堂々巡り 

この空魚の堂々巡りをあらわしたのが今回のお話って感じがするのよね。今までは裏世界に入ってきた場所と裏世界から出てきた場所は異なるポイントであったわけだけど、今回に関してはお馴染みの神保町のビルから探索に入り、そのビルへの通り道の路地から帰還する。ほぼほぼ同じ場所をループしていた感じ。

 

そして帰還後も空魚の迷いは消えていない。どこにも踏み出すことができない空魚の心情を表現した回なのよね。ただひとつ救いがあるとすれば、鳥子が

 

「空魚は頼りになる」

 

とストレートにハッキリと言ってくれたこと。まぁ別の言い方すると鳥子のそういうところが堂々巡りをしがちな空魚にとってまぶしいんだよね、きっと。自分には迷いなくそういうことを言えないし言う相手もいないから。。。

聖地対応 

神保町や埼玉といった首都圏が舞台に、しかもわりと実際のビル、建物をリアルに描写しているのは取材のしやすさもあるのだろうけど昨今のアニメにおける「聖地」作り、のちのちの作品外での展開も考えてのことなのかしらね。

 

いや原作未読なんで、どの程度リアリティを持たせているのかわからないのだけれど「舞台めぐり」アプリなんかでも対応できそうな感じするわよね。

 

異世界の方はどこだかわからんのだから入口と出口を散策してARで写真撮るっていうね。ちょっと楽しみにしておくわね。

 

コミック版。あたしのなかでは鳥子はもうちょっとスレンダーなイメージなのよね。グッスマさんからフィギュアも出たりするのかしらねぇ。

 

siro-touch.hatenablog.com

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