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『映画プリキュアオールスターズF』を観てきたので感想とか(ネタバレなし)

おつかれさまです。

いつの間にか復活祭とかおめでとうございます!

引用元https://2023allstars-f.precure-movie.com/news/?p=765

2023allstars-f.precure-movie.com

 

「F」って? 

ダメ人間のあたくしとしては制服姿の女子高生もしくは女子中学生が不思議な力で世界を救う話は好きなんですけども、じゃあプリキュアがそうなのかって言われるとあたくしの中ではそうではなくて、この映画も観る前から

 

「ちょっと違うにゃ~(何が?!)」

 

って感じだったのよね。プリキュアを応援するにはあまりに心が汚れてしまったことはさておきwまぁそもそもTVシリーズ自体を観ていないので

 

「違う」

 

も何もないんだけどwそんなわけで「オールスターズ」はともかく「F」ってなんだよ「F」って。

 

劇中でもとくに説明もなかったような気がする。もちろん

 

「F●ck」

 

じゃないのはわかるけど

 

「F●nky」

 

でもないでしょ?!とりあえず今宵は「Formula」の「F」ってことにしておこうかしらん。20周年のプリキュアでいうとPRECURE Formula 23 的な。フォーミュラといえば、こちらですよ、こちら。

 


www.youtube.com

 

あぁちょい30年前か。「今観てもカッコいい!」です。良識あるガンダムヲタのみなさまからすると失敗作らしいけどね。

 

プリキュアでも20年執念いや周年って、主な客層である幼女がパイセンのプリキュアたちを観て

 

「今観てもカッコいい!」

 

って思えるなら、今作、このお祭り映画は大成功。

 

プリキュアは、もうガンダムと同じで親子で楽しむコンテンツになっているんだろうね。まぁオールスターズ言うほど先輩プリキュアたちの出番があるわけでもないんだけどw

 

当代のプリキュアであるキュアスカイのファンである幼女軍団からすると先代はともかく平成プリキュアとか正直

 

「誰だよ?!」

 

みたいなところあると思うのね。まぁ言うたら仮面ライダー1号、2号とかのポジションで助っ人として登場されてもソラ・ハレワタールちゃん的には気を遣って疲れちゃう感じじゃないんかねぇ。先輩後輩はあっても上下が無いのが美しい関係ってか。この世界は先輩たちがわらわら登場しても、そこにはリスペクトしかない優しい世界なんだよ。

 

このご時世誰がいちばんとかは余計なお世話かしらん。

 

プリキュア世界のルールというか前提がわからないからにんともかんともなんですが、そもそも各プリキュアのいる世界は同一世界なのかパラレルワールドなのかで全然違うわよね。

 

閉口、いや平行世界であるならば先輩プリキュアの往年と変わらぬ若々しい姿も納得しますけども、まぁなんだ、同一線上の時間軸に存在している役職としてのプリキュアを代替わりで襲名しているとするとオトナプリキュアつーか

 

「アンタら、いい歳して何やってんのよ」

 

ってのはね、あると思います。それこそ

 

「早く現実に帰れ」

 

みたいな。そんな世知辛い現実の厳しさを突きつけるような映画ではなかったですよ、もちろん。

 

まぁほんとダメだね。歳とると理屈から入っちゃうからね。タイトルとか細けえことはいいんだよ。

 

あのね、大事なところはそこじゃなくて中身なんだよ中身。え?!中身ある?!う~ん、どうだろう(わりと失礼)。惰性でシリーズ続けてるだけでしょ?!いやいやあるある、めっちゃ中身あるって。今にも溢れ出しそうなほどの夢や希望が今作には詰まっているんだって。でも、それは心の汚れたあたくしみたいな大人にはわからねぇんだよ。てぃひ。

 

バランス 

こういう作品ってバランスが難しいとは思うのね。今、ソラちゃんの活躍を楽しみにしている幼女軍団にもすぐわかるメッセージと、何年か後

 

「あの時のソラちゃんの言っていたことが今ならわかる」

 

イコール

 

「今は何言ってんだかよくわかんね」

 

っていう、劇中での伝えたいことのバランスね。歴代プリキュアが出演する意味ってのはそこにあって、当時各々がリアルタイムで追いかけていたプリキュアが自分たちに伝えようとしていたメッセージ、あの頃は聞き流してしまっていたけれど、それなりに人の道を歩んできた今の自分なら痛いほどわかるって話ですよ。

 

何だそれ?!

 

いったい誰向けの映画なんだよ、これ。。。まぁそんなわけで20周年。お祭り、フェスティバルであります。ずっとプリキュアを追いかけてきたROLLING BOYS ROLLING GIRLSの為のお祭りというか、そうさ、あの日のプリキュアの言葉、

 

「今なら確かにわかる」

 

ROLLING BOYS ROLLING GIRLS

街中の屋上で階段で

さびついた観覧車で

ROLLING BOYS ROLLING GIRLS

出逢えない毎日にこれ以上

流されたくないから

 

そういうことよね、きっとって何が?!(大江千里先生どうもすいません)。

 

ROLLING BOYS ROLLING GIRLSってのはあいつとあたくしたち、彼女たちであり、美墨なぎさ雪城ほのかであり、ソラ・ハレワタールと虹ヶ丘ましろであり。

 

繰り返される出逢いとはいつか始まる別れの為の物語。二度と会うこと叶わずと思ったあたくしたちがこの『映画プリキュアオールスターズF』にて邂逅する時、スクリーンの向こう側とこちら側、クロスオーバーした涙の向こう側に見えてくる景色。それこそが今作の意味なんだよね。

 

いや、それ平たく言えばただの同窓会だろ。。。

引用元https://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/character/

インスパイア? 

世が世なら、こういうコスチュームの初音ミクちゃんが居てもおかしくないっていうか、あたくしとしてはそっち系統から入った感じ。あんまり大きい声じゃ言っちゃいけないのかもしれないけれど結構寄せてきてるよね。

 

そんなわけである意味、冒険しているような、していないようなデザインのソラちゃんことキュアスカイ。逆に圧倒的なまでに保険かけている感じのましろちゃんことキュアプリズム。どっちも正ヒロインとしての安定感はすごいです。

引用元https://www.toei-anim.co.jp/tv/hirogaru-sky_precure/character/chara2.php#charaarea

 

TVシリーズをちゃんと追っかけておらず、この映画をチョロっと観ただけのあたくしが、ソラちゃんとましろちゃん、このふたりのヒロインとしての在り様を語るのもおかしな感じもいたしますが、なんだろうなぁふたりともちゃんとしている、女子中学生ながら人として健全だなぁと。

 

昨今メンヘラ(失礼)入っている方がカッコイイみたいなところありますけど、そんなの絶対に嘘。清く正しく美しく、なんてったってアイドルいやヒロイン。ですよね?!

 

で、そんでまぁ映画を鑑賞した後に、TVシリーズも一応(失礼)観てみたんすよ。そうしたら貴女、敵というか悪サイドを倒すのに衛星軌道上からコロニーレーザーよろしくプリキュア・レーザー照射みたいな必殺兵器あるわけよ。

 

ちょっとやりすぎ(何が?!)というかカッコイイはカッコイイけど、これ街ごと吹っ飛んでんだろ!みたいなw

 

え~総評 

過去メンこと古のプリキュア、この面子ってのが現役なのかOGなのかポジション的にはよくわかりませんがキュアスカイを強く見せるために良識ある先輩諸兄いや諸姉?であるプリキュア姉さんたちが弱体化、ひろがるスカイチームによる強さのインフレってのはなくて、かつての幼女軍団にとって思い出は汚されることなく、そういう意味では誰も傷つくことなくきれいにまとまっているのね、この映画。

 

別の言い方すると初代の神格化みたいなこともない。OGヲタも現役ヲタも安心して悪サイドと闘えるっていうね。良いと思います。

 

で、そこは良いんだけれでもちょっとアレなところとしては今回の悪サイド。敵役。ネタバレになるからあんまり書けないんですけども、歴代のプリキュアが集結しなければ倒せないほどの強大な力を持った悪だったわけです。

 

しかしながらスクリーンのこちら側からすると正直

 

「誰?!」

 

みたいなね、ところはあります。ピンで考えたら今までのどの代のプリキュアよりも強い。つまりプリキュア20年の歴史のなかで最強の存在で、

 

「うちら、どうすんだ、これ?!」

 

ってのはね、映画を観てのお楽しみといいますか、作劇の着地点としては綺麗なところに落ち着いているんだけど、納得できるか納得できないか。

 

いつか今回の事はケリをつけなければいいかんと思う次第であります。プリキュアワールドにおいて今作の敵役、その存在、立ち位置は許されない。この優しい世界に

 

「誰が最強」

 

とかないんですよ!!

 

清く正しく美しく生きているソラ・ハレワタールと虹ヶ丘ましろ。ふたりがいや歴代のプリキュアたちが下した決断、その是非がいつか問われることになる、はず(そうか?!)。

 

まぁ時に間違った選択も人生にはアリっちゃアリでそこんとこヨロシク!!

 

何が間違いだったかなんて死ぬ時までわからんでしょ。それはあたくしたちもプリキュア姉さんたちも同じ。ただスクリーンのこちら側は自分たちの選択にケリをつけなきゃいけない時がくるというだけで。

引用元https://amzn.to/42qrZxz

 

映画「マイ・エレメント」を観てきたので感想とか(ネタバレなし)

良い話だなぁ。

良い話なのだなぁ。

良い話以外の何でもないのだなぁ。

 

確かに物語としたら「良い話」なんだけども、なんかしっくりこないのよねぇ。それ、この映画の「良い話」ってのが結局、会社で安物のウイスキーをペットボトルにぶっこんで

 

「烏龍茶です!!」

 

って言い張るみたいなさ、そういうことだと思うんですよ(何が?!)

 

おつかれさまです。

久しぶりに映画の感想を書いたものの、いきなり難癖みたいな感じで申し訳ございませんです、はい。

これはね 

ふだんあんまり洋モノ、あちゃら系?のアニメは観ないのは、なんだろうな。制服姿の女子高生が不思議な力で世界を救わないからかなw

 

いや、キャラクターデザインが好みではないというのもありますけど、あちゃら系?を鑑賞しても初っ端に出てくる感想としては

 

「CGすごい!」

 

的な言葉しかないんですよね。もちろん全部が全部じゃない、ないけども、まぁそそられない。そんなもんでアニメ映画は好きなあたくしですが、ふだんはあちゃら系?作品はあんまり鑑賞していないです、はい。

 

まぁ観たら観たで内容的には「あ〜」とか「う〜」とかね、あれこれ思うところはあるんだけども客席が明るくなって、第一声、何か感想を述べるとしたらやっぱり

 

「CGすごい!」

 

的な言葉しかないというwそんな程度の人間の感想なんで、今回も語ることはとくにないです。以上(何が?!)。

 

とりあえず長い 

退屈ではないんだけれど、そして時間的には2時間程度なので当たり障りないんだけれど、ちょっとね、長く感じます。

 

え?!それ退屈なんじゃないの?!

 

う〜んw

 

いや、まずね 

長いというか前情報として全然知らなかったんだけれどもショートムービー、よくわからない(失礼)短編がマイ・エレメントの前に上映されるんです。CGのデモってわけでもないしマイ・エレメント前日譚ってわけでもないし。どうすんだ、これっていうね。

 

つまるところマイ・エレメント本編とどういう関係かまったくわからないこの短編。これがまたいわゆる異国のユーモアセンス全開なんで、正直笑えない。

 

「ここ笑うところなんだろうな」

 

ってのは、わかるけども別の言い方すると

 

「ここで笑ってください」

 

ってテロップが出ている感じと申しましょうか。ほんとうにね、会場というか客席というか事前に温めておく役割なのかしらんけど、いったい全体なんで本編の前にこの作品が上映されるのかよくわからない。

 

内容的には笑いのあとでちょっとホロッとするような構成なんだけれども、いかんせんユーモアセンスの違いといいますか

 

「こういうの観に来たんじゃねえんだけどな」

 

っていう。あとキッズのみなさん、劇場に足を運んだ子供たちにはこの短編の話、物語自体がよくわからないと思う。滑稽さとそれ故の哀愁とか「マイ・エレメント」を楽しみに劇場にやってきた、夏休み真っ只中のキッズのみなさんにはまったく別次元の話で

 

「なんのこっちゃ」

 

だろうしね。しかもキャラクターも可愛くないときてる(失礼)。こんなのくたばり損ないが

 

「結局、人は変われない」

 

とか

 

「どこまで行っても自分は自分」

 

と苦笑いするしかないだろうと。これじゃ本編上映前から息苦しい限りでございますよ。いったい何が目的なんだ、これってね。

 

さて、と

さて、そろそろ本編の感想に参りましょう。まずね、何はともあれ

 

「CGすごい!」

 

以上。まずねって言っといて以上で即終わりってのもないんだけれども、他に訴えてくるものがないといいますかw

 

う〜ん、見た目、観た通りといいますか初めから終わりまで一本道でなんの捻りもない(失礼)なのね。ストーリー展開が、ど直球どストレートで

 

「あぁ!!そうだろうな!!」

 

って言うしかない。この

 

「そうだろうな!!」

 

ってのは説得力があるとか感心するとかそういうのじゃなくて悪い意味で

 

「裏切らない」

 

まあ良く言えば完全完璧な予定調和。物語の要素ってのが、ベタというかど定番どスタンダード、劇中問題が起きるが落ち着くべきところに落ち着いていくだけなのでまぁ

 

作品のガワ=CG

 

が好きなら楽しいのかもしれないけれど、中身があるかないかで言ったらほとんどないような(わりと失礼)。

 

いやもちろんストーリー、骨太の物語(?!)はあるんですよ。でもそれはパッチワークといいますか単にそれぞれの要素をつないだだけ(わりと失礼)っていうのかな。

 

きれいにまとまっているんだけどね。さんざん聞き飽きた手垢まみれの物語をピカピカヌルヌルのCGでメッキ加工処理してみました、じゃないけどさw印象としたらそんな感じで。

 

こういうの、もういいんだよ(わりと失礼)といいますか、終始食傷気味なエピソードしか出てこないのは、まぁ意味不明な擁護をすれば、ビジュアル的にアバンギャルドな方向に行ったからせめてストーリーは安全安心安定の超絶コンサバ方面に舵をきったとか、ね。

 

「ChatGPTが作成したんじゃねーのか?!」

 

ってなくらい、どっかで聞いたような話がどっかで聞いたような展開をしてどっかで聞いたようなオチで一件落着的な。なんの捻りもクソもない話が一本調子で続いていく。

 

もしかしたら100歩譲って(何が?!)夏休み真っ只中のキッズ、学生のみなさんからしたらグッとくるような、もしかしたら100歩譲って夏休み真っ只中のキッズ、学生のみなさん(しつこい)を子に持つ親御さんからしたらグッとくるような、そんな映画だったりするのかなぁ。

 

いや本当にChatGPTがどこかから拾ってきたエピソード、通称まだ食べられる生ゴミ(わりと失礼)にきらびやかなCGをまぶして

 

「美味しく召し上がれますように!」

 

って無理あんだろ!とかなんとかナマ言ってすいません、てぃひ。

 

毎日、非常≒非情階段を登ったり降りたりさせられてる身からすると(何が?!)いい歳して、いや、いい歳だからかな。劇中の

 

「どこにでもある、ありきたりな、それでいて人生で大切なこと」

 

が刺さってこない。ほんとにね、いちばんダメなのは、この映画じゃなくて

 

あたくしの人生の要素=マイ・エレメント

 

なのかしらん、なんてよしなしごとをそこはかとなくなんちゃらしながら帰りに寄ったイオンさんで半額になった「牛ステーキ&ガーリックライス」を購入。

 

人生で大切なこととは?!

10%値引き→20%値引き→30%値引き→半額って流れだと思うんですけども、半額で入手できるかどうか。そこはやっぱりね、不確定なところがあって毎日がダメな方向での勝負だったりするわけですよ。

 

で、そういうことがこの映画からは感じられないのね。劇中、諸問題発生するけれど言うほど困ってないっていうか、

 

「これ逃したら今晩、飯抜きだわ」

 

みたいなヒリヒリした感触(何が?!)はない。絵面と同じく綺麗事。物事が転がる方向がポジティブしかない。いつでもどこからでもこの窮地から抜け出せます。作り話に何を期待しているんだって話もありますけども。

 

「そんな主人公に誰が感情移入するの?」

 

っていうかね。

 

ゴキブリホイホイ™と同じで一度ハマってしまうと、そこからなかなか抜け出せないでしょ人生って。そこに飛び込んだのは自分自身なんだけどさ、わかってたら誰も災禍に飛び込まないわけで。いやそこまで気が滅入るような映画じゃなくていいんだけどw

 

持ち前のがむしゃらさで前向きに無茶してどんなピンチも切り抜けちゃいますとかね。いくら夏休みでもほどほどにしておかないと。火傷しない冒険とかないから。

 

え〜と何の話でしたっけ?!

え〜総評 

 

「エンバー、おまえもか」

 

っていうかね。あんまりネタバレになるので書けないんですけども所詮あちら側の人間(じゃないけど)なんだよね。

 

いや、もちろん作り話、スクリーンの向こう側の世界の話に云々しても仕方ないわけですが「窮地」から抜け出すのに「才能」を発揮しちゃうと結局のところ、そこは「努力」じゃなくて持てる者と持たざる者の差になってしまって。

 

はじめから「存在しないもの」は「開花」のしようがないわけですよ。種がないんだから花が咲くわけがない。

 

才能があって認めてくれる人がいて、見送ってくれる人がいて、待っていてくれる人がいる。そんな話じゃ

 

「CGすごい!」

 

しか言葉が出てこなくても仕方ない、なんてね。てぃひ。今回は

 

「作り話にしても、もうちょっと何かあるんじゃないの?!」

 

ってところかしらね(何が?!)。

 

「君は放課後インソムニア」のオリジナルフレーム切手がほしい件

おつかれさまです。

伊咲ちゃん!!

引用元https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/frame/detail.php?id=2649

商売っ気がないというかこの引用元に販売ページへのリンクがない。ご当地でよろしくどうぞってことなのかもしれんけどさ、そういうとこだぞ(何が?!)。

引用元https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/frame/detail.php?id=2649

東京でも売っているやんけ。。。

それはそうと

あまりに久しぶりに投稿したのでブログ画面の操作を忘れてしまいました。

『響け!ユーフォニアム』公式吹奏楽コンサート 〜北宇治高校吹奏楽部 サマーコンサート〜 を観てきたので感想とか(ネタバレなし)

おつかれさまです。

サマーコンサート

いやまぁ時が経つのは本当にあっという間といいますか。もう2か月くらい前のことなんで記憶もほとんどなくなりかけている次第です、はい。というわけで今回は8月14日の公演に行ってきました。

何かと話題はありますが

引用元http://anime-eupho.com/

例の事件後、なんとかもう一度走り出すことができるようになったのだなぁと。京都ではお馴染み京阪電車さんとのコラボが開催されておりますが

引用元https://www.keihan.co.jp/traffic/specialtrain-goods/euphonium/panel.html

なかなかね、このご時世なんだかんだで遠出もあまり気のりしない今日この頃。で、逆にこのサマーコンサートは東京都内での開催のみ。どちらかと言えば京都より東京の方が近いという理由で?鑑賞してまいりました。

 

まぁこちらはこちらでコ▢ナの最盛期でビビりながらの状況いや上京でしたね。全席解放、ほぼ満席というか空席以外は満席。いやかなりお客さんも入っていましたよ。

数年ぶりの渋谷公会堂

所々で渋谷公会堂と明記されているものの、今現在の呼称は、

 

「LINE CUBE SHIBUYA」

 

立ち止まっての撮影はご遠慮ください的な

 

linecubeshibuya.com

初めて来たときは確かドリフターズの8時だよ全員集合の収録の時かな(嘘)™。いや流石にそこまで歳いってないです、すみません。

 

以前に来たときは違う名前だったような。たぶんハロプロ関連だったと思う。覚えていないってことはそうね、今となってはどうでもいい(失礼)さほど良い思い出もないんだろう。で、今の名前になってからは初めてです。建物も新しくしているよね。入口ここだっけ?みたいな。

 

俺が知っている渋谷公会堂はこんな小奇麗じゃねえ的なw入場してみるとデジャヴっぽいというか微妙に以前の設計を踏襲しているのか座席の間隔とか

 

「今時これ?!」

 

みたいな感覚はありますよ。自分の席に辿り着くのに大変だったわね。たまたまなのかもしれないけどあたしくしの席のある列は客はデブ(失礼)が連番でわりとキツキツ。ちょっと息苦しい感じがしておりました、はい。

 

まぁいんだけどいいんだけどいいんだけどお盆にアニメイベントなんか参加している時点であたくしも含めて色々と推して知るべし(何が?)

やってる感は大事

客のやってる感がすごい。やってる感っていったらおかしいんだけど、客の拍手が先走ってるような。声出し禁止だからかな。

 

リアクションを伝えるために拍手に必死になっているというか、上司のカラオケじゃないんだからさ。ここは拍手優先じゃなくてじっくり聴いていきましょうよ。ステージの方からも客の一体感っていうのかな、高めるために拍手や振りを求めてくるわけですけど、ちょっと違和感がありましたね。

やっぱり生は最高だぜ。

生の何が良いって終わりがあるんだよ。必ず終わるの。何言ってるんだコイツみたいな話なんだけど、はじめから終わりに向かっているというのかな。生まれたその瞬間から死へのカウントダウンでしょ。

 

音楽もさ、最初の1音が鳴った瞬間から最後の1音に向かってるわけじゃない?例えたら

 

「アレクサもう1回」

 

って言っても

 

「再生する楽曲がありません」

 

って話じゃないのよ。一回ポッキリ。これっきりですか?ってやつ。プレイバックとかPART2もクソもないの。もういっちょ!と言ってもそれはそれでもう同じものじゃないんだよね。そこが人生まんま。

 

それだけに生の場合は、お行儀良くしてちゃんと聴きたいってのはあります。

天さん!!

「天さんゼロずれキター!」

 

ってそういうのもういいわって良識ある先輩諸兄はお考えのことと思います。演奏を聴きに来たんであって声優さんを観に来たわけじゃねえんだぞと。まぁそれはそうなんですけどやっぱり楽しいよね。最近でも正対した時はゼロずれとかいうのかしらね。

血管切れそう

TRUEさん今日も客席側まで血管がぶち切れそうなパフォーマンスありがとうございます。しかしながら聴くときは聴く。拍手するときは拍手するみたいな方が良かったかも。微妙に客の手拍子がずれているように感じられて気持ちが悪いといいますかちょっと神経症気味かしらね。全部夏のせいにしておきますか(何が)。

 

やってる感とか普段の会社の仕事で間に合ってますからね。それはそれで大事なんだけど、昔の宴会で上司の与作を聞かされているときみたいなの思い出しちゃった。

 

やってる感はあくまで「感」なんだ。どこまで行っても「感」なんだ。そこに身を入れちゃうのはノンノンだよ(何が)。

寿さん!!

切り回しが上手。ここは格の違いというか。流石です。頼りになるね。

え~総評

サマーコンサートは定期演奏会とは趣が違うとのことですが、まぁ少しカジュアルな感じだったのかな。正座してお聴きくださいってノリじゃなかったわねw

 

で、やってる感については、お盆休みまで付き合いきれないみたいなところはありますね。客の拍手を聞きにきたんじゃねーんだよみたいな。客側のオーバーリアクションとかいらんでしょ(失礼)。

 

最後の曲の前にあすか先輩と久美子の会話があるんだけどアレは録音じゃなくて生だよね。生だったらうれしいです、はい。いやアレは生だろ。ポッキリだよ。アニメから入ったファンの方にはああいうのは嬉しいと思います。せっかく声優さんも出演してくれているわけだからね。

 

声優さんのコーナー増やしてって話じゃないわよ、念の為。

引用元https://www.keihan.co.jp/traffic/specialtrain-goods/euphonium/train.html

鉄道コレクション ラッピング電車2022年版、発売?!

 

2018年版、高すぎだろ。。。

『ONE PIECE FILM RED』を観てきたので観てきたので感想とか(ネタバレなし)

おつかれさまです。

今も 

現在も好評連載中の作品なので、こういう言い方があっているのかどうかわからないんですけども、まぁあたくしとしては

 

「この世代じゃない」

 

ってのがワンピース全般に対しての率直な感想?でございます。この世界のノリについていけない(何が?!)。そんなもんですから今も昔も原作、TVアニメ未読未視聴。思い入れもとくにないままの鑑賞でした。熱心なファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

誰が誰やら 

今作に限りませんけど長期連載作品の映像化って初見には「誰が誰やら」ってのはありますよね。元々の作品のファンの方には

 

「〇〇さん!!」

 

みたな見せ場というかグッとくるシーンはあると思うんだけれど、あたくしにはそういうのまったくピンとこなくてw「どちら様でしたっけ?」といいますか、またしても熱心なファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。まぁそれは大作シリーズものの宿命だけどね。

 

で、今回の映画なんですけども、そんなんだからって物語が全然わからないってことはないのよね。キャラの説明は、ほとんどないというか基本モブなんだよね、みなさん。漫画やTVアニメでは違うんだろうけど今回の劇場作品では基本モブ。「あなたが居てもいなくても」っていうね。本筋には関係ないんですっていう。

 

クライマックスの戦闘シーンとか本来であれば各々の見せ場なんだけど、それぞれの方の今日に至るストーリーとか知らないので、やっぱり

 

「〇〇さん!!」

 

っていう盛り上がりはない。なんで〇〇さん!!って書いてるかっていうとぶっちゃけキャラクターの名前もよくわからないから。もう本当にね熱心なファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。まぁ「誰が誰やら」っていうのは、あたくしのような初見にとっては良いような悪いような。ここから気になったキャラクターを追いかけて行っても良いわけだしね。

ぶっちゃけ 

物語自体はルフィ、ウタ、シャンクス。三人でいいです。いやもっと言っちゃうとウタだけでもいい。

 

ってそれは言い過ぎ。

 

もっともっと言っちゃうとONE PIECEである必要もないっていうのかなwいや原作未読のあたくしが、映画を観ながら

 

ONE PIECEである必要ない」

 

とか感じるのも非常におかしな話しなんだけどもwなんて言ったらいいのかしらね。

 

「すげぇ!!これがONE PIECEだな!!」

 

ってズドーンとくるものが特にないといいますか。いや本当にあたくしのような初見にとっては良いような悪いような。ここからね物語を深堀していっても良いわけだしね。

繰り返しますけど

話の骨格としてはルフィもシャンクスもいらないっていうと暴論、言い過ぎかもしれないですけど劇場オリジナルアニメ「UTA」でも全然問題ない感じ。本当に「ONE PIECE」の企画として始まったの?!ってくらい。

 

まぁ「ONE PIECE」じゃなかったらね、こんなヒット、観客動員数は無理だろうけど極端ついでに言ってしまうと「ONE PIECE」の皮を被った別作品っていうのかな。オリジナルを知らないのにこういう物言いは奇天烈なんだけどね。

 

まぁ率直な印象として、ここから「ONE PIECE」ワールドにハマるとか原作漫画を読み始めるとか過去の映像作品を観てみるとかまったくそんな気にはならない(失礼)。

 

で、皮を被るというアドバンテージがあるから、それを剥いでみたときに、なにか胸に迫るような、酸っぱいものが込み上げてくるような作品かっていうとそんなこともない(失礼)。

 

とはいえ作品の魅力はある 

この劇場作品の最大の魅力は「ONE PIECE」であることではなくて、ウタ=Adoの歌。そんなもんで、そこが好みじゃない方にはロングロングタイムの歌唱タイムはわりと苦痛(失礼)。

 

物語上歌唱タイムは必要なんだけども、趣味趣向で言えば押しつけがましい、あ、いや圧が強いっていうのかな。マクロスΔワルキューレなんかも似たようなところありますけど、歌が流れるところは演歌的に盛り上がりどころっていうか歌ありきとしてもいちおう(失礼)考えていると思うのよね。

 

だけれども今回の「ONE PIECE」劇場作品に関してはもうただただ垂れ流しっていうか、まぁもう少し勿体ぶってもいいんじゃないかなっていう感じです。劇中の盛り上がりどころに絞り込んで歌流してほしいっていいますか。四六時中垂れ流しみたいなイメージ(失礼)。

また戻りますけど

ウタっていうキャラクター自体がぽっと出?なんでフィーチャーされる説得力としてルフィやシャンクスとの関係が必要なんだろうけども、初見からするとそもそもルフィやシャンクスがまず

 

「誰?!」

 

っていう。じゃあなんで観に行ったんだって話だけどwつくづく熱心なファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。


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予告編でルフィがウタとの関係を説明する時に

 

「だってコイツ、シャンクスの娘だもん!」

 

って台詞があるんだけど、これワンピースヲタの方からすれば

 

「おう!」

 

ってところなのかしら。あたくしみたいな初見からすると

 

「お、おう。。。」

 

なのよね。全編そんな感じでヨロシクどうぞって言われてもね。このあたりはもう仕方のないことなのかな、と。新時代についていけてなくて熱心なファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

え~総評 

いや~最後のシーンとかね、感動ものなんだろうなと思うんですけどニワカにはちとツライね。それぞれに目指すものがあって、そこを辿り着くために旅をしているって感じのスカした?ラストシーンなんだけど、そもそもがね、旅の目的とか知らんので

 

「なんか遠くを見てやがるなw」

 

っていう。で、たまたまなんですけど、この映画を観るちょっと前に「マトリックス」3部作を観ていたのね。で、そういうことなわけですよ、実際(何が?!)。

 

ネタバレなしだからあまり書けないんですけども、まぁ話のギミックとしては使い古されたネタだから、それをどう見せるかってところで、その演出がね「マトリックス」は当時カッコよかったわけですよ。

 

ONE PIECE FILM RED』についていえば、そういう方向に行かなかったのね。アニメ映画として、その演出が後々の作品に影響を与えるくらいのね、ズドーンとくるものはなかったわね。

 

「ウタの歌を聴け!」

 

ってスタンスは取り組みとして大成功なんだろうけど、そのライブシーンとそれに纏わるあれやこれやは今後のアニメ映画に影響を与えるような、語られるような演出には達していない。そこは勿体ないよね。

 

あとはまぁあたくしが時代について行けてないだけといいますか、まぁ新時代の歌姫なんだから


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でいいんだろうけど、これちょっと隣の部屋の住人から

 

「うっせーわ!!」

 

って壁ドン!されそうな感じするじゃない?!w

 

まぁそれは冗談ですけど圧が強いっていうか押しつけがましい(失礼)いやなんだろうな、ある意味そういう「絶対正義」みたいなのね、憧れますよ。過剰なまでに自分が正しいと信じていなければ、とてもじゃないけど決行できない。ウタがやったことってのはそういうレベルの基地外沙汰なんだよね。

 

でもいいんだ、ここまで大きなことをやろうとしたんだから。そしてその報いはきちんと受けているし。まぁ現実世界だと、どうでもいいような小さいことに必死というか、うっせー奴いるじゃない?w自分が損しないことに命かけてるっていうかね。

 

※注:あたくしの会社にいる人のことではありません、念の為。

 

そういう人たちにくらべるとウタの目指したこと、やろうとしたことってのはデカいよ。まぁそんな映画でした(なんのこっちゃ)™。

 

【輪るピングドラム】劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM[後編] 僕は君を愛してるを観てきたので感想とか(ネタバレなし)

おつかれさまです。

これは 

TVアニメシリーズは未視聴。総集編か新作かよくわからないまま劇場版前編のみ鑑賞済み。で、今回後編。


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上映している劇場が近場になかったので仕方なく大都会まで足を伸ばした次第です。前編同様TVシリーズと何処がどう変わったのかはわからないままですが劇場作品として考えたら別に問題なし。時間が許すなら何度でも観たい。そんな映画でしたね。結局1回しか鑑賞できなかったのが悔やまれます、はい。以上。

 

え?!感想おわり?!

 

いやまぁこの作品は謎解きとか考察とか、そういう部分ももちろんありますけども、作品の肝としたらキャラクターたちの見た目に反して(何が?)骨太といいますかガツンとくるものがあります。これがね、また良いんですよ、はい。以上。

 

え?!感想おわり?!

 

良い作品て、あんまり書くことないのよね。満足しちゃうからw

で、 

前編から散りばめられてた謎が解明されるのか。あらゆる伏線が全て回収されるのかって話なんですけども、それについては正直全然わからなかったのね。結局最後まで

 

「誰だよ。。。」

 

みたいなのもあるし。

 

「なんか適当に誤魔化そうとしてねぇか?!」

 

みたいな。いや、良識ある先輩諸兄には理解できたのかもしれないけれどあたくしにはね、

 

「なるほど!そうだったんだニャー!」

 

ってのはなかったわね。で、それが鑑賞中また鑑賞後スッキリせずモヤモヤしたまま

 

「どうすんだ、これ」

 

ってのはないわけ。そんなことは感じさせない。もうね、そういうことはどうでもいい、ただただ涙、涙の終幕。いや劇中も涙なしには観ていられないんだけどもね。前編から再度ぶっ続けで観たくなるね、これは。

いや、これはね

いや、これはね、素晴らしいですよ。謎とか考察とか本当にどうでもよくなる。

 

「これが、あれが云々」

 

とかね、大事なことはそれじゃねぇだろっていうのかな。

何者にも 

劇中で、前編冒頭から

 

「何者にもなれない、おまえたちに告げる」

 

って感じの上から目線、おまえこそ何者なんだ?ってのはあるわけですけど最後にね、ちゃんとその「お告げ」、メッセージってのはわかる。老若男女問わず、これは胸にくるものがあると思う。

誰だよ 

まぁなんですか。世間では何者にもなれないって良く言いますけど、そもそもその

 

「何者」

 

って誰だよって話だよね。今はこの言葉、他人を冷笑するために使うことが多いんじゃないかしらね。

 

この「何者」ってのが実体としては存在しないって言ったらおかしいけど、いつの間にか

 

「自分が勝手に想像していた、たいそうご立派な肩書のある大人」

 

ってことになっているじゃない?その虚像というか幻像というかは、レールから外れた人、動けなくなってしまった人にとって忌まわしい存在で、人生を高みの見物をしている、ご立派なみなさまからすると安心安全な拠り所でもあったり。

 

そんなもんで、そこに辿り着けなかった人たちはどうするの?!ってね、話。

だから誰だよ 

「何者にもなれない」

 

って思い描いていた、ありもしない虚像、勝手に想像していた姿になれない。いつかどこかに居てほしい自分の姿。そこからどんどん離れていってしまうことを嘆くんじゃなくてね。

 

「何者」ってさ、つまるところ「自分自身」でしょ。立派かどうか。陽の当たる大通りをステップ踏んでいるかどうかじゃないんだよ。

 

今、ここに居ない誰かになることじゃないんだよ。いつも言い訳を用意して自分自身であろうとすることすら放棄しようとする人に向けてのメッセージ。それが劇中での

 

「何者にもなれない、おまえたちに告げる」

 

っていうか3年B組的に言えば「贈る言葉」と思うわけです。

え~総評 

そんな暑苦しい映画じゃねえだろうがよ!って方もいらっしゃるでしょうが、まぁそこはユーモアセンスの違いということでご容赦ください。

 

人生って何?生きるってどういうこと?それに対する答えを教えてくれる映画だったかどうかはさておきw昨今の世知辛い世の中、何かを諦めることはあるだろうけども

 

「他の誰か」

 

じゃなくて

 

「自分自身」

 

であり続けることまでも放棄してしまうことはないだろう、と。

 

他人様から見て「何者」かどうかじゃねえんだよ、おまえがおまえ自身であろうとする時こそが「何者かになれた」その瞬間なんだ、と。


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まぁそういうことなんだろうね(何が?)。

まぁなんですか

良い映画だとね、本当にあんまり書くことないんですよ。人間ブツブツ言いたくならないでしょw

引用元https://penguindrum-movie.jp/

またいつかどこか劇場で観たいわね。。。

引用元https://penguindrum-movie.jp/

え?!そんな話だったっけ。まったく憶えていないわ。。。

映画「五等分の花嫁」を観てきたので感想とか(ネタバレなし)

おつかれさまです。

完結編 

いや~映画の公開をずっと楽しみに待っていたんですよ。なんてったってアイドルいやなんてったって完結編だからね。今日という日を待ちわびていたんです。


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なんてね 

ずっと待っていました!なんてね(嘘)™。本当はね、原作未読、TVアニメシリーズ未視聴だから。まぁいつもだいたいそうなんですけども、原作ものか劇場オリジナル作品かどうかは関係なくふらっと鑑賞してきた次第であります。

 

「漫画読んでいない」「TVアニメ観ていない」

 

そんな前提の鑑賞なんで「完結編」ってのはあんまり関係なく鑑賞させていただいた感じです。だから結末が原作通りなのか改変しているのかもよくわからない。

 

何の思い入れもないのが良いのか悪いのか。ただ予備知識がなくても楽しめる作品に出会えると嬉しいわね。

だいたいね 

最終回ネタというか

 

「五当分の花嫁」最終回は交通事故で五つ子ちゃんの身体がバラバラになり、無事だった部分を手術でつなぎ合わせて一人の花嫁にした 

 

なんて話をわりと真に受けていたクチだからねぇ。映画館で観たら全然違うエンドじゃねぇかっていう。まぁある意味、裏切られました。どこでそんなデマ仕入れてきたんだっていうのは今となってはの話であります。

正ヒロイン 

ヒロインが五人、まぁ五つ子ちゃんだからね、いるんだけども誰が正ヒロインか初見でもわかるようになっている。映画で初めてこの作品に触れたあたくしにでもわかるようになっている。なんならグッズ売場でもうわかっちゃうくらい(ほんとかよ)。

 

だからラストも不条理さってのはまったくなくて。原作を知らないけれど、五つ子ちゃんのうち誰もが選ばれる可能性を匂わせてくる構成にも

 

「いったい誰が選ばれるの?!」

 

みたいなハラハラドキドキはない。

 

「この子が正ヒロインなんだろうな」

 

っていうのがわりと初めから見えているので王道というかね。

 

人気順はともかく選ばれない他の子のヲタになると、なんていうのかな、選ばれない為に存在していると言ったらアレだけど、その子のことを思うと胸が苦しくなるんじゃないかな(そうか?!)。今作に限らず良い作品とはいつの世の中もそういうもんかもしれないけどね。

 

いやまぁそんな気合を入れて応援しているヲタがいたらね、いいと思うわね。選ばれなかった子も救われると思う。

最近のヲタってスマートじゃない?!勝ち馬に乗らなきゃいけないわけでもないんだろうけど

 

「負けヒロイン」

 

に対して何もできないけども、柱の陰から俺だけはおまえにねっとりとした熱い視線をつらぬくみたいなさ。そういうのないよね。

 

「これっきりだなんて決していわせない」

 

って、選ばれない不条理に抗うより

 

「わかってます、わかってます」

 

的な感じでね。何言ってんだかさっぱりわからんけどw

負けヒロイン 

五つ子ちゃんのうち四人は選ばれないわけだから、「負けヒロイン」の生きる道というか彼女たちをどう救うかってな話なんだけど、劇中での描き方としたらそういうのは特になくて。

 

で、ないんだけどもちゃんとハッピーエンド。悲壮感っていうと大袈裟だけど

 

「本当にそれで良いのかい?!」

 

って気持ちにはまったくならない。本心で言えばこの結末に納得していない子がいるとは思うけども、そこはね、やっぱり描かれないんですよ。

 

方向としたら逆に

 

「雨降って地固まる」

 

的な。何処まで、行くまで、やるまで、五つ子ちゃんはずっと一緒なんだよっていう。劇中でも語られるように彼女たちのつながりが切れることはこの先ないんだろうなと。そんな終わり方。

 

エンディングには立ち上がって拍手をしたくなるほど(ほんとかよ)。上杉と中野さんとの結末もそうなんだけども五つ子ちゃんの人生ってのが輝く瞬間、そんなオーラスなのよね。

ガッデム祭り 2022 

文化祭が物語の舞台の中心だからっていきなり「ガッデム祭り」ってなんだよって話。まぁちょっと言ってみたかっただけなんだけどね。なかなか日常生活で

 

「ガッデム!!」

 

とか吐き捨てる機会ってないじゃない?で、

 

祭りといえば同時期に鑑賞していた劇場版「からかい上手の高木さん」を観た後は

 

「ガッデム!!」

 

みたいなことは感じていたわけですが(何が?!)同じくトゥルー・ラブストーリー、純愛ラブコメに括られるであろう映画「五等分の花嫁」に対しては、そういうのないのね。全然ない。

 

西片と高木さん、中学生の恋愛に

 

「ガッデム!!」

 

していたのに、これが上杉と中野さん、高校生になるとそうじゃない。なんなんだろうなって思うに、OVER&OVER BOB BLOCKMAN MIXな言い方をしますと

 

over&over 終わると思ってたけれど 

over&over こんなに愛しているんだから 

over&over 全てがまた始まっていく 

 

ってことなんですよ(何が?!)。

 

「五等分の花嫁」に関しては誰も選ばないっていう選択、そこで今までの日常にケリをつけること

 

「それもまた人生」

 

誰かを選ぶことで他の誰かを失うこと

 

「それもまた人生」

 

ちゃんとさ、そこに決断があるわけですよ、自分で自分のレールを走りだそうとする、そんな自身の人生を全うしようとする意思、逞しさを感じるわけです。ちょっと言い過ぎだけど

 

「生きていくってそういうことだわよね」

 

ってくらいのことは、ギュっと詰まっている。

 

西片と高木さんはね、言葉は悪いんだけどもやっぱりガンダーラの住人っていうのかな。絵空事、いや実際に絵なんだけどもwそこにある汗と涙は、人生の代償ではなくて。

 

まぁ代償を差し出すって、そんな中学生にしろ高校生にしろ未成年の人生、山あり谷あり、一歩進んで二歩下がるじゃないだろうってのはもちろんわかります。

 

ただ、なんだろうな

 

「君と出会えたから」

 

ってのはあってほしいじゃない?音を立てるか静かにかはわからんけど

 

「何かが変わっていく」

 

っていうね。昨日の続きが今日で、今日の続きが明日で。でも確かに昨日と今日と明日は違うんだ。なんで違うんだって

 

「君と出会えたから」

 

っていうのが嘘でもあったりするとショーとしたら素敵というか助かるじゃない?華麗かどうかさておき人生という名のショーではね、やっぱり、そういうことがあったらいいよね。

 

で、映画を観るってのは、そういう嘘を求めて1900円を払ってるようなところもあるわけです。

 

まぁ何でも意味を見出そうとするのはヲタクの悪い癖よね。で、映画「五等分の花嫁」には、そういう嘘がきちんとある。そんな風に思える映画だったわね。

 

え~総評 

あたくしは映画館自体が好きなので、つまらない映画(失礼)を観ても

 

「時間を無駄にした!金を損した!」

 

とかはあまり思わないタイプなんだけども、つまらない映画(失礼)の方が筆が捗るのは事実。あれなんなんだろうな。たんにブツブツ言いたいだけなんだろうか。

 

さて、映画「五等分の花嫁」。今作はおもしろい。わりと満足しちゃって書くことがないくらいw

 

上映時間は2時間以上あるけど苦痛にならない。原作もTVアニメシリーズもまったく観ていないけれど物語に納得できるし楽しめる。退屈しない。

 

「何だよこれ・・・」

 

みたいなことがない。全て説明できているかというとそうではないんだけども「人間の集中力は60分が限界」説信者なので、2時間以上あったら半分は右から左に抜けて記憶になくてOK(何が?!)。

 

映画自体、ものすごくきちんと、丁寧に、真面目に作っているんだと思う。しかしながら

 

「完結編だけ観てもこの満足度なんだから初めからずっと追いかけていたら・・・」

 

なんていうのはないw。

 

「五つ子ちゃんの物語を遡って・・・」

 

みたいな気持ちにはならない。一本のアニメ映画として完成度が高いんだろうね。もうこれで、お腹一杯。今作だけで五つ子ちゃんと上杉の関係、大袈裟に言うと彼氏彼女たちの青春を納得させるだけの出来映え。

 

きっとそうっす そんな気がするっす。


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今観てもいいねw

引用元https://www.tbs.co.jp/anime/5hanayome/

 


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