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「シン・ウルトラマン」を観てきたので感想とか(ネタバレなし)


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おつかれさまです。

感想というか雑談です 

またしても実写映画を観てきてしまいました。アニメ映画ではないので感想というか雑談というか、そんな感じです、はい。

 

まぁウルトラマンっていっても色々あるけれど初代のウルトラマンとかね、流石にあたくしもリアルタイムのその世代ではないので、今回の映画に特別な想い入れはなかったりします。それでもってさらに後追いの特撮ヲタ、ウルトラ云々のヲタでもないのでまさしく「通りすがり」という表現がぴったり。まぁこだわりがないぶん単純に楽しめたんじゃないかなと。

シンなんちゃら 

タイトルの通りからお察しでエヴァンゲリオンで有名な〇〇さん絡みの企画、今回は監督ではありませんが制作には深く関わっていらっしゃるご様子。あたくしもそのお名前に釣られて鑑賞した次第。

 

伏字にする意味あるのかよって話ですが、誰が作ったかとかね批判のための批判には必要だけど面白いか面白くないかってただの雑談にはどうでもいい話ってことでよろしくお願いします。

 

まぁただの実写版ウルトラマン映画だったら観に行っていないと思います。。。

 

絶妙?! 

元々のウルトラマンのストーリーをほとんど知らないので、そういった意味では新鮮。映像的にはあえての古臭さを狙っているけれどあたくしにとっては懐かしいというよりは新鮮。

 

あたくしみたいな「通りすがり」の客にとっては加減が絶妙だったりします。まぁリアルタイムの世代の方からすると

 

「こんなんじゃねえ」

 

なんていう感じなのかもしれません。過去というか思い出には絶対、勝てないからね。時間が経てば経つほど美化されてしまうしね。あたくしは思い出と比較しないですむ分、楽しめたかなと思う次第です。

楽しめた?! 

じゃどこが良かったんだよと訊かれると何故かスラスラとは出てこないwまぁ雰囲気を大事にしているところとかね。中身がないってことじゃないですよ、念の為。良くも悪くも

 

「こんなもんじゃね」

 

っていうのが、良く言えば絶妙、悪く言えば同人作品っていうのかな。いやそこにリスペクトはあるしすごくそれを感じるんだけどね。

 

「こんなんじゃねえ」と「こんなもんじゃね」

 

ってのが評価として同居してる稀有な作品に仕上がっております(あたくし調べ)。

真面目と不真面目 

真面目にやってるんだけど時々

 

「これはパロディです」

 

って作り手側が薄ら笑いを浮かべているのが透けて見えるなんていったら怒られてしまいますけども、リアルタイム世代でないあたくしですらそんな印象なんだから、その当時を生きていた先輩諸兄からするとあまり気分が良くないところもあるかもしれない。

 

まぁ薄ら笑いが言い過ぎなら照れ笑いっていった方がいいかな。真面目にやっているんだけど真面目なヲタからすると

 

「そこ笑うところじゃねえんだよ」

 

みたいな。いや非常に難しいw題材に挑戦しているなと思います。

科特隊と禍特対とカトクタイ 

いやこういう言葉遊びとかね、わかりやすくこの作品「シン・ウルトラマン」を象徴しているわよね。

 

ノスタルジックなテイストを含みつつ確実に「今なら」ってところにチューニングを合わせているんで、そのセンスとしては良いんだけどこれが「リメイク」や「正史」、ましてや新時代のスタンダードなのかと問われれば、答えは「???」。

 

答えが「ノー」じゃなくて「???」なのがまさしく困ったちゃんなのよね。

 

「そこに愛はあるのかい?」

 

って訊かれたら

 

「ある」

 

と作品を鑑賞した誰もが答えると思うんだけどね。この映画は「ウルトラマン」っぽい何かであってこれが「ウルトラマン」なのかって話ならやっぱりアンサーとしては「???」。

え~総評

面白いかつまらないかで言えば確実に面白いですよ。最近の変身ヒーローものはみんなそうなのかもしれないけれど、いきなり正体バレバレで。そういった意味では今作の主人公に苦悩はないのね。だから「マスクの下の素顔」的な葛藤を期待すると肩透かしなんだけどもねw

 

ウルトラマンもカトクタイも地球「最後の日」の為に奔走する。でも血も汗も涙も感じさせないっていうのかな。あえてなのか描写が淡泊なんだよね。「最後の日」に向かって淡々と進んでいく。

 

まぁ日常というものは本来そういうものなのかもしれない。確実にやって来る「最後の日」とかその他大勢の人にとっては実はどうでもよかったりっていう。

 

どうでもよかったりっていう言い方がおかしかったら、なんだろうな、住んでいる世界が違うというか。この映画で語られているような外星人視点ではじめて「最後の日」に意味があるというか。

 

さっきウルトラマンもカトクタイも地球「最後の日」の為に奔走するって書きましたけど、ウルトラマンがいるからこそ「最後の日」が見えるんだよね。「最後のその後」を傍観できる俯瞰的視点こそがウルトラマンっていうのかな。

 

あたくしたち人類は「最後の日」ってのはある日突然途切れて、その瞬間から「無」なわけで厳密な意味では知覚できない時間軸よね。見えることも感じることもできないその瞬間に人類がどう立ち向かうか、まぁオーバーにいうとそんな映画でございます、はい。


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音楽はカッコいいです!


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