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【輪るピングドラム】劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM[前編]君の列車は生存戦略を観てきたので感想とか(ネタバレなし)2回目


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おつかれさまです。

そんなわけで2回目鑑賞ですが 

やっぱりわからないね。話がわかるわからないでいえばわかるんだけども(わかったような気にはなる)、次々飛び出してくるキーワードの意味はわからない。

 

後編で全てが明かされるのかなと思ったりもするんだけど、実は散りばめられた謎が解明されることには、さして意味がないんじゃないか、なんてね。

物語とは 

この映画、まぁTVシリーズの総集編?の言いたいことはなんなんだって話のときに、そもそもストーリーとかそれをわかりやすく伝えるために用意された装置であって、実はそれを構成する尖ったパーツこそが作り手のいちばん見せたいものなんじゃないかなと。

 

物語として破綻せずにキラっと光る、その尖ったパーツ=瞬間をスクリーンのこちら側に突き刺すことができたならば、興行的にはさておき、それは作品として成功したと言っていいんじゃないかしらん(何が?!)。

 

闘う意思を持て 

この映画の場合、そのキラっと光る瞬間。それぞれの何者にもなれないと宣告された主人公たちがどう生きるか、いやいやそんな大上段に構えたたいそうな話ではなくてね。

 

彼らの日々の営みのなかで、ただ流されるのではなく踏みとどまりそこから歩き出す。汗をかきひた走る、そのがむしゃらさ。剥き出しの闘う意思。それがこの映画の突きつけたいもの。

 

で、何と闘うかといったら自分自身とであって、それがまた若さの特権だったり。いや歳とってから自分自身とくんずほぐれつしてもいいんだけどw

 

飛び散る汗と涙がスクリーンをひと際輝かせ、名もなき虫となり劇中のゴキブリよろしく、そこに居るだけで殺虫スプレーを噴霧されるだけの存在になったオーディエンスにとって、そこは夜の街灯、あばら家の蛍光灯。そこに集まらずにはいられない。

 

自分たちにはどうすることもできない光り輝くその場所へと向かわずにはいられない。

で、何の話でしたっけ? 

作中、主人公である冠葉も晶馬も苹果も闘っている。誰かと、そして世界と闘っているようで本当は自分自身と闘っている。

 

世界とは自分の認識であり

 

「なるようにしかならない」運命

 

に抗い破壊しながら、

 

「なるようにしかならない」運命

 

を修復し復元していく。

答えは何処にあるのか? 

物語の整合性って意味では後編に期待、大なんだけども、彼らの人生、歩く道の答え、それが世の中的に正解じゃないとしても、踏み外してしまうとしても、掴み取るべき運命は彼ら自身の中にしかない。

 

もがき苦しむ彼らに「あるべき宣告」をする陽毬。それは「忘れたいのに思い出せない現実」。陽毬の変身した姿はイリュージョンと揶揄されるけれど、イリュージョンなんかじゃない、これこそが目を背けたくなる現実そのものなんだ、思い通りになるヒロインなんてもんは存在しやしねぇんだ。

引用元https://penguindrum-movie.jp/character/

ヒロインたん、ハァハァ。。。

それでも彼らは、この思い通りにならない「現実」に惹かれずにはいられない。だってそこにいるのはヒロインで、そこは己の命を賭けることができる唯一の戦場だから(何が?!)。

take my revolution

つまり生きていこうってこと。いきなりなんだよ、それ。ますます何が何だかって話ですけどもネタバレしないで、というか内容に触れないで感想を書こうとするとわけのわからない話になってしまいますよね。あぁake my revolution といえば 


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「輪舞-revolution」ってこれも輪っているのね。いや関係あるかどうかわかりませんです、はい。

で、音楽の話。

劇中のアイドル、ダブルHではなくトリプルH歌うARBのカバー曲。これは正直わからなかった。つーかこの世代じゃないからねw、あたくし。全然わからなかったわ。オリジナルのテーマ曲だと思ってしまった。これは悔しい。

 

知ってるとクスリと笑えるネタがあちこちに仕込んであるんだろうなぁと。そこに気づくことができない自分に呆れて寝込んでしまいました、はい。

え~総評 

すげえよくできているなんてニワカが言うのも申し訳ないくらい、色々仕込まれていて単純にストーリーを追いかけるもよし、巻き散らかされた謎を拾い集めるもよし、キラリと光る場面を胸に焼き付けるもよし。

 

ロールキャベツを作る場面があるんだけども、本当にこの作品こそが剥いても剥いてもな感じ。その中心になにがあるのか、剥いていくうちに辿り着くだろうと期待をしても、最後の一枚を剥がしたところで実はその中心には何もなく剥ぎ取ってきた葉こそがこの物語の本体だったのだ!!(何が?!)。なんてね。

 

そりゃニワカであるあたくしにわかるわけないわ。。。


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siro-touch.hatenablog.com

 

やたらマグカップがあるのはなぜ。。。


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