おつかれさまです。
いや~これはね
まぁ感想というか今回も実写映画鑑賞ということで雑談でございます、はい。いくらお馴染み場末の映画館とは言え週末に客10人とかどうなってるの小倉さん!っていう。
原作を読んだとか読んでいないとか洋画だからそんなことよりも、このユーモアセンスの違いについていけるかついていけないかが大事だろうね。それがいちばん大事。大事MANブラザーズバンドってことやね(何が?!)。
作品のテーマは
まぁ続き物で前作も観てないもんですからバシッとしたことは言えないんですけどもテーマはズバリ
「誰かが誰かを思う気持ち」。
死に至る病は「孤独」でありますが”誰かを思い続けながら”の「孤独」は果たして死に至るのかっていうね。
死に至るというよりは
鑑賞した感想としたら「死に至る」というよりは「志に至る」って感じで。そこはジャパニーズテイストと違ってあくまでポジティブ。むしろポジティブ病なくらいの前向きさ。後向きがあるからこその前向きだったりすると思うんだけどスーパーヒーローの闇というよりはどんなピンチでもなんとか乗り切ってしまう
「君なら僕ならきっとできる」病。
このアッパーなユーモアを受け入れられるかどうかで作品に対する氷菓いや評価もだいぶ変わってくると思うわね。
氷菓といえば
TVアニメ化10周年おめでとうございます。
つうか、その話は他所でやってくれよ。今はドクターストレンジの話がしたいんだ。そうなんだ。きっとここから愛なんだ。
全然拗らせてない
「誰かが誰かを思う気持ち」ってのが拗らせた話じゃなくて「愛だろ、愛」ってところでただ只管に貫かれているのが、鑑賞後数時間くらいすると「悪くないね」って感じなんですけどもリアルタイムで鑑賞中は「ストレート過ぎんだろ」的な部分が鼻についちゃってなんでも言葉にすれば良いってもんでもないんですよ、なんてね(ナマ言ってすいません)。
老若男女全てを取りこぼさず、いや包み込むっていうのかな。
「誰一人置いてきぼりにしねぇぞ」
っていう制作者サイドの眩しく煌めくばかりのポジティブ病がね、斜に構えることだけが大人になることみたいな、間違ったというか躓くだけの人生のなかだとほんとうに眩しすぎるんだよね。
だからリアルタイムだと劇中の登場人物たちの振る舞いにちょっと舌打ちしちゃう方もいらっしゃるかもしれない(何が?!)。
もっと楽しく観ようぜ
原作のマーベルコミック、まぁドクターストレンジも含めてその周辺はまったくの未読なので、そもそも原作の忠実な映像化なのか勝手気ままな新解釈なのかわからないんだけども、あんまりこねくり回さないで素直に映像の力を楽しむのがいいんじゃないかなって気はするのね。
で、その映像はといえば
素晴らしいの一言。といいたいところなんだけど、ここまでくるともう作り物以外の何でもないというかwいや作り物だからそれでいいんだけどCG大合戦でこういうのを果たして実写と呼んでいいのかどうか。
作り物ってもチープな感じはまったくなくて果てしなくゴージャスでファンタスティック。そしてそれ故に本物には見えないという。。。
細けぇことはいいんだよ
いや実際映像は手抜き感ゼロでストーリーも普遍的なテーマ。何処も悪くないんだよね。悪いところが見当たらない。でも日本語的な「悪くない」=「良い」的な解釈できるかというとそんなこともない。
全てのシーンに意味を見出そうとする捻くれた通りすがりの観客からすると
「だから何だよ」
っていう。何にでも答えを求めちゃいけないとはわかっているんだけどポジティブな意味の
「いつか」
とかね、そんなのないんだよとかなんとかどうにかこうにかほろ苦い、ビターな方向に持って行こう、持って行きたがる。まぁそれこそがネガティブ病だったりするんだろうけど
「破滅に向かって」
が美意識、願望だったりするダメ人間にはちょっとね退屈気味だったりもいたします、はい。
え~総評
最近面白いなと思って、とある趣味のオークションサイトを覗いているんだけれども正規のルートでは入手できない商品がエグゾービタントな値段(いやそんなでもないけども)でやりとりされているなかで、ゴミはいつまでたっても回転寿司だったりするのがなかなか趣が不快いや深いなと。
附属品まで揃っている状態のよい完品がそれなりの値段になるのは市場原理として、そもそも完全な状態での出品が少ないってのはどういう入手経路なのかなってね、不思議だったりします。
ふつうに考えると本来の所有者がそれを手放すなら一式セットで放出しそうなもんだよね。指定品アクセサリーの有無で価値が全然変わってくるわけだし。
なんでパーツが欠落しているんだとかそのパーツだけのフェチがいるのかとか禁断の世界というか深入りは非常に危険な感じがいたします。まぁその危険な感じが頭ジンジンきちゃってたまらないんだけどねw
あたくしのマルチバース体験とかどうでもいいわね。。。
で、今回の映画のタイトル、マルチバースオブマッドネスっのマルチバースってのは禁断の世界って訳されているわけだけど、そういうアンダーグラウンド的な背景を感じさせるようなもんでもなくていたって映画は健全。
もっと壊れちゃってもいいんじゃないかと思うんですけども終盤のコントショー的な展開(マーベルファンの方すいません)といいドクターストレンジがまったくダメ人間でないところが言うほどマルチバースオブマッドネスじゃねぇだろうと。
やっぱり現実の方が狂気に満ち溢れていますよね(何が?!)。
TVアニメ化10周年企画はオンラインくじ引きだけ?!
だから氷菓の話は他所でやれって言ってんだろ!!