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『響け!ユーフォニアム』北宇治高校吹奏楽部 第6回定期演奏会を観てきたというか聴いてきたので感想とか(ネタバレなし)


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おつかれさまです。

そんなわけで雨の川崎へ

引用元http://anime-eupho.com/concert6th/

いやぁこんなに客が多いイベントはあたくし的にはお久しぶりね。このご時世あんまり人の集まるところに行かないようにしていたからね。だいたいいつもガラガラ、場末の映画館しか行かないし(失礼!)。

 

ガラガラMAXの映画館しか行っていないもんだから、このコンサートで両隣の席に人が座っているというのがある意味衝撃。流石大都会川崎ツメツメかよっていう。イオンシネマさんが未だに客席をひとつ間隔を開けて販売しているというのに今宵の川崎カルッツときたら。ホールというのは客のいるいないで音の鳴りが全然違うらしいけどね。

 

まぁいいんだけどいいんだけどいいんだけどw

 

番外編というかアニメ本編から離れたリアルイベントなんですが作品の根強い人気に安心しましたわね。

 

今回から取り入れられた朗読劇をシリーズの新作と受け止めていいのか、人によるとは思いますけども内容的には安心安定。ただシリアスっぽいのを期待していた方にとっては壮絶に滑っていたかも。

感想というよりはただの雑談です 

チケットは一般発売ではなくて先行予約(おまけつき)を買ったのでピクチャーレーベルならぬピクチャーチケット。今流行の電子チケットじゃないってのもファンとしてはうれしい限り。ありがてぇありがてぇ。捗るわ(何が?!)

 

ペラいレシートみたいな感熱紙に席番だけ書いてあるのとか味気ないもんね。

 

最近は顔認証の本人確認とかあるイベントもありますが趣味の世界なんだから、そっとしておいてほしい、いやもっと匿名性wを重んじて欲しいわね。誰も彼もが陽の当たる大通りをアステアみたいにステップ踏んでいるわけじゃないのよっていう(小西先生すいません)。

 

不正をしていない人には何も困ることはないって言うけれど、いい歳して大の大人がアニメやアイドルのイベントで個人情報提供してニヤケ面特定されるのも如何なものでしょうかなんてね。公安にマークされると困るし。

 

とある風俗店で客に網膜スキャンによるバイオメトリクス認証導入なんて話を耳にすると息苦しい世の中になったもんだ、なんてのは年寄りの戯言でございます、はい。

で、何の話でしたっけ?!

あぁチケットの話だったわね。あたくしなんかは映画館のしょっぱい半券、最近はもぎりもしないので半券という表現もちと違うんでしょうけど、そんなものでもご丁寧に収集保管しているもんですからピクチャーチケットなんてお金のかかる仕様も作品愛のひとつとして色々捗っちゃいます。

話それすぎ 

で、リクエストによるセットリストの妥当性がどうだとか新しくなった=プログレッシブ!ウインド・オーケストラの演奏がどうだとか堅苦しい話は抜きにして、

 

「やっぱり生は最高さ!」

 

って話。ふだん映画、映像のように繰り返しの鑑賞前提というか「時間の再生」をしているものばかり観ていますと、この生モノって繰り返せないでしょ?そこにまた別の魅力を感じてしまうのよね。

 

2022 雨の川崎 

北宇治高校吹奏楽部第6回定期演奏会~この感動は二度とない瞬間である~

 

っていうかね。江田島平八的に言うと。いやたぶん違うけれども。映像作品はオチ云々抜きにして存在そのものがループじゃない?でもこういう演奏会ってのは一発ものだからね。パツイチだよパツイチ。離婚じゃないよ。それはパツイチじゃなくてバツイチね。おいおい人のプライベートに土足で踏み込むんじゃないよ、何様のつもりなんだ。

 

で、まぁイメージ的にはリセットボタンがない、ある意味人生そのものなんですよね。

 

青春はいつだって 一度切りだから

あなたの愛にそっと 後ろ髪ひかれたい

めてのときめきに 通りすぎる時間に

後ろ髪ひかれたい

 

秋元先生すいません。ですよね。

 

通りすぎるの!通りすぎてんだよ!また初めからとかリピートとかループとかそんなのないの。「生は最高」の”生”は「人生」の”生”でもあるわけですよ。けっしてアサヒスーパードライの”生”じゃないんです。

 

そいういうね陽の当たる大通りをアステアみたいにステップ踏んでいる連中の”生”じゃない(小西先生すいません)。その眩しさに耐えかねた日陰の住人たちにとっての”生”なんです(なんのこっちゃ)。

 

ちなみにあたくしの人生はスーパードライでした(何が?!)。

雑談にすらなっていないという 

ええっとですね。北宇治高校吹奏楽部第6回定期演奏会のお話でしたね。もちろん演奏もね、いいんですけど、何が良かったかなっていうと曲が終わった瞬間、ステージでの演奏の終わりと客席での沸き起こる拍手。その間の一瞬の静寂というのかな。

 

会場がひとつになる瞬間ってのは演奏中でもスタンディングオベーション(いや誰もしていないけども)の拍手でもなく、ゼロ・グラビティともいえる、この世界の沈黙。ここですよ。ここ完全に時間止まっているでしょ。いや実際は止まっていないんだけどそんな気さえする静謐。これがね、やっぱり”生”の醍醐味かなぁと。

 

いやもう”生”の話は別にいいんです、はい。

 

え~総評 

時節柄(?)終演後の規制退場は別にいいんですけどもオーディエンスがそれに慣れていないというか会場を出たところで屯しているなら意味ないだろうと。

 

で、帰り路は川崎名物のデインジャ―ゾーンを通って帰着するわけですが黒服のお兄様21時を過ぎたというのに元気な挨拶ありがとうございます。こちらも元気になります(何が?!)。

 

足の伸ばせるお風呂で自由恋愛が始まったとしても”生”はマズいだろ”生”は。

 

最高だったりマズかったり。それが人生なんだよ。とかね。つぶやきながら見知らぬ土地を歩く、そんな今宵如何お過ごしでしょうか。

 

雨が強くて 涙も 

Tシャツも 全部ずぶ濡れ 

どんなに透けていたって 心の中は見せないわ 

今日はなんだか寒いわ 季節外れの真夜中ね

 

寺田先生すいません。それもまた人生。まぁ雨が上がることもたまにはありますよ。今夜のあたくしのようにね。

 

演奏会で音源化されているのってこれだけでしたっけ。映像じゃなくて音源だけだったら毎回リリースできそうなもんだけど難しいのかしらね。


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