おつかれさまです。
今回の主役は青沼ねいる
聡明な彼女が辿り着きそうな少女たちの自殺の真相とは?!なんて書くとめっちゃ危険な香りがいたしますが、本質はやっぱり大人VS子供だったりするのかな。色々思わせぶりな展開もありますがほとんど何も解決しないまま次回に「つづく」っていう。。。
現実の世界
大戸アイ、川井リカ、沢木桃恵の三人は青沼ねいるから自宅に遊びに来るように誘われる。青沼ねいるの自宅は彼女が社長を務める会社の地下にある。秘書の田辺美咲から案内がてら青沼ねいるがジャパン・プラティというごく一部のIQの高い人間しか所属できない組織のメンバーであることが明かされる。
また彼女のそのメンバーたちの体外受精によって誕生したため両親のことは初めから知らないし関心もないという。
田辺美咲から青沼ねいるの夢=エッグの世界での闘いの記録映像を見せられる。当人たちにとっては夢とも現実ともつかない世界であるが、脳内では夢の記録とされているようだ。
青沼ねいるは三人に友達を紹介する。名前は阿波野寿。アルビノの少女。今は植物状態になって生命維持装置によって管理されている。
エッグの世界
青沼ねいるはエッグの世界で阿波野寿と再会する。自ら臨死実験を繰り返しついには植物状態となった彼女。ふたりは共闘してドクター関を倒すが、阿波野寿は現実世界での自分の生命維持装置を停止するよう青沼ねいるに依頼する。
再び現実の世界
阿波野寿の生命維持装置をどうするかで揉める四人。依頼通りに実行をしようとする青沼ねいるだが大戸アイ、川井リカ、沢木桃恵の三人は賛同できず部屋をあとにする。
気になり部屋へ引き返した大戸アイ。阿波野寿が他に何か言ってなかったか青沼ねいるに確認する。
「大人に触れられたくない」
という阿波野寿の言葉を思い出し、共感した二人は指を合わせて生命維持装置の停止する。
一方でエッグを買いに向かった川井リカと沢木桃恵は、田辺美咲とアカ、裏アカが意味深な会話をしているところを聞いてしまう。
少女たちの自殺の原因、そして青沼ねいるが真相に近づきそうになっている「死の誘惑」とはいったい。。。
まぁ物語は
ざっとこんな感じなんですけども、青沼ねいるが主役の回は以前にも「綺麗なまま死にたい」という死の誘惑について話があったよね。彼女自身が自分の生に対して、環境に対して執着がないからこそ死というものに躊躇がないというか抵抗なく近づけるのかもしれないわね。
で、今回気になったのはエッグっていうのが彼女たちのトラウマを具現化した存在ではなくて実在の少女だったっていうこと。しかも阿波野寿のように現実の世界でまだ生きている存在だということ。そしてエッグの中身はアカ、裏アカによって意図的に選別ができるということ。
ということは長瀬小糸ちゃんも何処かを彷徨っていたりするのかしらん。。。
田辺美咲によると「夢の世界」でのできごとのようだけど現実の世界からの干渉が可能というのは大風呂敷拡げてのなんでもあり夢オチの前触れなのか、選民組織、ジャパン・プラティによる精神医学の実験なのか。わからんことだらけ。
共犯
阿波野寿自身の依頼とは言え植物状態の彼女の生命維持装置を止めた青沼ねいると大戸アイは友達の関係から共犯者になった。秘密を共有する関係になったってことなんだけども殺人なんやで!っていうのはあります。
一見、余計な雑念や感情を持たないと思われた青沼ねいるですら独りでは躊躇していた行為。大戸アイが半分、背負うことによってその想いを遂げることができた。
今後、大戸アイ、青沼ねいると川井リカ、沢木桃恵の間にはとてつもない精神的な距離ができてしまったと思うんだけど。共犯者とただの友達は違うよね、全然。
大人の事情
田辺美咲とアカ、裏アカがつながっていたわけだけど、たまたま青沼ねいるが監視対象だったのか、大戸アイや川井リカ、沢木桃恵にも身近な大人のなかに監視役が存在しているのか。
そもそもアカ、裏アカはどう見ても人間じゃねぇだろっていうね。そんな二人とふつうに会話している田辺美咲もなんなんだ。
エッグの世界に出てくるボスが醜い大人の代表のような扱いになっているけど、醜悪で醜い、そしてずる賢い大人は本当は子供の近くにいる存在なんだってことなのかしらん。
まぁいまのところ敵とも味方ともわからないけどねぇ。。。そこになんらかの大人の事情が存在するのは確かそうだわね。
ところで
長瀬小糸ちゃんの一件はどうなりましたか?と声を大にして言いたいです、はい。
少女たちの自殺の本当の理由。それを知った時に大戸アイたちは闘い続けることができるのか。。。
アクリルペンスタンド?!
今回は後ろ姿だけの登場でした。。。