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「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観たので感想とか(ネタバレあり)


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おつかれさまです。

2回目を観てきたので 

まぁネタバレありの感想も書いておこうかなという感じです。とはいっても全然考察とかわからないのでまったくもってしてあたくしの単なる感想でございますです、はい。

真希波マリさん・・・ 

まぁね今回のヒロインといっていいと思うんです。でもその一方で相変わらずのシリーズ通して

 

「誰?!」

 

っていうのはありますよね。誰とどういう関係で今、この立場で活動しているのかまったく説明もない。いまや新劇場版最大の謎?でもあります。

 

シンジ君を「何処にいても迎えに行く」と力強く背中を圧してくれるマリさんは言ってみたら理想の存在っていうのかな。彼女の正体とか考察云々っていうよりは物語上の理想の相棒っていうのがしっくりくる感じです。

 

TVシリーズから始まって大人になってしまったあたくしたちにとっての理想のパートナー像というのは変わって当然で、綾波レイさんでもなく式波アスカさんでもなく渚カヲルくんでもなく真希波マリさんが相応しくなってしまったのだなぁと。

 

浜辺でたたずむシンジ君を迎えに来たところとかコント赤信号のリーダーを彷彿させる昭和感で、マリさんの歌う懐メロ歌謡とシンクロしていて心地よい。まさしく

 

「待たせたな!」

 

っていうね、兄貴いやこの場合は姉貴か、ほんと安心感安定感がすごいよ。

一方で 

ゲンドウさんの想い入れとは別に作品的にはすっかり影が薄くなってしまったのがシンジ君のお母さんであるユイさん。

 

マリさんはゲンドウさんやユイさんと同世代の人みたいだけど、そのあたり結局最初から最後まで素性のはっきりしないまま、冬月先生のいう

 

イスカリオテのマリア」

 

呼びも謎のまま劇中での解説なし。そんなわけであの世代のことはほとんど語られないままだったので、劇中にあまり登場することのなかったユイさんはそれほどもったいぶるような存在に感じられないんだよね、とくに今回。

 

ゲンドウさんの独白のなかでは唯一無二の存在ではあるんだけれど。観ているこちらにはもどかしいほどに伝わらないありがたみっていうのかな。シンジ君もユイさんに対してはあんまり拗らせてないようだったしね。

 

ゲンドウの独白 

で、まぁ人類補完計画はゲンドウさんがユイさんを見送るためのものであったわけですが、このパートのゲンドウさんの心境っていうのは映画を観に来た一般の方々、世間でいう真っ当な生活を送っている方々には伝わったのかしらんと思うのね。

 

自分のなかの空虚さを満たすものが膨大な知識を貯め込むことであったり、自分の意のままに、自分を返してくれる、自分を裏切らない存在がピアノであったり。そういうところはエニアグラムでいうところの研究者タイプなのかな。

 

そうすると本当は仕方なくネルフのあのポジションをやっていたのかもしれない。やりたくなかったのかっていうかまぁ人類補完計画のためだね。冬月先生というユイさんとは別の頼れる依存先があったからできたのかもしれない。わかる人にはわかるというかオタクと言われるタイプの方もいろんな方がいるからね。

 

で、オタクは現実に帰れってのが昔からエヴァンゲリオンのテーマだったりするわけですが、う~ん伝わったのかな。ゲンドウさんがまさかの現実に帰らなきゃいけないオタク気質だったとは想定外だったけど、帰ってこれなかったよね結局。途中下車しちゃってたよ。あれはあっち側に残ったんだと思う。

 

シンジ君はマリさんがちゃんと迎えにきてくれたからいいけどね。

マリさんの目的 

結局マリさんがシンジ君に固執する理由って物語上は明かされなかったような感じなんだけど、ユイさんからシンジ君のことを託されていたのかなってのはあるよね。

 

まぁマリさん自身の企みとしたら、シンジ君の子を宿すことでユイさんと血のつながりができるっていうあたりだったりするのかもしれない。

 

 

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