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TVアニメ「新サクラ大戦」第十二話の感想とか、なぜいまいちな評判なのか語りたい


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おつかれさまです。

物語は 

いよいよ最終回。再び解放されたクラーラの魔力。再びカミンスキーのもとへと向かうクラーラを止めるためさくらは機体から降り、彼女の元へと歩み寄る。

 

クラーラはさくらに噛み付くが、その瞬間からさくらとプラーナの精神世界での会話が始まる。

う~ん。。。

ついに精神世界突入。この流れは、まるでどうぶつ王国のムツゴロウさんと動物との触れ合いか機動戦士ガンダムニュータイプ同士の会話のような流れで「理解しあえる」シーンのデジャブというより若干呆れ気味。

一方

莫斯科華撃団空中要塞はレイラとクラーラのエネルギーを吸収済みで、カミンスキーにそのパワーを還元する。

 

まあここでね、カミンスキーが完全体?!に変身するわけですけど、それが半裸なんですよ。半裸。エロ系RPGじゃあるまいしラスボスが半裸というか布面積少なすぎ状態。白マント曰く「禍々しい姿」と言うけれども観ているこっちからするとちょっと恥ずかしい感じですかね。目を背けたくなる方向性が違うだろうと。

 

で、この≒全裸のカミンスキーが宙を舞いながら花組の霊子戦闘機を次々と倒していくわけです。絵面としてもカッコ悪いのでいやはや誰受け狙い?!

そんな時

世界各地の華撃団が帝国華撃団花組を援護する為に各空中戦艦から主砲での攻撃を開始。しかしまあここからちょっとどうなのよ展開。帝国歌劇団花組は白マントにカミンスキーの相手をさせたまま、さっさと空中要塞から脱出する。なんだこりゃとさすがにちょっとおかしかったわ。帝都を守るのは花組じゃなかったんかい?!っていうね。もうこれも白マントこと村雨さんが主人公でいいやんけ、と。

 

空中要塞は爆発炎上しながら東京湾に沈んでいく。しかし海中より謎の熱源反応があり、海中からの攻撃は巨大化、ゴーレム化したカミンスキーであったのだ!!

 

う~んいろんな意味でしつこい。敵役として正直あまり魅力のないカミンスキー。彼なりの正義も悪もない、その軽薄さ。まあ愚かなる人間ども云々の主張はご自由にってところだけれど、とにかく軽くて薄っぺらいんだよね。神になろうとする人間が背負う業と狂気の葛藤っていうのがなくて全く説得力がない。

最後の決戦に向けて

終戦に神山隊長とクラーラも霊子戦闘機で出撃をする 。強大な力で攻撃を続けるカミンスキーに対し花組の霊子戦闘機では太刀打ちできない。さらに新たなる降魔軍団の出現によって身動きができなくなる帝国歌劇団。そこに駆けつけた神山とクラーラの霊子戦闘機が降魔軍団を蹴散らし花組と合流をする。

 

初回と最終回にしか登場しない隊長機と最終回でやっと登場するクラーラ機。神崎司令の想い入れはともかくなんだかいろいろ遅いのよねぇw

隊長の立場

カミンスキーの弱点を指摘し花組を指揮する白マントってのもなんか違うんだよねぇ。神山隊長の立場ねえだろっていう。

 

帝都に向けて射出されたレーザーをバリアで防ぐクラリス機。じりじりと後退させられるクラリス機をさくらとクラーラ以外の花組霊子戦闘機が支えあい、なんとか帝都を守ろうとする。

 

今までボコられることの多かったクラリスがやっと活躍。身を挺してクラリス機を庇うアナスタシア機。もしかして新サクラ大戦始まって以来の屈指の名場面というかここしかいいところないのかクラリス&アナスタシア。

その隙に?!

白マントはカミンスキーのレーザー砲を破壊する。この攻撃で白マントはどうやら降魔であるような描写はあるけれども、そんなことよりもいつもいつも美味しいところを持って行き過ぎなので村雨さん、今日もいいとこどりでなんだかなぁ、と。

突撃というか

最終攻撃としてさくら機とクラーラ機の合体を指示する神崎指令。なんだよガンダムマークⅡと G ディフェンサー的な関係なのかしらん。で、これがまたね、どんな最終攻撃を見せてくれるのかと言うと特攻です特攻。玉砕覚悟の特攻。Zガンダムの最終回かよっていう。

 

カミンスキーのいるコアに向かって飛行形態で特攻いたします。しかしながらバリアで遮られ、どうすんだこれ的なwしかしカミンスキーの動きを封じるために突如レイラの亡霊が!!

 

いやこれは思念というかね。もう何と言うかガンダムと同じでオカルト。まぁ良心的に解釈すれば空中要塞から還元されたレイラのエネルギーがカミンスキー内部にレイラの分身を作り上げたということなのかしらん。

オカルト?!スチームパンク?!

カミンスキーの背後からレイラの思念がカミンスキーを抱きしめて身動きを取れないようにするわけです。

 

そしてコアを守るバリアに向けて合体したさくら機とクラーラ機が再び特攻。ついにバリアを突破した2機は分離。試製桜武操縦席から飛び出したさくらはカミンスキーの心臓をその刀で一突きにする。まぁ生身ってもこういう場面は演出的にわかります。

 

カミンスキーを倒し落下するさくらを機体から飛び出したクラーラが自らの翼を広げ受け止める。クラーラはクラーラで空飛ぶメカに乗ってる意味なしw地上では花組のメンバーがさくらとクラーラを待っていた。

オーラス

最後はクラーラを含む6人の花組で「スタァ誕生」を帝劇で熱唱。 桜の師匠、村雨さんはクラーラと同じく白い翼を広げ、どこかへと旅立つ。そしてカミンスキーの残骸が残された現場ではカミンスキーの魔力の欠片が宙を舞い新たな幻影を見せる。

 

で、今回つまり最終回のタイトルは

 

「大団円!明日への希望」

 

ってなってるんだけど全然そんな感じの終わり方じゃないよね。村雨さんの正体もカミンスキーが触れた謎の物体も答えを用意していない。いやシーズン2に持ち越し?!これで続きないんだったらなんなんだっていう話です。でも続編やるほどおもしろくないんだよね、ぶっちゃけ(失礼)。

一応、全話観てしまいましたけど。。。

全体の印象としたらキャラがのっぺりしていてあんまり生き生きしていないっていうのはあるんだけど、きらびやかな冒険活劇になっていないというか。スチームパンクというコンセプトからもズレまくっていたし最後はオカルトだし。OPとメカデザイン、メカ戦は良かったけどねぇ。

 

で、リベンジかどうかは知らないけれどw「サクラ革命」ってどういうこと?!はやくも「新サクラ大戦」はなかったことに?!。。。

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引用元https://sakura-kakumei.sega.jp/

sakura-kakumei.sega.jp

youtu.be

ちゃんとアニメしとるやんけ!!でもねぇメカは全然ダメw


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