おつかれさまです。
ついに公開
二度あることは三度ある。いや、この場合は三度目の正直ということで二度の公開延期を乗り越えてついに上映されました「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を観てまいりましたのでちょっと感想なんかをお話ししたいと思います、はい。
まずねこれは
ヴァイオレットちゃんと言う一人の女性の生き様の物語であると同時に三人の男性の物語でもあるのよね。
まあそれぞれ大佐中佐少佐まあ中佐は社長ですけども、この三人、皆ヴァイオレットちゃんの上司でありそれぞれの立場で彼女を見守り思い続ける男性たちであるわけです。
おとぎばなし
今回の映画の物語は例えればマトリョーシカと言うかひとつ人形を開いてみるとまたその中に別の人形が入っているかのように物語の中にさらなる物語があり最後にそれがヴァイオレットちゃんの生き様として生涯として集約されていく。その様がとても美しい言ってみれば現代のおとぎ話よね。
文明によって徐々に脇に追いやられていくであろう手紙、ドールと言う代筆業。ただ作品中でも新しい文明を否定するわけではなく共存していこうとする姿も描かれている。それはヴァイオレットちゃんの中の変わらないもの、変わっていくものの象徴でもあったりするわけです。
ヴァイオレットちゃんは
ずっと感情を殺して生きてきたヴァイオレットちゃん。彼女が映画のラストではどのようになるのか。
それこそが監督が話をしていた一人の女性の生き様なんでしょうね。何がハッピーエンドかどうかはやはり見た人の受け止め方次第になってしまうけれど 落ち着くべき所に落ち着いたように見せて、それでもまだ彼女の旅は終わったのか終わっていないのか。その終着駅はどこなのか。これからが本当の彼女の人生なのか 。
色々考えるさせられるラストシーンではありました。
想いが重い
上映終了後、近くの席の女の子が「これは鬼リピだわ」って言っていたけれどあたくし的にはリピートにはちょっと腰が重いと言いますが 想いが重すぎてちょっと胃もたれしそうな感じもしないでもないわね。ヴァイオレットちゃんの想いの強さ、その選択の行方がねぇ。
さて
あたくし初日に映画館にお邪魔したのですけれど京アニショップで先行販売していたグッズがないのよね。まあ速攻で売れてしまったのかもしれないけれどそれでも Fate の時よりはグッズが残っていたのでまだいいのかしらね。後日fateを観に行った時にコンセを覗いたらヴァイオレットちゃん関連のグッズは全く何もなくてう~ん、まいっちんぐ。
というか予告編でほとんどネタバレしてるような。。。原作ものだからいいのかなw