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あくまで夢の中の話 その8


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おつかれさまです。

川崎?

親戚の家、葬儀か通夜で集まったような感じ。中庭に面した部屋。親戚が集まっている。従妹なのか少し年下の女性とふたり、その家を後にする。

 

安アパートの一室のような場面。喪服から会社に行くスーツに着替えるために部屋を借りたのだろうか。デイユース的なものか。従姉妹に「川崎は好き?」と尋ねると「好き」と答える。どうやらここは川崎らしい。

 

いわれてみると窓から見える景色は工業地帯のような、だがもう一方の窓から見える景色は立川駅前?の気がする。従姉妹は生まれも育ちもこの街で、この街以外を知らないのだから「川崎は好き?」という質問は特に意味は持たないだろう。着替え終わり出発の時間が近づく。

 

従姉妹はテーブルの上のお茶やお菓子を片付けている。「智ちゃんはいい奥さんになりそうだね」とあたくし。従姉妹の名前はどうも智ちゃん?というらしい。智ちゃんは「どうして?」と訊いてくる。あたくしは智ちゃんの片付けの様子を見ながら「朝の段取りとか良さそうだからさ」とこたえると智ちゃんは苦笑いをする。

 

年下といってももう20代の後半である彼女は結婚のことは言われなれているのか、あまり本気に受け止めていないようだ。智ちゃんは気がついていないかもしれないが、あたくしは智ちゃんに特別な好意を持っていたがそれを伝えることもないまま安アパートを出て駅に向かう。


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