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TVアニメ「本好きの下克上」第二部第十話感想とか


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おつかれさまです。

今回のお話は 

正確には第二部二十四章。騎士団からの要請のお話。といいますか今回は呆れましたね。何に呆れたって貴女、冬の間、神殿に行かずにずっと家にいられると思っていたマインちゃんもマインちゃんだけど父親のギュンターもギュンターだわ。

 

何のためにマインちゃんが神殿で巫女見習なんてやってると思っているのよ。もうね、親からしてマインちゃんが仕事を放り出して自宅でゴロゴロしてるのが当然と思っていたりするのよね。

 

親バカなんじゃなくてただの非常識、子供が二人もいて自分も働いているのに世間知らずもいいところだわwマインちゃんの「下町の常識、神殿の非常識」っていうのと違う、完全にモンスターペアレントの発想なんだよね。

 

こういう大人がいると下町の人間ってのは狡猾で自己中心的なことしか考えていないって貴族連中から下に見られるのも無理ないわ。

ルッツにまで 

元々舐めた口を叩くルッツだけれど「言っちゃ悪いけどマインのうちより神殿の方が暖かいから冬の間は神殿にいた方がいい」なんて言われる始末。

 

父親としたら他人様貴族様に文句を言う前に自分の不甲斐なさを噛みしめていなきゃいけないでしょ、ほんと。

さて、後半は 

今回の後半はいつものマインちゃんお得意のやりがい搾取物語ではなくファンタジーRPGの世界。場合によっては都度マインちゃんが「ヤバいですね!」とか言っちゃいそうなくらいのファンタジーワールド全開の展開。

 

といっても構図としては

 

神官長、何かする→マインちゃん驚く

 

の繰り返し。マインちゃんが視聴者目線になっちゃってるんだけど、観てるこちらはちっとも驚かない。というのも描写も表現もベタベタなファンタジーで、もともと「ヤバいですね!」的な動きのある画で魅せるアニメじゃないから、騎士団がそろって出撃するシーンもマインちゃんが魔力を行使するシーンも緊張感がないw

 

「いい歳した大人が空飛ぶポニーにまたがって何やってんの?!」的な、別の言い方をすればコント的なシーンの連続で絶句。

 

まぁあたくし原作を未読なのであんまり作風云々は言えないのですけれど、今回はちょっとノリが緩すぎると申しましょうか。次回の為に緩急つけてるだけならいいんだけど、なんというか圧倒的に「平常営業」っていうのかしらん。

 

クライマックスに向けて胸のドキドキがあまりに不足。まったりしすぎで、かつての名言

 

「スロー過ぎて欠伸が出るぜ」

 

ってのを地でいっちゃってる感じw

 

このイラストみたいな動きのある緊張感が欲しいんですよ、アニメ版も。


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