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TVアニメ「本好きの下克上」第二部第六話感想とか


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おつかれさまです。

今回のお話は 

正確には第二部二十章。今回はルッツが考えもなしに家を飛び出し騒動をおこすお話。

 

そもそもこのルッツという子は職人の家に生まれながら承認を目指してベンノさんのもとで働いているのだけれど、その勤め先すら家族に話していない。家族に何をしているか話せないような仕事なんだからそりゃ反対もされるわよね。

 

職人のようにモノづくりを生業にしている人たちからすれば商人というのは何もせず右から左にものを動かしてピンハネをしているだけにしか見えないだろうしねぇ。マインちゃんのひっくるめて「汗水たらして働く」っていう発想がまったく感じられない。

 

兄弟が継接ぎのある襤褸をまとっているのにルッツだけは小奇麗な服をきて平民から神殿入りしたマインちゃんのお気に入りとして、その側仕えたちにもあれこれ指図している。あんまりいい感じはしないわよね。

ルッツの家出 

そんなルッツが家族と衝突して家出をする。ギルベルト商会に寝泊まりしているわけだけど、家族はルッツの勤め先も知らされていないので必死になって探すが見つからない。

 

自分の視点でしかものを考えられないマインちゃんは「家族なのにルッツの居場所を知らないの?!」なんて暢気なラリアットかましているが、そもそもルッツこそが家族にも仕事先を言えないようなことをしているという自覚があるからこその現況なわけでしょ。

 

お気に入りのルッツを手放したくないベンノさんはほかの使用人を差し置いてルッツを自分の後継者として養子にすることで事態の収拾をはかろうとするのだけれど、これもいささか性急というかベンノさんもそんな気持ちがあるのならまずルッツの家を訪ねて彼の両親に相談をすべきでしょうに。

 

ちょっと何が何でも契約でルッツを縛って自分の手元においておこうとする気持ちが怖いわ。これって、ただルッツの商才を見込んでとかだけじゃないでしょ、絶対。当然、親は反対するわよね。なんか怪しいもの。。。

マインちゃんはマインちゃんで 

自分の権力を行使してルッツとベンノさんの企みを成功させようとするわけだけども、その冷静さを欠いた判断に神官長からダメだしをされる。さすが神官長。マインちゃんやルッツが自分たちに都合のいい話しかしていないことをお見通し。

 

神官長はルッツ、ベンノさんとルッツの両親の話し合いの場ではマインちゃんに発言をさせずに黙っているように指示する。余計なことを言わないようにね。

話し合いの場 

ルッツとベンノさんはルッツの両親に対して仕事の内容等まったく事前に説明をしておらずいきなり養子縁組の話をして二人の関係を契約で縛っておこうとするが、ルッツの両親は正反対。契約ではなく親子とは気持ちだと語る。

 

そして勤め先や仕事内容を隠していたことがルッツとベンノさんに対する不信感を生み出していたことがわかる。

 

からしたらあくまで子供を預けるというスタンスなのにその預け先が「親から子供を奪う」ことしか考えていないような商人だったら安心できるはずがない。

 

神官長の調停によって双方の説明不足が解消され、ルッツはベンノさんのもとで商人としての修業が両親からも許される。

役立たずのマインちゃん 

結局今回はほぼ出番なしのマインちゃんでしたが、孤児院の院長という自分の肩書を利用しようとしたり相変わらずの小賢しさで手段を選ばないところは健在だったわね。

 

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