おつかれさまです。
久しぶりっていうのは
そう久しぶりっていうのは緊急事態宣言が出て映画館が休業していたものだからあたくしにとって劇場で映画を観ること自体が久しぶりってことなのよね。
「君の名は」を観るのが久しぶりってことじゃないわよ、ええ。というか久しぶりどころか「君の名は」を観るのは劇場・テレビ・配信含めてまったくの初めてということである意味、今回の再上映はあたくしにとって鑑賞のきっかけといいますかありがたいことでございます。
自称アニヲタなのに観てなかったの?
そうなんです。本日まったくの初見でございます。というかね、アニヲタだからって何でも観てるかっていったらそうでもないのよ。
ちなみにビッグタイトルだと「千と千尋の神隠し」。これも観たことないわよ。アニヲタなんっていってもあたくしの場合そんなもんだから、ぶっちゃけ。え?!深夜アニメヲタ?!それも自称でいうと違うような気がするんだけどねぇ。別に大メジャー作品や監督にアレルギーがあるわけじゃないわよwタイミングだわね。
まぁその~何のコンプレックスもないパンピー、最近使わないけど一般人のこと、のいや良識ある先輩諸兄の方々が週末に連れ立って鑑賞するのがセーフな立ち位置として安全圏にあるアニメ映画とかあんまりネチネチ語っても仕方ないので先延ばしにしているうちに上映終了ってことはありますw
サブカル系やラノベ系が特別好きってわけでもなくて。原作ものはだいたい未読だしねw映画の場合は上映時間と場所の都合があるからまぁたまたまチョイスが必ずしも趣味趣向通りってわけでもないのよね。ほんとうよ。
で、今更ですけど手垢まみれの感想とか
新海誠監督作品といえばあたくしにとっては「秒速~」。「すれ違いの美学」だと思うのです。しかしながら今作はエンタテインメント。娯楽作品としてきちんと「すれ違いの後」ではなく「すれ違いの先」を描くことに成功したって感じよね。
後も先も同じじゃないの?!
うん、まぁそういう見方もわかります。これは例えたら捨て鉢とヤケクソの違いっていうのかな。同じ自暴自棄でもネガとポジの違いってあるわよね。それと同じで「すれ違いの後・先」にも「しょうがない」と「しょうがなくない」があって、忘れていく、思い出せなくなっていく「君の名」を問い続けることの正しさを証明したいっていう世界なのかな。
「秒速~」の時は忘れていくことこそが生きること、正しいことなんだって言い聞かせているような感じでねぇ。。。「がむしゃら」だったり「ひたむき」だったり、そんな時間の先に待っていることやもの、くらし。
「君の名は」=「君の縄」=瀧君と三葉を結ぶ「飾り紐」のことなのよね。時空を超えてお互いに持っていたひとつの「飾り紐」。二人を結ぶつながりが途切れないのがこの映画の本質よね。「秒速~」だととことんつながらないからねぇw
あたくし騙されていました
で、今回初めて「君の名は」を鑑賞させていただいたのですけれどあたくし何処で騙されたのか今となっては定かではないんですけども、「逆襲のシャア」のニューガンダムがアクシズに対してよろしく瀧君と三葉が落下を阻止するために隕石を支える場面ってのを見た気がするんです。あれなんだったんだろう。
まさにおかしな夢を見ていたのかしらねw
いい夢、見ろよってやつです、はい。そうやって考えると柳沢慎吾先生おっしゃるところの「あばよ!」ってのもこの作品の根底にあるような気がせんでもないわねw
劇伴は「天気の子」の方が個人的には好みとか大きい声では言えません!w