「冴えない彼女の育てかたfine」観てきたわよ！その8週目（ネタバレありでございます）

おつかれさまです。

公開8週目にしてなかなかのもの

とうとう公開8週目突入。あたくしずっと同じ映画館で「冴えカノ」劇場版を観ておりますのでそろそろ移り行く景色がデジャヴとでも申しましょうか。「以前もこんなことが。。。」的な心理状態ではございますがそんなリピーターの皆様いかがお過ごしでしょうか。流石に8週目だと集客に不利な時間に1日1回ポッキリの上映になってしまっておりますが、それはそれ。大ヒット御礼記念来場者特典のおかげかｗなかなかの客入りでございます。

今更ながら予告編を振り返る

劇場版「冴えない彼女の育てかた Fine」本予告｜2019年10月26日（土）公開

まぁこれ当然と言えば当然なんですけど今になって予告編を観ると、うまく作っているというか、これだけ観ちゃえば映画本編を観なくても大丈夫じゃない（失礼）というかｗ。もちろん加藤恵さんと安芸君の話としては、ね。この予告編でうまくまとめちゃっているのよねぇ。

この劇場版の本当のテーマとは

そんなもんだから観劇後では「映画も冴えない製作委員会」が本当にやりたかったのは予告編で見せていない、澤村ちゃんと安芸君の十年、そして「あれから」ということなんじゃないかと勘繰ってしまうわね。エピローグは「冴えない彼女の育てかた　最終章」ってタイトルで霞ヶ丘先輩の妄想シナリオ。あくまで徹夜で仕上げたネタとしてのインディーズ時代の作品の続編って形なんだけどこれこそがぶっちゃけ劇場版でやりたかったこと、本編なんじゃないかしら。なんてねｗ。書き下ろしの特典小説もあくまでテーマとしては「あれから」。

10 years after

「あれから」十年も「これから」十年も。なんて歌っていたのは渡辺美里さんですが、「これからもつづいていく　blessinng softwareはおわらない」って4週目特典の描き下ろしピンナップに書いてあるように完結編を謳いながら描こうとしているものはあくまでも「終わりのない夢　終わりのない情熱」。エピローグ内で安芸君に「いつまでもくだらねぇ夢見てんじゃねぇよ。。。」と呟かせながらもこの映画のテーマは冴えカノ版「night of the knife」だったりするんじゃないかしらんと早朝の劇場を後にするあたくしなのでございました。