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2019年度 埼玉県高等学校演劇連盟 西部A地区 秋季地区発表会にお邪魔したわよ 埼玉県立新座総合技術高等学校 「カイソウ列車」 編


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おつかれさまです。

youtubeにモダンな?公式動画あるよね

二日目の二校目。youtubeにお堅い公式動画でおなじみの新座総合技術高校。埼玉県の県立高校だとそういうの珍しいわよね。他の県立高校もやったらいいと思うんだけどね、こういうの。イメージビデオってやつよね。

作り手の個人名はあえて伏せてる?

で、こちらはNSG演劇部作ということでNSGって新座総合技術の略よね。モダンだわ。まぁあたくしたちの世代だと新総技とかやっちゃいそうだけどそこはやっぱりなんというかなんでも略せばいいってもんじゃないってもんなのよね。いやそんな話じゃなくてチームとしての合作、バンドみたいなもんなのかしらね。顧問の先生とか生徒さんのオリジナルだと個人名だったりするじゃない?でもこういう表記というのはやっぱり米米CLUB的な、そういうことだと思うんです。印税がややこしくなりそうだわね。まぁそれはいいわよ。

ストーリーはね

家を飛び出した女子高生が事故に遭い、そこで気がつくとカイソウ列車なる怪しげな列車に乗り、たまたま隣になった乗客との会話から自分の立ち位置というか戻るべき場所を思い出す的なお話なんです。ちょっとね、これぶっちゃけホラーよホラー。和製ホラー。だけど映画と違うから音で驚かせるとかそういう下世話な感じじゃないのよ。演劇だから。ちゃんと会話劇。会話のなかで「なんかやべぇなぁ」とか「実はもう死んでんじゃね」なんてじわりじわり考えさせてくれる感じがね、とってもいいと思うんです。で、途中で出会ってたまたま臨席になる人が訳あり。でもそこからなんでもなかった女子高生がなんというか生きるヒントっていうのかな。若いうちはそういうのストレートに受け取るのちょっと苦手じゃない?でもこのカイソウ列車という特別な空間でならそれもありっていう。で、こういうの大人がやっちゃうとさ、結局説教臭くなっちゃって「はいはい、わかったわかった」みたいになっちゃうんだけど演者のみなさんの若さでそこら辺は上手いこと臭みがとれてる。NSG演劇部合作ってこともあるんだろうけど「誰かの主義主張どーん!」みたいな感じじゃなくてね。まぁそこは好き嫌いあるとは思うのよね。「こうあるべき」ってのをゴリゴリに大上段から押し付けてくるのが好きな人もいるだろうし。

振り返ることはできても戻ることはできない

「人に歴史あり」を「誰にでもある振り返るべき瞬間」にトランスレートしてホラーというオブラートに包んで「自分自身の瞬間を大切にする」っていうね、ところにきちんと着地させていたのは素敵だなと思いました、はい。いや作り手のNSG演劇部さんからしたらそんな話じゃないかもしれないけどねw

 

siro-touch.hatenablog.com

 


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