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2019年度 埼玉県高等学校演劇連盟 西部A地区 秋季地区発表会にお邪魔したわよ 細田学園高等学校 「ハップン&ハップン」 編


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おつかれさまです。

朝霞市、発表会は二日目もあります

今日も朝から高校演劇三昧。なんという優雅な過ごし方!会場の朝霞市コミュニティーセンターは緑に囲まれた朝霞市の文教地区といっていいのかしらね。体育館や図書館といった公共施設が集約された場所でございます。ホールは三階にあって舞台との距離は小さくとても見やすい。

関係ないけど昔、女子校だったわよね

1999年、世紀末が来るからかどうかわからないけれどChildren of the New Century、しなやかに時をくぐり抜けて男女共学になったみたいね。まぁそれはそうとこちらの舞台、これはね頭を空っぽにして観ないといけない感じ。なんだろうどこからどこまでがネタでどこからどこまでがマジなのか。入口でもらったプログラムだと探偵云々あるからこれ単純にハードボイルドチックなお話なのかなと思ったら何故か役者の話。そして推理劇はあらかじめ仕込まれた台本と。狙いなのかなぁ先入観を全部捨てて頭を空っぽにして観ていないと置いてきぼりにされてしまうような。あえて考える時間を与えないって作戦なのかしらん。そういった意味ではとってもスリリングな舞台で。そう、そもそも事件は起こったのか起こってすらいないのか。トリックの解明はすべて作り話だったのか。演者を演じるという難しいところに挑戦しているのが今回の細田学園高校さんの舞台。

考えれば考えるほど

まぁ芝居というのはそもそもが観客を騙すというのかな、その世界、目の前に架空の世界を作り上げてそこに誘うわけよね。みんな嘘だとわかっているけど「騙されたくて」集まっている。だからあえて「これは嘘ですよ」って舞台から語りかけたりすることはないのだけれど今回のこちらの舞台はどうもそこかしこから「騙されちゃだめだよ」っていうヒソヒソ声が聞こえてくるような。ちょっと油断すると「どっちが本当なんだよw」と思わずつぶやきたくなるような。コミカルかつシニカル。わかるのはわからないということだけっていう言葉遊びがピッタリくるような意図していたのかしていないのかっていう。

もしかして理解できなかったのあたくしだけ?

最初観た時ってまぁ映画じゃないから一回ポッキリなんですけども、あ、そういや最近ポッキリとか言わないわねぇ、まぁその一回ポッキリで幕が降りた後「あ~」とか「う~」とかしか出てこないwもう一回観たい、観たくなるのよね。わからないから。わからない自分に納得いかなくてもう一回観たくなる、ほんと不思議な舞台だったわ。なんだかとっても悔しいです。

 

何かと話題の小室哲哉さんが率いるTM NETWORKですけども1999年ってもう20年前なのよねぇ時の流れに身をまかせすぎて脱落しまくりのあたくしでございます。あたくしもしなやかに時をくぐり抜けたかったわ。。。

 


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