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2019年度 埼玉県高等学校演劇連盟 西部A地区 秋季地区発表会にお邪魔したわよ 埼玉県立和光国際高等学校 「大正ガアルズ時々ボウイ」 編


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ブログタイトル長すぎ

おつかれさまです。今日はフラッと出かけてみたのだけれど会場の朝霞市コミュニティーセンターには初めてお邪魔しました。こちらの施設内にはプラネタリウムがあるみたいなのだけれどよくわからなかったわ。ちょっと興味あったんだけど遅刻しそうだったんで調べてる余裕がなかったのよね。まぁ別にいいんだけどいいんだけどいいんだけど。

今日も一人で発表会よ

で、入口でプログラムを頂戴しまして座席へ。客層としたら基本生徒さんやOBOG、保護者の方なのかしらね。入口で名前と学校名を記帳するので、年増の独りオネェとしてはちょっと微妙な空気になるかもw嗚呼ロンリーチャップリン。まぁ気を取り直して座席へ。今日もアウェイ感マックスみたいな。

声がすごくいいんです

で、肝心の舞台のおはなしですけどもこれがね、舞台セットが立体的な作りというか手前と奥、上と下と演者の方が動き回ることがひとつの演出になっているのかしら。観ていて飽きないわよね、スピード感もあるし。こちらの公演であたくしとても感服いたしましたのは、演者の生徒さんたちの「声」。声の響きがとてもいいんですよ。おかしな話なんですけども目を閉じていても「声」を聴いているだけで舞台の様子、物語が目に浮かんでくるというか。「声」が客席に飛び込んでくるというのかしらね。ラジオドラマとしても成り立つくらいに「声」だけで芝居が成り立っているというかいやまぁ演劇だから観ること前提なんだけれどね、殺陣とかもあるし。でもこの公演に関してはほんとうに演者である生徒さんたちの声の芝居に説得力があって逆に目を閉じたままで声のやりとりだけを聴いていたいほど。

物語としてもいいんです

物語は不器用であるがゆえの直向きさというかある意味健康的すぎる若者たちの出会いと別れなんだけども、それはロストワールドでありながら「こうありたい!」っていう憧れでもあったりするわけで。直球すぎる青春群像の熱さ、時代に翻弄されながらも流されることなく愚直に自分を貫くっていうところをきちんと描いている公演だったと思うのよね、今回。まぁあたくしみたいなダメ人間からするとこういう「眩しすぎる等身大」っていう姿には辿り着くことができないわけで劇を観終わった後にちょっと悔しいといいますか羨ましいわよね、これを演じる、体感している生徒さんたちが、ね。

あたくしの話は別にいいんですけどもw

歳とると自分が納得するまで何かをやるってのが難しくなるからねぇ。昔ある人から「納得いかないって思うのが若いってことなんだよ」って言われたのね。歳とると「まぁいいや」って終わっちゃうらしいんだけど今まさにあたくしがそんな感じで今回の公演を観劇いたしまして自分自身の「失われた世界」に思いを馳せしみじみとしていた次第でございます。

気になったところ

ここの会場は一公演終わるたびにセットの入替の関係か客席エリアから退出しないといけないのよね。客席でひとり黄昏ているわけにもいかないのが玉に瑕と申しましょうか。比企地区とはまた違う感じなので軽くカルチャーショックw


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