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「海獣の子供」というタイトルに惹かれて観てきた映画の感想よ!


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おつかれさまです。

原作ありきの映画と割り切るべき?

そうねぇ。例によって例のごとくあたくしは原作未読組。映画は映画として完結すべきという姿勢で臨んでおりますのでそこんとこよろしくなのでございます。この映画に関しては原作があるのだからネタバレという視点というのはちょっと違うというか原作組からすると再現度の話になってくるだろうしあたくしのような未読組からすると単純に映画として面白いかそうでないかって話になってくるはずよね。まぁそんなわけでとりあえずの感想なんだけども映画としては「う~わかんねw」っていうところに落ち着いてしまったのよね。

映像は確かに素晴らしいです

アニメ版ってことでその映像のヌルヌル感ってのは凄いなって思うわよ、素直に。とくに初めの方の主人公、安海琉花の動き、制服姿で街を駆け抜けるところなんて、そのしなやかさに少年でも少女でもなく何か別の”若さ故の眩しさ”ってのを疾走感をもってして表現していることには思わず失禁してしまうほど。制服ってのはいつの時代も少年少女の軍服、戦闘服であるわけだけど、それ近年は萌要素に押され気味なわけじゃない?でもねこの映画だとちゃんと戦闘服として描かれているというのかな。あの年頃、中学生、高校生の頃ってのは見えない何かと戦っているわけですよ。まぁそれ結局自分自身との戦いだったするわけなんだけど、その戦闘服としてきちんと着こなしてる姿を描けてるっていうね、そこだけでもう充分な感じだったりしちゃうのであとはまぁ寝いやちゃんと起きていましたよ、もちろん。

芦田愛菜ちゃん声優としてもイケてる

主演のね芦田愛菜ちゃん。アニメ声優としてはあたくしはじめて作品を拝見させていただいたのですけども、これがね少年ぽくもあり少女ぽくでもありっていう、あの年頃の中性的な魅力っていうのをきちんと演じられていることがとても好印象だったのであとはまぁ寝いやちゃんと起きていましたよ、もちろん。

映画としてどうなの?!

で、映画のストーリーがね、夏休みの大冒険みたいな小さくまとまってるんだけど肝心の大冒険部分が無事に戻ってこれてよかったね、さぁ日常に戻ろうっていうほど有難味がないっていうか詳しくは原作をお読みください的なことなのかもしれないけれども、それちょっと違うんじゃないかなぁと思うのよね。風呂敷どんどん広げていって「さぁ夏休みの大冒険の始まりやで!」ってやっといて「風呂敷は畳めませんですが何かのお役にたてると思い恥ずかしながら帰ってまいりました」的な、ひと夏のロマンス x 冒険 これにて一件落着って作り手としたら尺の都合とかあるからオーディエンスのみなさんあとよろしく!って投げちゃってないかこれ?っていうね。そんなの考えすぎというかまぁ寝いやちゃんと起きてましたよ、もちろん。

せっかくの米津さんの歌も物語の余熱もなく

そんなもんだからエンディングの米津さんの歌もとくに沁みるということもなく、思わせぶりな言動で場つなぎした壮大なプロモーションビデオなんて気がしてくる始末。それくらいあたくしにとっては「う~わかんねw」っていう。ちょっとモヤモヤした感覚のままエンドロールを迎えてしまって、巨大なスクリーンに巨大な鯨が踊るような爽快感没入感を求めてしまった、そして梅雨空の東京で真夏の大海原冒険活劇を堪能しようなんてあたくしがそもそもいけなかったのかしらん。まぁこれから原作未読でご覧になる方はそのあたり腹を括っての鑑賞をお勧めしたいわね。

 

原作読んでいたら映画の印象もだいぶ変わってくるのかもしれないわね。

オリジナル画の再現性ってことではよくできているのかも。。。

映画作品の素晴らしいレビューがございますのでご紹介させていただきます。

www.otalog.jp

 


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