どうも。
今日、仕事帰りの話なんですが
何気に駅のホームで電車を待っていた時、
反対側のホームに停まっている電車の窓越しに幼稚園くらいの
男の子の兄弟がこちらに向かって手を振っているんです。
『俺かなぁ、どうも俺に向かって手を振っているような気がする』
と思ってまぁ連休中でホームに人もそんなにいなかったものですから
ふつうに手を振り返したんですけども、そうするとやっぱり向こうも
ニコニコしながらさらに一生懸命に手を振り返してくるんです。
だからこっちもまた手を振り返す。そして彼らも手を振り返す。
そうこうしているうちに彼らの乗った電車はゆっくりと動き出し
お互いますます一生懸命に笑顔で手を振っていたわけです。
この偶然、というか彼らの人生にとって忘れてしまうほどの
一瞬の出来事だと思うのですが自分にとっては
なにか眩しいものをみたような、
そんなセンチメンタル南向きな気分になってしまったのは、
もはや自分が「未来に生きる子供」ではなく「過去に生きる大人」
になってしまったことに気づかされる瞬間だったからなんだろうなぁと
思いながらホームに滑り込んできた電車に乗り込んだ次第でした。