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劇場版「プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章」の感想とか(ネタバレなし)

おつかれさまです。

わからん。。。 

まぁこれは仕方ない部分がありまして、あたくしはこの作品に関しましてはTVシリーズを適当に流していたと申しますか(失礼!)、プリンセスとアンジェが入れ替わっていたくらいの中途半端な知識しかないままでの鑑賞でした、はい。

 

そんなもんですから正直な話、ネタバレするほど物語についていけてなかったという感じでございまた。いや好きは好きなんだけどね。この作品には音楽から入っているから物語についてはあまり詳しくはないのです。。。

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引用元https://pripri-anime.jp/story/

冒頭に 

まぁTVシリーズでもそうだったと思うんですけど冒頭に世界観のちょっとした解説があります。ただね。TVシリーズ観ていた方は全然問題ないと思うんですけども、この劇場版でこの作品が初見の方だと、そもそもプリンセスのチームの立ち位置自体がよくわからねぇっていう。。。

 

彼女たちは共和国側のスパイとして王国に潜入しているってことでいいのよね?で、あたくしわからなかったのですけどプリンセスはどうして王国のスパイをしているのかっていうね。

 

もしかしたらめちゃくちゃ基本的なことなのかもしれないけれど、第一章を観た感じだとそのあたりのことはとくに説明がなかったんじゃないかしらね。

 

上手い作品ってそういう大前提がわからない、前作の知識も設定もわからない状態でもわりと勢いでグイグイいっちゃって観劇後に

 

「結局あれ何だったんだろうな」

 

と思う反面、

 

「細かいことはよくわからんがおもしろかった」

 

ってところに落ち着かせてくれるじゃない?!そういう感じじゃなくて、第一章ってこともあるのだけれど、もやもやしたままっていうのが正直な感想。

 

初見お断りとまでは言わないですけど印象としてはそういうアレなのかなと。

アクションシーン 

これ楽しみにしていた方も多いと思うんですけども、第一章はアクション少な目。冒頭に見せ場を持ってきちゃって後は会話劇みたいな構成だからね。尻すぼみじゃないけど、スカッとするような場面がない。まぁ物語的にもほろ苦いテイストなので狙っている構成なのかもしれない。

良かったところ 

これはやっぱり音楽。梶浦由記さんの手掛けるサウンドトラックがカッコいい。そしてVoid_Chordsさんの手掛けるOPとEDも良い。とくにOPはモノクロと静止画とビジュアルと絡むサウンドが素晴らしい。

 

ここでガッとテンション上がっちゃうのでその後の本編で余計にもやもやっとしてしまうんだけども。

で、声優さん 

アンジェの声優さんの交代がありました。まぁあたくしはTVシリーズを真剣に観ていたわけではないので、そんなに違和感ってのはなくて。でも元々のファンの方は少し淋しいものがあったと思うわね。

www.youtube.com

冒頭映像

仕方ないけど

ちょっと上映時間が短いよね。次の第2章まで遠いし。。。でも第1章が延期になったから第2章まで間隔が短くなったという不幸中の幸いも(失礼!)

 

主題歌は全章共通なのかしらん?!TVシリーズに続いて今回もカッコいいです

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引用元https://pripri-anime.jp/product/goods/

いいね!!

TVアニメ「ゲキドル」第八話の感想とか

おつかれさまです。

いよいよ?

アリスインシアター座長の榊原かをるとSMTプロデューサーの竹崎宏和。ふたりの過去と因縁が明かされ・・・そうで明かされない、ちょっともったいぶった(失礼!)回となっております、はい。

物語は 

冒頭、謎の機械で何処かと通信をしている榊原かをる。どうやら池袋ロスト直前の出来事のよう。

 

一方でアクトドールとの勝負に敗れ、失意のなか各務あいりの部屋を訪れた雛咲いづみ。アリスインシアターに復帰する意思を見せるが、そんな思いつきでの発言に各務あいりは激怒し掴み合いの喧嘩となる。

 

先に部屋にいた守野せりあの仲裁でなんとかふたりは喧嘩を止めることができ、吹っ切れた雛咲いづみはSMTを取り戻すため再度アクトドールと勝負すると宣言する。

 

SMTプロデューサー竹崎は榊原かをるにある条件を突きつける。SMTの劇場のキャパ3500人をアリスインシアターの全公演で超えれば債権を譲渡するという。そのかわり賭けに敗れた場合はビルと劇団を残して出ていかなくてはならない。

 

アリスインシアターの集客が伸び悩むなか、榊原かをるはSMTの「降臨武闘少女」を観劇し、竹崎と会う。

 

竹崎はかつて榊原かをるからシアトリカルマテリアルシステムを見せられ生きる意味を見出したと語る。竹崎の身代わりに死んだミキのことを一生消えない後悔とし、世界を憎む彼にとってシアトリカルマテリアルシステムの疑似世界で欲望を満たすことはこの世界から争いをなくすことだという。

 

この世界にまだ希望を持つ榊原かをるは竹崎との決別を選択する。千秋楽を皆に託し、一人池袋ロスト跡のクレーターに向かう榊原かをる。その先、クレーターの最深部には謎の機械があった。

いやだから 

ミキって誰なんだっていう。。。回想シーンのなかにアリスインシアター旗揚げの際に、榊原かをるが竹崎のいるアパートを訪ねる場面があるのだけれど、そのアパートのドアに「劇団 幹」って張り紙がしてあるのね。

 

ミキ=幹なのかはわからないけども、やさぐれた竹崎のもとを訪れる榊原かをるはどうも以前から彼のことを知っているような素振りなんだよね。だからミキと榊原かをるがなんらかの関係があるのかもしれない。

 

竹崎の方は彼女に固執するところはあってもミキとは別人の扱い。まったくもってしてミキの正体は今回も謎のまま。

竹崎の野望 

竹崎は過去のトラウマから世界に絶望し、人間の欲望を満たすためにシアトリカルマテリアルシステムの疑似世界を利用し、それによって誰かが誰かを傷つけずにすむ平和な世界を模索している、のかな。いやまぁ竹崎の本心はわからないけどね。

 

一方で榊原かをるは現実世界に希望を見出し、竹崎の描くシアトリカルマテリアルシステムの可能性を否定するわけだけど、一概に彼女だけが正しいとは言えないよねぇ。

 

確かに道徳の教科書的な「真っ当な」人間としては、この現実世界に強く生きようとする榊原かをるが正しいのだろうけども、心に深い傷を負った竹崎のような人間が架空の世界に逃げ込む、そしてその架空の世界を肥大化し誰もが欲望を満たしながら誰も傷つけることのない世界を構築する。その企てを簡単に否定することはできないわよ。

 

何が正しいかって言ったときに、

 

優しさ=正義

 

ではあっても

 

強さ=正義

 

ではないのよね。確かに竹崎は弱い。その弱さゆえに世界を歪な方向に導こうとしているように榊原かをるには見えている。

 

打ちのめされないタフさ。榊原かをるにあるそれは彼女にアリスインシアターという居場所があり仲間がいる、そこに希望があるからなんだよね。

 

ミキを失った竹崎には仲間も希望もない、あるのは孤独だけなんだ。その孤独からくる世界観を間違っていると否定することはできても、そこから救い出すことってのは難しい。

 

そこから出ることができない以上、竹崎にとっての唯一無二の世界、その世界での平和、平穏を実現する方法が他にないのだから彼はシアトリカルマテリアルシステムの可能性にしがみつくしかない。

 

竹崎の抱える空虚さ、それを埋めるものは希望なのだけれど現実世界に絶望している竹崎には、それを今いる場所で見つけることは難しい。。。

 

ED「トーキョーロンリーガール」80年代的な趣がカッコいいです。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観たので感想とか(ネタバレなし)

おつかれさまです。

ついに完結 

まぁなんて言ったらいいのかしらね。率直な感想としましては、

 

「納得はしかねるけど『らしい』終わり方」

 

っていうのかな。エヴァンゲリオン平常運転といいますか。「序」「破」「Q」ときて、とくに「Q」エヴァンゲリオンから離れてしまった人にも観てほしいとは思います。

 

「そういえばこんな感じだったな。。。」

 

と懐かしい気持ちになれるかもしれない。まぁ終劇として納得できるかどうかは別の話だけどね。あたくしは嫌いじゃないです、この終わり方。

もろもろありますが 

ネタバレなしなのでアレコレ書けないんですけども「Q」の続編として観た時に、エヴァのアクションはパワーアップしていてカッコいいです。今までは人の姿に近い動きが多かったけれど、今回の映画ではよりロボットに近づいた姿になったっていうのかな。ミリタリー色が強くなったわね。

 

で、それはいいんだけどねぇ

 

「この期に及んでさらに風呂敷を拡げるか?!」

 

ってのはあります。まぁ上映時間が150分をオーバーした長編だからね、最後まで目が離せない、飽きさせないギミックとしては必要なのかもしれない。

 

話の本筋としたらラスト30分、そこだけ観たらいいような気がしないでもないですけど(失礼!)やっぱりそこに至るまでの過程が大事だからね。

 

実際、劇中でも「生きる」ということに関しては結果ではなくて過程を丁寧に語っている。そんなわけで続編、そして完結編としてちゃんと初めから終わりまで観てほしい作品になっておりました。

 

TVシリーズから通して実は今まででいちばん丁寧に「生きる」ということを描いているような気がしたわね。

一方で 

これはもはやエヴァンゲリオンのお約束というか伝統芸能というか相変わらずなところですけども

 

「〇〇の△△が✕✕だと!!」

「※※に☆☆なんてそうはさせるか!!」

 

的なね展開。観客完全放置、観ている方は置いてきぼりっていういつものアレです、はい。

 

まぁそれも終わってみるとどうでも良くなってくるといいますか、エヴァンゲリオンにおける謎シーンってのは結局、

 

「自分がどうしたかったのか」

 

というのと

 

「自分の行動に対して責任の取り方」

 

っていうところに辿り着くための劇中劇みたいなもんだと。ちゃんと考察すると辻褄があうようにはなっているんだろうけど、今回の作品の着地点を思うに「立ち止まっていてはいけない」というか「こねくりまわすことの意味のなさ」。そういう理解の仕方でもいいのかもしれない。

これまでの 

本編の上映前に「これまでのヱヴァンゲリヲン新劇場版」があるんですけども、これがまたちっともわからんという(失礼!)。今までヱヴァンゲリヲン新劇場版を観たことない人がこれを観てシン・エヴァンゲリオン劇場版についてこれるかっていうとまぁ無理でしょうと。

www.youtube.com

「序」「破」と「Q」で出来てしまった溝を埋める作品が「シン・エヴァンゲリオン」であるわけだからシンジ君と同じように

 

「何があったのかさっぱりわからないよ!」

 

って、それも狙いなのかもしれないけれどね。

予告編について 

映画のなかには予告編だけ観とけば本編を観なくてもいいじゃん!的な作品もありますけど、この「シン・エヴァンゲリオン劇場版」についてはその心配は無用です。だいだい本編観てもよくわからないしね(失礼!)。

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予告編では「なんでこんなことになってるの?!」的なシーンもありますが本編の中ではきちんと流れがありますので安心です。しかし、その意味がわかるかどうかはまた別の話ではございます、はい。

グッズ関連 

あの一部で話題になりました初号機の腕のドリンクホルダー、使っている人は見かけませんでした。グッズは種類が多いけど色鉛筆とか劇中に出てきたのかな、よくわからん。

 

上映終了後だと真希波マリさんのグッズが品薄になっていた印象。真希波マリさんってレイやアスカと比べると格落ち感があったわけですけど、完結編にしてやっと居場所ができたという感じかな。

www.evangelion.co.jp

余談ですが 

まぁ上映劇場に到着して、まずトイレに行ったんですよ、トイレ。で、用を足しておりましたら前の回の上映を観たのかな?男子高校生三人組が「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の話を大きな声で楽しそうにしているじゃないですか。

 

まぁ感想を語り合うのはいいんだけど他所でやってくれないかしらね。「ゲンドウが~」とか「今回は~」とかさ、あたくしまだ観てないんだからネタバレするのやめてほしいわね。。。

 

ネタバレ回避でSNS禁止にしていても劇場で話を聞いちゃったら意味がないわ。まさか上映開始時刻10分前に劇場のトイレで最後のオチを聞いてしまうとは思わなかったわよ。

 

これはキツイわ。あと150分以上どうしてくれんだよっていうね。う~ん、まいっちんぐ

 

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TVアニメ「ゲキドル」第七話の感想とか

おつかれさまです。

話が飛びまくり 

公演中の「アリスインデッドリースクール」とアクトドールがどうなったのかわからないまま?シアトリカルマテリアルシステムの故障で三か月の休演を強いられることになた劇団アリスインシアター。いったい何が何やら。

 

まぁアクトドールであるアリスが大破したことでシステム全体が使い物にならなくなったってことなのかなぁ。このあたりはちゃんと説明しないといけないような気がいたします、はい。

物語は 

ビルの屋上より落下したドールはSMTプロデューサーである竹崎によって回収されていた。シアトリカルマテリアルシステムの故障で休演を余儀なくされていたアリスインシアターだったがついにシステムの修理が完了。ただアクトドールであるアリスについて訊かれた榊原かをるは「修理ができなかった」とこたえる。

 

アリスインシアターの次回公演は「降臨武闘少女」。かつて雛咲いづみと各務あいりのダブル主演で好評だった舞台だが、今回は各務あいりと守野せりあのダブル主演となり、喜ぶあいりと戸惑うせりあ。

 

一方、浅葱晃は劇団に自分の居場所があるのか苦悩していた。榊原かをるとともに劇団の創設メンバーである晃であったが、雛咲いづみ、各務あいり、そして守野せりあと主役を務める子たちが現れ、榊原かをるの夢を叶えるのは自分ではないと思い始めていた。

 

榊原かをるはビルのオーナーからアリスインシアターの経営難を告げられる。彼はすでにSMTの竹崎に相談したという。かをるは劇団の運営を創設メンバーである浅葱晃、佐藤愛美に託し、自分は当面の資金繰りに専念する。

 

SMTの竹崎は次回作「降臨武闘少女」の主演に修理完了したアリスインシアターのアクトドールを起用する。アクトドールは竹崎の記憶の中の少女「ミキ」を名乗る。

 

アクトドールは雛咲いづみと主演の座をかけて勝負するが、彼女にアリスインシアター脱退時のトラウマを見せて翻弄する。アクトドールとの勝負に敗北し失意の中、雛咲いづみはかつてのパードナーである各務あいりのもとを訪ねる。

因縁 

榊原かをるとSMTプロデューサー竹崎宏和の因縁に話が移ってきたといいますか。「ミキ」って誰なんだよっていう。。。で、その謎の少女「ミキ」とアクトドールのシルエットが似ているのはどういうことなのかと問い詰めたい。小一時間、問い詰めたい。

 

竹崎のことを嫌っていたような雛咲いづみがすっかり彼に靡いてしまった件についてもこの三か月の間にいったいなにがあったのか謎。

 

今話冒頭で

 

「苦しい状況に置かれた人の為にこそ演劇は必要だ」

 

といっていた竹崎がシアトリカルマテリアルシステムとアクトドールを手に入れどこを目指しているのか、何を企んでいるのか。しかもアリスインシアターと演目を重複させてくるという。あからさまなアリスインシアター潰し。

 

なんだろうねぇ。アリスインシアターにあるオリジナルのシアトリカルマテリアルシステムを入手して、この装置を使った舞台をSMTで独占したいのだろうか。いや、なんだかもっと捻くれた歪な理由があるに違いないわね。

 

榊原かをると竹崎の過去の関係が明らかになる時に彼の真の目的ってのもハッキリするのかしらん。で、そこに「ミキ」はいるのかと。

三角関係 

各務あいりを巡る三角関係。過去のパートナーである雛咲いづみと現在のバートナーである守野せりあ。この二人がホルモン丼屋で出会った際にライバルになったというのも役者としてということ以外にも、各務あいりとの絡みがあったりするのかしらねぇ。

 

自分を捨ててアリスインシアターからSMTに移籍した雛咲いづみが自分の元に戻ってきた時、各務あいりは今のパートナーである守野せりあとの関係をどうしていくのか、そこんところ興味あるわねぇ。どちらを選ぶのか。そして選ばれなかった方はどうなるのか。。。舞台の上だけじゃなくてね。

 

Blu-ray発売中ということはすでに物語の結末は判明していると?!

 

ゲキドルソングコレクション!

TVアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」第八話の感想とか

おつかれさまです。

いきなりの総集編 

なんの予告もなく今週は総集編でした。そんなもんで感想といっても今まで散々書いてきてしまったのでとくにはなかったり、でございます。

おさらい 

大戸アイ、青沼ねいる、川井リカ、沢木桃恵の四人が何のためにエッグの世界で戦っているのか、そのまとめとおさらいだったわね。

 

大戸アイ→親友 長瀬小糸を蘇生させるため 

青沼ねいる→自分を刺した妹を蘇生させるため 

川井リカ→ジュニアアイドル時代のファン ちえみを蘇生させるため 

沢木桃恵→自分を女の子として見てくれた友人 はるかを蘇生させるため 

 

それぞれの理由で「自殺した人間を生き返らせる」というまぁ現実離れした世界での話なんだけども、物語が進むにつれて自殺した子を蘇らせることよりもエッグ=彼女たち四人がそれぞれ抱えているコンプレックス を叩き潰されることなく守り抜く強さを手に入れることが重要になってくる感じよね。

 

エッグの世界では怪我はするけれど死にはしない、無敵状態の彼女たち。このギミックなんだけど、つまるところ彼女たちが戦う世界は逃げちゃいけない世界じゃないってことなのかな。「逃げちゃいけないなんてことはない」っていうのかな。

 

世界がひとつしかないとすれば、その世界での負傷はそのままダイレクトに自分の身体に残ることになる。しかし「家庭という世界」があり「学校という世界」がありさらに「エッグの世界」がある、彼女たちにとって「エッグの世界」がダメなら別の世界に避難してもいい。世界は無数にあるのだから、今、目の前にあるそこで命を落とすことはないという。

 

自殺してしまった子たちにとっては、今いるその世界がすべてだったんだよね、きっと。

 

彼女たちを蘇生するのはもちろん、長瀬小糸の件に代表されるような自殺した理由を知りたいということもあるだろうけども、その閉じられた世界をぶち破ってあげる為でもあるんじゃないかしらね。

後半戦にむけて 

まぁ今回の総集編は制作スケジュールの都合ってこともないんだろうけど。

 

後半戦にむかって

 

「30分でわかるワンダーエッグ・プライオリティ」

 

っていうことだったのかな。いや全然わかんないままだったわ。。。最終的な着地点となる長瀬小糸の自殺の真相はともかく、青沼ねいる、川井リカ、沢木桃恵の抱える事情もまったく解決しないまま。エッグの世界の案内人であるアカと裏アカについても謎のまま。

 

野島伸司さんの脚本だから最終的にハッピーエンドではなかったとしても、それぞれの着地点というのはちゃんと用意してあるんだろうけどね。

 

拡げるだけ拡げて「続きはスクリーンで!」みたいな展開もちょっぴりアリだとは思います、はい。

 

 

う~ん需要あります?!

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TVアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」第七話の感想とか

おつかれさまです。

母親と娘の関係 

今回は川井リカの家族関係。いなくなった父親を巡る母親と娘の関係がテーマ。同じ母子家庭でも大戸アイの場合とはまた違い、父親が誰かわからない、わからないからこそ色々と考えてしまう、川井リカの苦悩。

現実の世界 

今日は川井リカの誕生日。母親に居なくなった父親のことを尋ねるが、はぐらかして本当のことを言わない。中学に入学したら父親に会わせると約束をしていたが、それも叶わず本当の父親はわからないままだった。

 

今回はリカの育ちの悪さ(失礼!)というかそこに流されそうになるが必死に踏みとどまる彼女の姿を追いかけるって感じかな。ギリギリのところで正気を保つために彼女が選んだ手段は?っていう。

 

集まってリカの誕生日を祝う、大戸アイ、青沼ねいる、沢木桃恵。川井リカは母親に対しての愚痴をこぼすが、沢木桃恵はそれを窘める。また青沼ねいるは母親と川井リカがお互いを憎みあう共依存の関係をどこかで断ち切るべきだと諭す。

 

そんなふたりの言葉に取り乱した川井リカは席を立つ。彼女を追いかける大戸アイ。母子家庭であるふたりだが母親、父親との関係はまったく異なる。川井リカは声しか思い出せない父親だからこそ会いたいという。帰宅後川井リカは、何度目かのリストカットを試みる。

 

自らを傷つけることで汚い大人=母親から決別しようとしているのかな。母親を不浄な存在として忌み嫌っているんだよね。いつか自分も母親のような人間になってしまいそうで怖いんだ。

 

で、彼女たち四人の家族関係なんだけども、既出のように大戸アイと川井リカは母子家庭。青沼ねいるには両親がはじめから?いないことが明かされる。両親との関係にあたりさわりがなさそうなのが今のところ沢木桃恵だけ。

 

沢木桃恵のバランス感覚というかおじさまである沢木先生や川井リカの母親に対しても「誰かを悪く言わない」という感覚。誰に対しても善なる面を見ようとする、そのバランス感覚ってのは、このチームの良心ともいえるよね。

 

青沼ねいるは思ったことをそのまま口に出してしまうことを自分の欠点としていたけども、そこにもきちんとフォローをしている。周りが見えている子なんだね。まぁこのメンバーのなかでは、まとも故に影が薄いともいえるけども。

エッグの世界 

エッグから先生と呼ばれる敵。エッグはこの先生に心酔しているようだ。コスモの真理につなげ自らの業を消すという先生の存在に、川井リカは闘いを放棄し、取り込まれそうになる。

 

大戸アイ、青沼ねいる、沢木桃恵の呼びかけにも返答せず、

 

「私らしいって何だよ」「疲れた」

 

と無抵抗の川井リカに襲い掛かる先生。だが、すんでのところでアンチ対応のはずのお助けキャラが現れ、彼女を庇う。川井リカのことを母親だと思い込んでいるお助けキャラは命をかけて彼女を守ろうとする。

 

もう少しで自分勝手な母親になるところだったと自分を取り戻す川井リカ。

 

「ママがひとつだけ正しいことを教えてくれた」

「女に金を要求する男は全部偽物だ」

 

と。先生を倒し、エッグを正気に戻した彼女は自分の弱さを認め、弱いからこそ自分を傷つけながらも生きてやると誓う。

 

彼女たちが強くなっていくのは、家庭と学校以外にも自分の世界があるっていうことがわかったからだよね。自殺していった子たちというのは、その世界の狭さに絶望したともいえる。

 

コスモの真理は確かに広大なんだろうけど、それはあくまで他人が用意した世界で自分で切り拓いた世界ではない。だから、そこに取り込まれることはあっても居場所を作ることではないんだよって話なのかなぁ。流されて受け入れてしまうことは容易いが、それは世界を変えることではない。今回も難しいです。

再び現実世界 

帰宅後、時間の経ってしまったケーキを食べるリカに母親がいう。

 

「どうせあんたもあたしを捨てるんでしょ」

「うん、でも今じゃない」

 

と答える川井リカ。自分勝手に思える母親でも自分を捨てようとはしない。そして自分も弱り切った母親を捨てるような真似はしない。それが親子だろっていう。帰る場所があるのはいいことだよね。いずれそこを出ていかなくてはならないとしても。

うーん

前回で大戸アイちゃんが唐突に学校に行くことにしたわけだけど、その件に関して今回はほとんど触れられてなくてガッカリですよ。結局なんで学校に行くことにしたのかよくわからないまま。。。

 

川井リカの発言によると制服のスカートの丈を短くしていたみたいだから、以前よりも活発というかアクティブな自分を見せるというのかな、そういう感じなのかもしれない。

 

まさか沢木先生に対して色気づいたんじゃないんだろうね。。。

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引用元https://wonder-egg-priority.com/character/koito/

小糸ちゃん早く真相を教えて!!

 

マジですか!!これコスプレ需要あるの?!

劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」後編を観てきたので感想とか

おつかれさまです。

なんだかんだで観てしまう 

久しぶりの劇場版ということで期待値が高すぎた前編。その結果、前編は微妙な印象の感想になってしまいましたが、

 

「じゃあ後編は観なくていいや」

 

となったわけでもなく、ふつうに鑑賞してまいりました。

 

原作未読だから前編のつづきがどうなるの?っていうのはもちろんあるんですけども、やっぱり期待値はね、後編もそこそこ高かったりします、はい。

後編予告

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物語は 

一応本編の始まる前に前編のおさらい映像があるので

 

「もう前編の話は忘れちゃったよー!!」

 

とか

 

「ぶっちゃけ前編は観てないわー!!」

 

という方でも一応、安心でございます。

前編ダイジェスト

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で、物語は外部太陽系セーラー戦士の登場から前編ラストの場面につながっていきます。内部太陽系セーラー戦士のピンチにかけつけるっていう感じだわね。

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引用元https://sailormoon-movie.jp/story.html

で、そこからエリオス、タキシード仮面、セーラームーンの真の力を絡めつつデッド・ムーンの女王、ネヘレニアを倒して一件落着的な。

長い・・・ 

後編の上映時間は80分なわけですが、これまた前編同様とっても長く感じます。ぶっちゃけ120分くらいやっているのかなと思えるくらい。後編から出てきた外部太陽系セーラー戦士たちには、初戦以外これといった見せ場もないんだけど、サクサクと場面が進行するわけでもなく、なんだかとっても長く感じるのです。

 

後編は、ほとんどが戦闘シーンなんだけどメリハリがないんだよね。スピード感がない。ダラダラやっているって言ったらおかしいんだけど必殺技による攻撃シーンは使いまわしってこともあって新鮮味がないし。

 

だいたい敵より味方の方が頭数が多い時点でピンチ感がちょっと足りないわよね。セーラー戦士10人、タキシード仮面、エリオスの12人に対して敵はネヘレニア、ジルコニア、アマゾネス・カルテットの6人。倍ですよ倍。丸八羊毛パッドの高見山じゃないんだから。味方キャラが多すぎてそれぞれを生かしきれない典型。

いや、そもそも・・・

前編あっての後編で、そのあたりのつなぎはまぁいいんですけど、そもそもが後編から登場した外部太陽系セーラー戦士に対して説明がなくオーディエンスは序盤から置いてきぼり。

 

「この人たちは誰なの?過去に何があったの?」

 

っていうことに全然触れないから彼女たちの変身できないという葛藤が全く伝わらない。あげくに最強の能力者と匂わせる、スーパーセーラーサターンこと土萠ほたるちゃん

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引用元https://sailormoon-movie.jp/character.html

の過去と覚醒についてもほとんど説明なし。原作未読の人、映像化作品を未視聴の人、適当にしか観ていなかった(失礼!)人、この映画からセーラームーンに入った人、そしてちびっ子たち。この人たちはね、冒頭から置いてきぼりになってしまったと思うのよねぇ。

 

セーラーサターンが過去のある時点で何かを「やり損ねた」的な描写があるんだけど続編とはいえ前編になかったことはちゃんと説明しないとシーンに意味がなくなっちゃうと思うんだよね。

 

説明省いて80分にするならちゃんと説明して100分にしても良かったんじゃないかなぁ。

 

「詳しくは原作をご覧ください」

 

ってのは劇場作品として、ある意味説明責任を放棄した(失礼!)って気がしないでもないです。とくに前後編って上映形態を考えたらもっとできることもあったと思う。

 

まぁ説明しだしたら月野うさぎちゃん自体いったい何者なんだよってところか始めなきゃいけなくなっちゃうとかあるとは思うのだけれども、25周年企画の一環であるならば、まったくの新規、新世代のファンを獲得するため、もっと楽しませる努力ってのはちょっとあってもいいかな。

 

前後編全体に漂う

 

「ていうか誰なんだよ」感

 

ってのがね、観劇後のいちばんの印象っていったらなんだけどね。。。続きもので途中エピソードの映像化の宿命かもしれない。

エンドロールが終わるまで 

席を立つのはエンドロールが終わるまで待っていてほしいわね、今回。おまけじゃないけどメッセージがあります。まぁ今回の劇場版の評判がきちんとフィードバックされた新作とかあればいいけどねぇ。

 

鬼滅の刃のおかげでアニメというか作画、戦闘シーンには目が肥えてしまった方も多いと思うのでセーラームーンに関しても変身バンクはいいけど、他のシーンももっと力を入れてほしいわ。なんというかアクションというよりターン制バトルみたいなテンポなんだよね。交互に攻撃しているみたいな。

 

まぁ美少女戦士だからあんまり切った張ったって感じじゃなくて変身後必殺技一撃で倒すみたいな方がおさまりがいいのかな。

良かったところ 

相変わらず変身バンクはカッコいいです。とくにセーラーサターン

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これだけでも映画料金の価値はあります!!

 

これはかわいいです。

 

公式ビジュアルブック。エターナルよりスーパーの方がカッコいいような。

 

siro-touch.hatenablog.com

 

 


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